柏市の当社店舗にある外のベンチをモルタル造形+エイジング塗装④

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さて、いよいよモルタル造形+エイジング塗装の重要な最終工程である着色作業に入ります。

最初は、塗料の密着を良くするために下塗りにカチオンシーラーを全体に塗布します。

このカチオンシーラーは外壁塗装時の特にモルタル面での下塗りにも使用しその他、ブロック塀塗装時の下塗りにも使用するコンクリートやモルタルに最適な下塗りとなります。

カチオンシーラー乾燥後に一旦、ベースとして白で全体を塗装します。

エイジング塗装の場合のベース塗装は通常の外壁塗り替えの時とは違い、多少のムラや塗り残しがあっても問題ありません。


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木材風の背もたれは最初に薄い黄土色系を全体に塗布しウエスでランダムにふき取り、乾燥後に少し濃くした茶色を木の節部分を中心に塗布しウエスでたたいたりしてムラを出します。

腰掛け部分は、何色もの割石を敷き詰めた地面のような仕上げにしたかったので、オレンジ系やピンク系、グレー系を石ごとに塗り分けていきます。あくまでもベースは白い石にしたかったので割り振りを計算して塗り分けました。


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前回お話しした、鉄製マンホール風の部分は一度黒く塗装して、後でエイジングとして錆びた状態に仕上げていきます。

錆びには赤茶や黄色やこげ茶を何度も着色して本物のように見えるまで行います。


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こんな感じで仕上がりました。
錆びた鉄製マンホールのように見えますか?



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背もたれの木材を留めている風の金具もマンホールと同様に黒く着色し、錆を着色していきます。

このとき、錆汁が流れてるように着色すると、よりリアルに見えるようになります。
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こんな感じです。

少しシルバーで角をこすり塗りすると鉄っぽさがよりリアルになって、丸い釘のような部分の下に錆汁感を出すともう本物の金具のように見えてきますよね。

錆の出かたは、家の外壁周りを見てみたり公園の遊具や道路の横断陸橋などを観察してみると、どう発生するのかとても参考になると思います。
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ついでにベンチの足元も肘掛けもエイジング。

これ、もとはグレーのプラスチックです。

今回一番うまくいったのがこの錆の感じだと言ってもいいぐらい傑作です。
時間が有ったのでいつもより時間をかけて何回も調整したので当然ですが、このエイジング塗装は拘ればキリがないぐらいやり続けられるので、やろうと思えばまだまだ出来たんですが、この辺で止めときました。


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着色が終わり乾燥したら仕上げにクリアー塗装を行います。
このクリアーがすごく大切で、せっかくエイジング塗装で素晴らしい仕上がりになってもクリアーを塗装しないと、5年程度で色が褪せて白茶けてしまいます。
通常の外壁塗装(塗り替え)をされた事がある方ならお分かりかと思いますが、塗装したきっかけは新築時の外壁が色褪せてきたからという理由の方もいらっしゃると思います。
その外壁用の塗料を更に薄めてエイジング塗装に使用している様なものなので、クリアーでコーティングしないと、より色褪せしやすいという事です。

逆に、高耐久クリアーコートを塗装することによって、一般的な外壁塗装で使用するシリコン塗料で塗り替えを行うよりも色褪せはしなくなります。

車を例に例えると、高級車の一部はフッ素塗料を使用している場合もありますが、必ずクリアー塗装をしています。
フッ素塗料といえば住宅の塗り替えではかなりグレードが高い部類に入るのはご存じでしょうか?
ですが、フッ素塗装を行っても色褪せの進行は年々進むのでいずれチョーキングという粉ふき現象が発生します。
しかし、車のようにクリアー塗装を施していると10年後にもチョーキングが発生するほど塗膜劣化しませんよね?
これはクリアー塗装のおかげといっても過言ではありません。

弊社で取り扱っている日本ペイント認定施工店限定の塗料に
「ダイヤモンドコート」というものがありますが、この塗料も仕上げにクリアーコートを施す使用になっており、15年経っても色あせない塗料という位置づけになります。

つまり、このモルタル造形で作った壁面は、クリアーコートを塗装するので15年近く、その状態が保たれるというわけです。
しかも、もともとエイジングで古びた状態に仕上げるので、本当に汚れてもほとんどわからないというメリットもあります。


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完成です。

半艶のクリアーを塗るので少し艶が出ますが、ご希望によっては艶消しのクリアーを使用する事も可能です。

ハワイ風の灰皿も少し錆びたエイジングをしました。

次回は、弊社の資材置き場のアルミコンテナの壁にモルタル造形を施工しますのでまたご報告いたします。
弊社は、外壁塗装の専門職人が多いのでモルタル造形とは全く別の技術が必要です。
ですので、職人たちの研修も兼ねて会社の外壁や置き場の倉庫を練習台に技術を磨かせてから、実際のお客様のご依頼に携わらせています。

例えば玄関周りとか、ベランダ腰壁とか、ブロック塀とか
もちろん新築時の外壁全面にも、外壁塗装など外壁のリフォーム時にも使用可能です。

内装にも使用できますので、
「ビニールクロスだとつまらない」
「暖色系の照明などを使って荘厳な雰囲気の部屋にしたい」
「暖炉があるような西欧風のレンガ壁にしたい」
など拘った空間造りには下地を選ばず施工可能です。

千葉県の柏市、松戸市を中心に周辺地域はもちろん、
東京23区や茨城県、埼玉県からのご依頼もお受けいたします。

次回は、着色して仕上げのクリアー塗装まで一気に仕上げていきます。

外壁塗装や屋根リフォームの事なら
千葉県柏市の日本ペイント ダイヤモンドコート認定施工店
有限会社シャイン 代表の古住でした。