クリアー塗装の場合は、シーリングは塗る?塗らない?

今回は、非常にご説明の難しいクリアー塗装の際にシーリングも塗った方が良いのか、塗らない方が良いのかです。

まず、誤解のない様に塗料メーカー一律の注意事項があります。


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高弾性アクリルシリコンクリアーが特徴のセブンケミカルのセブンサイディングコートの注意書きです。
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日本ペイントのシェアNo1クリアー塗料「UVプロテクトクリアー」の注意書きです。
どちらも、シーリングの上には塗装を避けると記載してあります。

では、なぜ避ける必要が有るのでしょうか?
最近のサイディングに使用が推奨されているシーリングは、黒ずみを防止するために「ノンブリード型」が広く推奨されています。
このノンブリード型の上に塗装をすると、シーリングと塗料の密着が悪く、後々でクリアー膜が割れたり剥がれたりといった症状が高い確率で発生してしまうからです。
ノンブリード型ではないシーリングに塗装した場合は、ブリードして経年で黒ずんでしまいます。
※ブリードとは、シーリングに含まれる可塑剤が表面に塗った塗膜を柔らかくし、反硬化状態にしてしまい、ベタベタした状態になる為、埃などが付着し続け黒ずんでくる事を言います。

元々濃色サイディングの場合は、割れたり剥がれたりするよりも黒ずんでくるぐらいなら目立たないのであえてブリードさせれば大きな問題にはなりません。
淡彩なサイディングの場合にはシーリングも淡彩な色が使用されるので、ブリードして黒ずんでくると目地だけ黒く目立ってしまいます。その場合にはシーリングを後打替えとし、ノンブリード型のシーリングを使用すれば、問題は起こらなくなります。