ベランダ周辺のコーナー出隅サイディングが直貼りによる凍害でフカフカになっていました。一見問題ないように見えたのですが、弊社の日本ペイント公認『リウォール診断士』は見逃しません!
数社の相見積で他社は大丈夫だからと通常の塗り替えで提案してきたようですが、弊社はズバリ交換とご提案させて頂きました。
お施主様は奥様で、しっかり塗装について調べられていたので、塗料どうのこうのよりも劣化に対する対策が十分な会社として弊社をご指名頂ました。
弱ったサイディングを撤去し、下地状態を確認ます。
外壁塗装は様々な劣化環境の下地に対して塗料を密着させるわけなので、ただ3回塗りすれば全てが長く持つ塗装になると考えている様では業界のプロとして失格です。
密着させる下地状態が重要なので、交換するものは交換し、大丈夫なものは補修と塗装で対応する使い分けが肝心です。
塗れる下地状態なのか、補修で済む状態なのか、交換が必要なのかを診断するツールと知識が弊社にはあるので、皆さんも一度弊社の外装診断を受けてみてください。
診断書は目から鱗というほど、皆さん納得し大変好評です。
※ちなみに診断は無料です。家の状態を知ってどうメンテナンスするかの準備にご利用ください。そのうち準備が出来て見積もりに再度シャインをお呼び頂けたら十分です。焦らせるようなこともしませんし、相見積も大歓迎ですから
出隅コーナーを適切な大きさにカット。写真はシャインのオールマイティー職人である伊藤です。
器用で覚えも早いので、張り替え工事や雨樋交換工事など、いろいろ助かっています。
もちろん塗装技術も上級者ですよ。
外装リフォームマニアック親方の私からしたら知識はまだまだですがね(笑)
今回はサイディングを止める為に釘よりも抜けにくいビスを使いますが、サイディングが割れてこないように下穴を開けます。
取付後です。
築20年のお宅でしたので、サイディングの厚みは12ミリで現在は最低でも14ミリ厚。ほんの少し出っ張る事も事前にご了承済みです。
柄も同じものがないので、類似するものを探してご提案させて頂きました。
同じ色で塗装してしまえば、あまり気にならないかと思います。それよりもちゃんと治って長く持ってくれること優先ですね。
目地は明日、シーリングする予定です。
そして、屋根塗装前に棟板金交換を行いました。
診断時に屋根に上がると棟板金が手でカタカタ動く状態でして、下地の桟木が若干腐食していることが分かり、板金ごと交換してしまう事になりました。
ここを見落として、塗装だけで済ませてしまうと、台風などで板金が飛んでしまう事も少なくないので、事前に気づいて良かったです。
屋根に上がらないで見積もりしたり、高所カメラで撮影しただけでは、決して発見できなかった症状です。
診断には画像だけでなく、お医者さんと一緒で触診も重要なんだとお判り頂ければと思います。
ここも私と伊藤で作業しました。
棟包み板金を剥がし、腐食した下地を解体します。
新しい棟桟木を釘ではなくビスでしっかりがっちり固定します。
吹き込む雨にも晒されないように、周囲にシリコンシーリングを施してから棟包みを被せて固定していきます。
この後の流れはまた追って施工事例ページかブログに投稿したいと思います。
さあ、明日はいよいよ千葉県流山市江戸川台の美容室HEARTさんのモルタル造形リフォームを行ってまいります。
低予算で効果覿面のモルタル造形でファサード(外観)の一部の仕事ですが、しっかり雰囲気が出るように造形したいと思います。
明日は雨だった場合は一日順延です。