千葉県柏市　Ｈ様邸　ファインシリコンセラUV　ケンエース　付帯塗装

長持ちの秘訣　コーキング打ち替え

塗膜が剥がれ下地材の劣化が見られました。
下地材を強化するためにプライマーを数回、吸い込みが止まるまでたっぷりと塗布します。

吸い込みが止まり濡れ感がでたらコーキング材を打ちます。
空気が入ると太陽光等の熱により膨張したり冷気で収縮しコーキング材に負担がかかるため空気が入らないよう注意します。

綺麗にならします。

マスキングを取り完成です。

幕板はちょっとしたことで塗装が剥がれる材質が多いです。
テープ剥離でまずは簡単に取れてしまう塗膜を除去します。

このようにたくさんの塗膜が簡単に剥がれてしまいました。
これでは雨が浸透し、下地材もボロボロになってしまいます。

長持ちの秘訣　徹底した下地補修

後程パテで補修するので、ヘラで塗膜を入念に剥がします。

H様邸の幕板上部は劣化が酷く、下地材が露出していました。
放置して塗ってしまうとまた塗膜が剥がれ５年程度でボロボロになってしまいます。

そこでファイン浸透シーラーという、素材に浸透して強化してくれる役目の液体を塗布します。
通常は１～２回、どんどん液体を吸い込んでいくのでその吸い込みがおさまるまで塗ります。
H様邸の幕板は４回で吸い込みが止まりました。

弾性パテを劣化した幕板にのせます。
ひび割れや繋ぎ部分には空気が入らないよう注意し、奥まで打ち込みます。

マスキングを取り、横面も綺麗に均します。
劣化した全ての幕板に行いました。

パテが完全に乾いたら下塗りをします。

長持ちの秘訣　塗布量・塗布回数を厳守

塗布量を守りムラの無いよう丁寧に塗り込みます。　

1回目・2回目とも同じ材料を使用しているので、色の境目がわかりにくくなる2回目は特にムラに注意して仕上げます。

長持ちの秘訣　徹底した下地処理

コーキング材を打ち込む前に、元々のクラック(ヒビ割れ) を、あえて拡げます。

刷毛で奥までたっぷり塗布します。

塗布量を守りムラの無いよう丁寧に塗り込みます。　

長持ちの秘訣　センスと心意気

外壁同様に塗布量が大切です。

1回目同様に塗布します。
見た目は変わりませんが塗膜が厚くなり本来の 耐久性になります。

軒天も劣化が見られましたので、塗膜の密着がよくなるよう、劣化部分を除去します。

コーキング材を打ち込みならしました。

軒天は下塗り上塗りとも日本ペイントのケンエース行います。

ケンエースは、かなり長く愛され続けている安定した塗料です。
ただし、浸透固着力は無く、逆に容易に膜を形成し易い塗料ですので、劣化した面や吸込みの激しい部材には、下塗りを入れないと剥がれやすい性質も有ります。

シャッターは特に凹凸が多いので、隙間に埃や油などが溜まりやすい形状です。
洗浄でも入念に落としましたが、研磨パッドなどを使用し軽めに磨く事によって、塗料の密着力も向上します。

よく、ネットで雨戸やシャッターなどに直接上塗りを行っている事例を見かけます。
確かに問題の無いケースも多いのですが、少しでもサビが残っていると、すぐに広がってしまったり、剥離する事も有ります。
耐久性という面で考えたら確実に錆止めを入れたいところです。

まずは軽めに捨て吹きと言われるような塗装をします。

2回目はムラを無くし均一に仕上げ、周りの養生を撤去し完成です。

長持ちの秘訣　Vカット工法

コーキング材を打ち込む前に、元々のクラック(ヒビ割れ) を、あえて拡げます。

刷毛でクラックの奥までたっぷり塗布します。

微弾性型の下地調整塗材を使用します。
厚みを付けて、微細なクラックを防ぐ効果があります。

ムラの無いように、手早く丁寧に塗ります。

上塗りだからと油断せず、中塗り同様にムラの無いよう塗布し、塀塗装の完成です。