流山市 玄関前庇補修と木部塗装
千葉県流山市 E様 外壁塗装・屋根補修概要
ビフォーアフター





千葉県流山市のE様より、住宅の劣化が気になるとご相談をいただきました。
お調べしたところ、玄関前庇(ひさし)のトタン屋根が手で持ち上げられてしまうほど下地が激しく劣化していました。出窓のモルタル外壁では、崩れ落ちかかっている部分がありました。また、木部は劣化が激しく多くの箇所で塗膜が剥がれていました。
施工範囲と保証期間
工事内容 | 使用材料 | 保証年数 |
---|---|---|
外壁塗装工事 | DANシリコンセラ 色番:ND-281 |
7年 |
屋根塗装工事 | 水性シリコンベスト 色番:ローマオレンジ |
7年 |
付帯塗装工事 | 一液ファインシリコンセラUV 色番:45-70A |
5年 |
玄関前庇補修


玄関先の庇(ひさし)の様子です。手で屋根が持ち上げられてしまいます。
劣化が激しく強風時はトタン屋根が持ち上がり、水が入り込んで内部木材の腐食を進めていたようでした。


庇の下地木材を新しいものと交換します。また、雨樋を隠すためだけに設置されていた飾り板も撤去します。庇の軒天部分は劣化して剥がれた塗膜を撤去し、結合部はコーキング材で補修します。


塗装をして、新しく雨樋を設置し玄関先庇の補修は完了です。
外壁補修・塗装


出窓部分のモルタル外壁は、崩れかかっている部分がありました。


崩れかかっている部分のモルタル外壁は、崩してから新たにモルタル補修を行います。





外壁塗装時は、補修した箇所に模様付けを行いながら塗装をします。他の箇所の外壁補修と下塗りが終わった後は「DANシリコンセラ」で上塗りをします。お色は、ND-281を使用いたしました。
木部塗装


木部は既存塗膜の剥離が激しく、塗替えの際は入念な下処理が必要な状態でした。


既存の塗膜が剥がれ、密着が悪いところに塗装をしてもすぐに剥がれてきてしまうので、劣化した塗膜を除去します。今回手作業では困難でしたので、電動工具を使用し劣化した塗膜をしっかり除去し下地調整をしました。


下地調整をしっかりした後は塗装をします。
屋根補修・塗装


屋根の棟板金のジョイント部分コーキングが劣化し剥落していたので、新しくコーキング材を充填します。
棟板金の釘が浮いていたので打ち込みます。釘頭には、コーキングを盛り付ける事により経年による抜けの防止や、微細な雨水の侵入を防ぐ役割をしてくれます。コーキング処理を怠るとそこからまた水が入り劣化が始まってしまいますので、しっかりと釘頭にコーキング処理を行いました。





屋根は汚れや苔で覆われていましたが塗装が可能な状態でした。塗装の前に、高圧洗浄で汚れやコケをきれいに落とします。下塗りは、屋根材が下塗り材を吸い込むのが止まるまで下塗り材を塗布し続け、表面に接着剤が出てきたのを確認してから次の塗装をします。今回は仕上げに「水性シリコンベスト」を使用しました。お色はローマオレンジを使用しました。
付帯塗装





木製の玄関扉も劣化した塗膜をしっかり除去し、入念に下地処理を行ってから塗装をしました。


完成

最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床などは高圧洗浄で長年の汚れをきれいに落としました。
木部の塗装は下地処理がとても重要になってきます。見積りをもらった際は下地調整がきちんと施工されるか、記載されている工事内容を良くチェックする必要があります。
千葉県流山市のE様、今回の外壁塗装と屋根塗装では大変お世話になりました。
定期点検の際にはご案内をお出ししますので、今後ともよろしくお願いいたします。