UVプロテクトクリヤーの塗装について|千葉県松戸市 M様

ご質問

最近の話ですが、築10年で外壁はサイディングボードです。
外壁をUVプロテクト4Fクリヤー(艶あり)にて外壁塗装の施工を地元の業者に依頼しました。(千葉県 松戸市在住です)

一回目を塗りましたと説明されましたが、素人目では本当に塗ったかどうか分からない状態でした。
玄関周辺だけは艶が出ていたので塗った事が分かりました。

2回目の塗装で、ようやく玄関周辺以外も艶が出て塗ったっていうのを目で見て確認できましたが、
塗装面を触った感じだと明らかに玄関周囲のサイディングと違います。
玄関周囲のサイディング部分はツルルツしてるのですが、それ以外の面は艶はでているが、ザラザラして明らかに肌触りが違います。

業者に伺ったところ、正面以外は塗料の吸い込みが激しく一回塗りの状態では見分けが付かないとの事。
言っている事はなんとなくわかるのですが、明らかにツヤが違い過ぎて本当に全体を2回塗ってくれているのか不安です。
目立つ玄関周りだけ2回塗りするような手抜きはあり得ますか?
よろしくお願いします。

お答え

業界に携わる者として大変悔しい思いです。
残念ながら大いにあり得ます。

このようなケースはクリアー塗装に限らず、お客様の気づかないレベルで頻繁に行われております。
特に外壁よりも屋根工事の手抜き頻度はひどいものですよ。
塗装後、数年経過頃から徐々に剥がれが激しくなるような手抜きをされている建物が非常に多い現状です。
下から屋根を見てもわからないので気づいていないケースが多いですけどね。

本題に戻りますね。
弊社は日本ペイント認定施工店です。
UVプロテクトクリアについては熟知しておりますし、通常塗料でも言える事ですが、正面(玄関面)だけ吸い込まないで肌艶に明らかな違いがある事は考えにくいですね。

確かにベランダ面や西面は太陽光による紫外線劣化が進みやすいので、既存のサイディングの柄の色あせが大きく進んでしまうことは十分にあります。

ですので、例えば常に日影の面は、サイディングの表面劣化が軽微で、クリアーを塗った際に色つやがよりはっきり分かる事はあります。

しかし、玄関周囲だけ艶が出て塗った状態が分かり、両サイドの面は触った感じが明らかに違うというのは考えにくいですね。

もしそこまで面によって劣化度合いが著しく違うなら、そもそもサイディング素地の『劣化が著しい状態』との診断が該当するはずで、その場合はクリアー塗料は不適合になるからです。

現地診断が出来れば塗膜診断などで明確にわかります。今回は想像の域を出ませんので可能性としてのお話しになりますが、お客様が目にする玄関前だけ先にクリアー塗装を行い、その他の面は1回塗りで済まされている可能性は十分にあると思います。

塗装工事業界は、今回のような手抜き工事をされているお客様が非常に多い業界でもあります。
下請けに丸投げして施工させている会社(表向きは謳っていませんが)の方が多く、お客様と直接契約をする元請け会社自身が把握できていない事も多々あり、下請け工事店がどんな施工を行っているかも把握できていない管理不足が原因になっている事もあるので、お施主様側で自己防衛をしないと安心して任せられる会社を見間違える事になります。

今回はすでに工事も進み、塗り回数の証明は現実的に難しいと思いますので、あきらめる他ないと思いますが、塗膜保証の内容で剥がれに対して保証が明記されているのであれば、定期的にご自身で点検して明らかな剥がれが出ていないかチェックされる他には手だてはないかもしれませんね。

おそらくアフターの定期点検にもきてくれない会社だとは思いますので。

ちなみに、UVプロテクトクリアは、専用下塗り材が必要なく直接クリアーを塗装可能で密着は十分にしていると思いますので、紫外線が当たらない面は1回塗りでも十分に10年ぐらい持ってしまうので、注視するならベランダ面などの陽当たりが良い面で行ってみてください。

どうしてもご心配であれば松戸市はお近くなので、診断にお伺いさせて頂くことも可能です。