塗装職人の下積み~独立まで

塗装職人の世界へ足を踏み入れる

私は、10代の頃から汗を流して作業する事が好きで、建築職人の世界で
修行を続けました。
ある時、塗装職人の親方と出会い、
自分の手がけた汚れた家が新築のようにきれいになって行く過程を聞かされて、
魅力を感じ弟子入りする事にしました。

初めは、ゴミ拾いや下処理(ケレン)作業などばかりで、
塗らせてもらう事は出来ませんでした。
幸い、16歳~18歳のころ大工や町鳶を経験していたので
覚えが良いと評価され、早い段階で塗装させていただける
ようになりました。
親方の教えが上手かったおかげか、どんどん技術を吸収出来、
あっという間に5年が経っていました。

一人親方として独立

次第に自分の力をもっと試したい思いが強くなり
当時の親方に頭を下げ「自分でやってみたい」と伝えました。
最初は困惑した様子の親方でしたが、いさぎの良い職人だった
親方は、「やってみろ!」と背中を押してくれ、快く見送ってくれました。
期待と不安でいっぱいの独立をします。当時23歳

自営業の屋号を考えるのに随分と悩んだことを憶えています。
大工の後輩のアドバイスもあり、私の名前である直輝の輝をとり
輝建装(かがやきけんそう)でスタートする事に決めました。

before1
943bc5249dd507bfba39a1304ee26998-e1475931224133
2年後に、玄関のニスの塗り替えを任せてもらえるようになる。
劣化塗膜の剥離作業から始めるので、手間の大半を下処理でもっていかれます。

horizontal1
after1
玄関塗装の仕上ニスの上塗りを塗装中
剥離し、下地を整えたら、着色します。
その後、保護となるクリアー塗装(ニス塗装)を何回も塗り重ね、理想の塗膜感(肉持ち感)に仕上げます。
今はほとんどアルミ玄関だけど、昔は、木製玄関が多かったので、ニス塗装が最も手間のかかる塗装でした。