柏市のシャイン 外壁の色選び!色あせしにくい色ってどんな色?
外壁塗装を考えたとき、どんな色にしようか、モダンな雰囲気か可憐な雰囲気か…と、色選びは本当にワクワクするポイントです!
自分の好きな色を選ぶのも良し、ご近所との調和を考えるも良し…
実は外壁塗装は色褪せしやすい色・色褪せしにくい色がある事をご存知ですか?
ご近所を注意深く見渡してみると、色あせしてるな~というお住まいが1件はあるはずです。
工事をしたら最低でも10年は付き合っていく色ですから、なるべくなら美観性を保ちたいところです。
先ほどから便宜上「色あせしにくい色」と書いていますが、実は色あせは色だけでは決まりません。
ここでは、外壁塗装で失敗しない為の色選びについて。
キーワードをふまえて、色褪せしにくい色・色褪せしやすい色とはどんな色なのかを紹介したいと思います。
巷で良く見る色あせしにくい色と言われている青、これってホント?!
インターネットで色あせしにくい色を調べてみると、青色が良く上げられているのを見かけます。
しかし、その情報を全て鵜呑みにする事は避けた方が良いかもしまれせん。
塗料の色は「顔料」と言われる、水や溶剤に溶けない粉末で色を付けています。
赤・黄色・青など原色に近い色の場合、その鮮やかな色を表現する為に化学顔料が使われています。
このように、原色に近い色は人口的に作られた顔料を使用している為、色が鮮やかであればあるほど色あせの進行が早くなります。
青色は、紫外線を反射する特性を持っているので色あせしにくい色として上げられている事があります。
しかし、外壁塗装の場合は白より青の方が早く劣化する為、白っぽくなり濃い青色ほど色あせが目立ってしまうのです。
この事から分かる様に、実は青色に関わらず、発色の良い色ほど人工的に作られたもののため色あせしやすい色なのです!
という事は、色あせを遅らせて外壁の美観性を保ちたいのであれば、人工的に作られた顔料(これを有機顔料と言います)ではなく、自然界の鉱物、土、金属から作られた顔料を使用した塗料を使えば良いのです。
これを無機顔料と言います。
◆Point! 色あせしやすいか色あせしにくいかは色で決まるものではなく、どんな顔料がどれだけ使用されているかで決まる。
◆Point! 人工的な(鮮やかな色)顔料は色あせの進行がはやい。
自然からの影響が大きい!紫外線や酸性雨等の自然の力で色あせが進行して行きます。
色あせという現象は、外壁だけではなく生活の身近な様々な場面で起こっています。
例えば衣服は日々の洗濯で外に干す機会が大変多いですが、だんだんと衣服の色が褪せてきます。
その為、裏返して干したりしますね。
光の当たる窓辺のカーテンも色あせが早いです。
この様に、色あせの原因は自然による力が関係しています。
特に影響が大きいのが太陽光、紫外線のよるものです。
外壁の場合は酸性雨も無視できません。
普段あまり意識しませんが、化学変化により他の物質に変わり、変色することもあります。
身近で起こる化学変化と言えば『酸化』が上げられます。
鉄に付着するサビは、鉄が酸化したものです。
酸化することで、鉄は『酸化鉄』という物質になります。
それによって、色が赤(赤サビ)や黒(黒サビ)へと変色してしまうのです。
このように化学変化によっても色の変化が起こりますので、これまでの色と違って見えてしまうので色あせしていると感じてしまうのです。
化学変化は、酸素や水分の他、熱(太陽光)でも起こります。
ここでも自然からの影響が大きい事がわかりますね。
外壁は日々、紫外線を浴び風雨にさらされながら私たちの家を守ってくれています。
その為、外壁の色褪せは避けられないものなのです。
色あせしやすい色と色あせしにくい色を知る事で、外壁塗装の色選びの参考にしていただければと思います。
1位 赤
2位 黄色
3位 紫・緑
色あせしやすい色は、発色が良く色鮮やかな原色に近い色が当てはまります。
+αとして先述致しました、濃い青色もこの色あせしやすい色に含まれます。
色あせしやすい色
1位
赤
光に対する耐性が低く、
更に原色系の鮮やかな赤は
色あせしやすく
色あせが目立ちやすい色です。
鮮やかな赤である東京タワーも、
5年に一度は塗り替えています。
色あせしやすい色
2位
黄色
黄色は色あせが一番早く起こる
色の一つだと言われています。
しかし同系色である黄土色は
色あせしにくいという
特徴を持っています。
色あせしやすい色
3位
紫.緑
自動車業界で紫は赤に次いで
色あせしやすいとされています。
紫といっても赤紫なのか
青紫なのかで色あせの
進行度が変わります。
赤紫の方が色あせの進行は早いです。
1位 白
2位 黒
この2色は、無機顔料である事が多いです。
色あせしにくい色
1位
白
白は最も色あせしにくい色です。
白は光を吸収しにくい特性を
持っています。
更に白は色があせたという事が
分かりづらい色です。
その為、最も色あせしにくい色
だと言えるのです。
しかし白にも弱点があります!
白は、
汚れが目立ちやすい色なのです。
色あせしにくい色
2位
黒
黒は白の次に
色あせしにくい色となります。
黒の色の元はカーボンブラック
というもので
光に分解されない性質を
持っています。
その為色あせはしにくいのですが
黒は汚れが目立ちやすい色です。
更に艶がなくなってくると
色あせたように感じてしまう事も
あるのです。
白と黒は色あせしにくい色!しかし汚れやすい色という共通の弱点が…
白色は色あせしにくい反面、カビや苔が発生すると他の色より汚れが目立ちやすいお色です。
黒色は中間色であるグレー等と比べると、汚れとの色対比が大きくなります。
その為、グレーよりは外壁の汚れが目立ってしまいます。
「黒って汚れにくいのでは?」と思いますよね。
自動車を思い浮かべて見て下さい。
こまめに洗浄しないと雨だれの汚れが目立ってしまったご経験はないでしょうか。
それと同じ事が外壁でも起きてしまう可能性があります。
汚れは目立つけど色あせしにくい白や黒を選びたい!
色あせしやすい色だけど、赤や黄色・青の原色を選びたい!
そのような時はどうしたら良いのでしょうか?
続きは次回お話しさせていただきます。
柏市のシャインは外壁屋根塗装・金属屋根の専門業者です。
何故、外壁の色あせが起きてしまうのか。
色あせしにくい色と色あせしやすい色を説明させて頂きました。
色選びに関して、疑問や不安等がありましたらお気軽に柏市のシャインまでご相談下さい!