守谷市K様邸 屋根の補修と塗装 診断3

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コケの繁殖が見られます。
コケは塗膜が剥がれてきたところに食い付きます。コケが繁殖していないところでも、既に白っぽくなってきているところは塗膜が薄くなってきているところです。
一番の注目ポイントは、屋根材の下部の方です。変色しているのが分るでしょうか?これは縁切り処理をしていなかった為に発生するものです。水が下部のほうに溜まり、スレート材が内側から吸水する事により、塗膜の剥離を助長させてしまったのです。
スレート材は表面は塗装されているのですが、裏面は塗装されていない為、そちらから吸水する状況ですと、傷みの進行が早くなってしまうのです。
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塗り替え時に、非常に重要になるのが縁切り処理とタスペーサーです。しかし、K様のお宅は縁切り処理がされておらず、タスペーサーも挿入されていません。現在では屋根塗装時の常識中の常識となっております。
屋根を塗装すると、下図の通り、スレートとスレートの間を塗装で埋めてしまいます。
すると、一旦中に入った雨が抜ける事が出来ずに、勾配に逆らって屋根を登ってしまう現象が発生します。
これを「毛細管現象」と言います。その為スレートとスレートの間に隙間を確保する縁切り処理が大事になります。
また再度くっついてしまわぬようにタスペーサーという器具を挿入します。(↓写真参照)

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                                     タスペーサー