ベランダが落ちかかっていた!新築時の瑕疵による原因と対策 千葉県柏市

外壁とベランダが剥離

瑕疵によるベランダ落下直前
ベランダに出るのも少し怖いぐらいですが、
ベランダの付け根と外壁が離れています。

柱建てしていないベランダなので、負荷をかけたら落ちる危険もある状態でした。


瑕疵によるベランダ落下直前
こちら側はまだ1センチほどしか傾いていなかったのですが、
実は前日に室内の壁を開口したした時に分かったのは、こちら側の方が内部の腐食が激しかったんです。

見た目では漏水による内部腐食の進行具合はわかりませんので、亀裂を見かけたら出来るだけ早めのプロによる診断が大切ですね。

営業目線の会社や量販店に頼むと、結局外注業者なので、まともにチェックできずに大げさに売り込まれるだけです。

せめて3~4社は相見積を取って、的確に細部まで調べれくれる業者を探せば、ちゃんと適切な工事方法が分かると思います。

水切りの腐食
新築当時の建築からして瑕疵が点在。

水切り笠木という部材で、なんの役目を果たしているのか誰が見てもわかる部材に対して、水が壁面内に入ってもおかしくない造りをしています。

分からない大工にはわからないのかもしれませんが、ぱっと見でアホです。
そりゃ板金も腐食するよね、雨水入っちゃうよね、っていう納め方になっています。

こういうところに気づかないでリフォームを提案する業者も多いので、本当によく業者を選んでくださいね。

今日はなんだかブログの口調も悪くなってしまい、申し訳ないのですが、こういう無知な職人の仕業というか、職人として恥ずかしい様な現場を見てしまい、不安がっているお客様の気持ちを察すると、怒りさえ覚えてしまうのです。

本当にゴメンナサイ。


室内の腐食診断

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まずは、畳を上げて、床下地を少し開口させて頂き床下をチェックします。

ベランダとはいえ、床下まで伝って柱を腐食させていたとしたら、結構な大掛かりな工事が必要になるからです。
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土台、柱、共に健全な状態でした。

すこーし雨染みのようなものがありますが、結露の可能性もあり、もし常に雨水に触れていたら、築20年前後でここまで健全な事はありませんから問題ないですね。
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次にメインの壁面の中です。

断熱材をかき分けて、
外壁裏面(防水紙部分)を露出させると・・・
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若干のカビや汚れはあるものの、

羽子板も錆びておらず、柱も梁に染みもほとんどなく意外と良好な状態。
恐らく防水紙がタイベックのグレードが良いものを張っていたせいかもしれません。

さて次は反対側・・・
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やはり、漏水して柱の外壁側の面だけが腐食して柔らかくなっていました。

梁も防水紙も染み方が反対側と全く違うのが分かります。

詳しくは下記の動画をごらんください。

瑕疵によるベランダ落下直前
外観ではほとんど気づかない様な今回の腐食ですが、
逆にベランダが傾きお客様でも判断できる劣化サインが出たので良かったのですが、もし、あのまま業者も気づかずに、
ただ外壁塗装だけをやってしまっていたらと思うとゾッとしますね。

一にも二にも、本質や構造を分かった診断ができる外装専門リフォーム会社に調査依頼をすれば家はちゃんと正しく治ります。
派手なホームページや資格・大手の安心感に惹かれる感情もわかりますが、この業界はそんなに単純ではないので、どうか是非本質を見抜いて頂きたいと思います。

もともとお客様は、
外壁塗装や屋根塗装の外装リフォームをご検討されていたので、今回を機にベランダは全撤去して、アルミ製のしかも柱建てで傾きの心配がないタイプでのリフォームを行う事で、安心して今後10年20年とお住いになって頂ければ幸いです。

工事が始まったらまた、施工事例かこちらのブログで報告したいと思います。