凍害のある外壁への塗装

凍害のあるサイディングへの下処理

凍害という言葉をご存知でしょうか。
冬場にサイディングボードに浸み込んだ水分が凍ってしまい、膨張することによってサイディングボード表面部分(塗膜)が浮き上がる症状の事をいいます。
膨らんだ塗膜はそのまま剥がれ、サイディングボード内部が露出した状態になってしまいます。

そのままの状態で放置してしまうと、塗膜によって守られていた撥水性が失われている為、そこから雨水などの水分が外壁内部に入り込んでしまいます。
そうなってしまうと外壁そのものが腐ってしまい、「外壁の交換」という大掛かりなリフォームが必要になってきます。

ただし、塗膜の密着不足により剥がれたりめくれたりする場合もあります。
自己判断で放置してしまうのは後々手遅れになってしまう恐れがありますので、
塗膜がぷっくりと膨れていたりめくれている箇所を発見したら、なるべく早めにプロの診断士に見てもらう事をお勧めいたします。

弊社では「診断・見積もり」は無料で行なっておりますので、お気軽にご連絡ください。

外壁全景のビフォーアフター

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凍害によって塗膜が剥がれ、サイディングボードの一部が欠損してしまった様子です。
診断の結果、補修と塗装でメンテナンスを行える状態と判断をしましたので、施工を行なっていきます。



下処理

高圧洗浄

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こびりついた埃やコケを水圧で除去します。
洗浄で落ちないカビなどは、除藻剤で除去していきます。
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ケレン

高圧洗浄だけでは取り除く事の出来なかった旧塗膜を、タワシ等を使用し、しっかりと落としていきます。
この作業を「ケレン」と言います。
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こちらも凍害により塗膜がプツプツと膨れてしまっている様子です。

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ケレン

旧塗膜が付着したままですと、新たに上から塗装を行なってもしっかりと密着せず、早期剥がれなどの原因になりますので、しっかりとケレン作業を行なっていきます。

欠損部パテ補修

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凍害が進み、サイディングボードの一部が剥がれ落ちてしまっている様子です。

このままですと、サイディングボードの中に水分などが入り込んでしまいますので、欠損している部分をパテで埋め、平らな状態にしていきます。

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欠損している箇所にパテを乗せ、平らな状態になるようにキレイに均していきます。
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パテ補修の完成です。

シーリング(コーキング)打ち替え

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サイディングボードのつなぎ目にある、シーリング材に劣化がみられました。
このままですと防水性が失われ、サイディングボード内部に水などが入り込んでしまいますので、新しいものへ交換を行なっていきます。
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劣化シーリング除去

まずは劣化したシーリング材の撤去を行なっていきます。
カッターなどを使用し、丁寧に除去していきます。
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プライマー塗布

この後に打ち込んでいくシーリングと外壁の接着剤の役目を果たす、プライマーを塗布していきます。
細かな箇所になりますので、ローラーではなく刷毛を使用し、丁寧に奥までしっかりと塗布していきます。

その後、しっかりと乾燥させます。
乾燥時間は、季節や温度、湿度によって変化しますので、その時の状況をしっかりと見極めて判断をしていきます。




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打ち込み

先ほど塗布したシーリングを乾燥させた後、新たなシーリング剤を打ち込んでいきます。

この時、空気や水分や油分などが付着してしまうと、早期に剥がれや膨れ、割れなどが発生しやすくなってしまいますので、慎重に打ち込んでいきます。
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均し

専用の工具を使用し、丁寧に均していきます。
この時も空気などが入り込んでしまわない様、慎重に均していきます。
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完成

新たに打ち込んだシーリング剤が完全に乾いてしまう前にマスキングテープを外して、完成となります。

塗装工程

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こちらのご自宅ではサイディングボードの角部に板金が使用されておりました。
下塗りには錆止めの役目もある塗料を塗布していきます。
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下塗り(浸透シーラー)

凍害により劣化が進んでおりましたので、サイディングボードの素地そのものをより強固にしてくれる、「浸透性シーラー」を塗布していきます。
この塗料は素地にどんどん吸い込んでいきますので、その吸い込みが収まるまで上から何度も塗り重ねていきます。
(メーカー規定内厳守)
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中塗り(パーフェクトサーフ)

中塗りにはパーフェクトサーフを塗布していきます。
窯業系サイディングボードの下塗りに非常に適した塗料で、きめが細かいので上塗りの吸い込みが少なく、また、隠ぺい性に優れていますので、濃い色から薄い色への塗り替えにも最適です。

先ほど板金部に錆止めを塗布しましたが、あの濃い茶色でもしっかりと隠ぺいしてくれます。
また、防藻・防カビ機能を有しておりますので汚れにも強い塗料です。


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上塗り(パーフェクトトップ)

パーフェクトトップは、塗料工業のパイオニアとして知られる日本ペイントの新技術「ラジカル制御技術」を用いた塗料です。
ラジカルが塗膜に触れるのを抑えることで紫外線による外壁の塗膜劣化を防ぎ、塗装の寿命を延ばしてくれます。



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完成

有機溶剤の含有が少ない水性塗料ですので、環境にも優しい塗料です。
ムラの無いように丁寧に仕上げ、外壁塗装の完成です。

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