写真は破風のサイディングのVカットの様子です。
このように元々のクラック(ヒビ割れ) を、あえて拡げます。
なぜわざわざ傷口を拡げるマネをするのか...
それには、ちゃんと理由があります。
それは、コーキング材の性能をフルに発揮させる為なんです。
簡単なことです。
コーキング材とは、 ざっくり言うと液状のゴムなんです。
一本の輪ゴムを引っ張って千切るより、10本の輪ゴムの方が中々
千切れないですよね?
出来るだけ、幅を拡げたほうがコーキング材は本来の千切れにくさを遺憾無く
発揮してくれるんですね。
Vカットを施すのは まさにそのためなんです。