千葉県柏市のシャイン事務所前にて外壁塗料と屋根塗料の耐候性試験の為に作った小屋が4年を迎えました。
これから外壁塗装をお考えの皆様へ、外壁塗装や屋根塗装をお考えの際に相見積を取られますよね?数社でお見積りを取られて提案を受ける際、この塗料は○○年持ちますと必ず言われませんか?
それって本当に正しいのか疑問に思ったことはございませんか?
本当にメーカーの言う期待耐用年数を鵜呑みにしていいのでしょうか?
持つって何をもって持つという判断なのか指標になる基準はご存知でしょうか?
フッ素塗料を使用したのに3年でなんとなく色あせてきたといったお話を聞いたことはございますか?
実はこういった「高い費用を払っていい塗料を使用したのに失敗した」というお話はよく相談される内容なのですが、その原因には大きく2つあります。
1、その使用した塗料メーカーは日本国内の大手系塗料メーカーの物ではなく、海外から来たものや二流、三流メーカーのものだった。
2、塗料は有名な塗料メーカーの物だったが、施工した職人が上塗りを1回塗りで更に薄めすぎた状態で塗膜厚が規定よりも薄く仕上がっている。(塗料代と人件費を省くため)
上記2つのうち1つが該当してしまうと、どんなに高級な塗料を使用しても意味がありません。
しかも、一般の方の目では塗装直後は判断が全くつきません。
このような話は、他のインターネット情報でも良く見かけると思いますが、弊社としてはさらに掘り下げて探求したいと思い、メーカーの出しているデータの耐候性が実際の住宅に使用されている建材や構造では果たして、どれくらいが限界なのかを確認したくなり、実験を始めました。
塗料メーカーの実験というのは、促進耐候試験といわれるキセノンランプ、スーパーUVなどと、暴露試験(宮古島が多い)が主流です。
暴露試験なら実際の太陽や風雨での試験なので信ぴょう性は高いと思ってはいますが、試験している素材は鉄板です。
昨今の住宅戸建てに使用されている鉄板の部分は実に少量で、実際に多いのは窯業系建材です。屋根は薄型スレートが8割ですし、外壁も窯業系サイディングが8割弱を占めていると言われています。他の2割程度がモルタルの外壁で、金属外壁というのは1割に満たないのが現実です。(窯業系サイディングの弱点が分かり始めてきているので徐々に金属系サイディングが増えつつありますが)
やはり実際に多く使用されている建材に塗装した状態での暴露試験が最も有効と考え、自社で実験を始めたという経緯です。
ここまでやっている会社は国内にどれだけいらっしゃるのかわかりませんが、千葉県ではほぼいないと思います。
もしやっている所とお知り合いになれたら是非、情報交換をしたいものです。
外壁塗料と屋根塗料の耐候性試験の為に作った小屋が4年を迎えました。|柏・松戸市の外壁塗装ならシャインにおまかせください。