二松学舎大学柏キャンパス 大講義室耐震対策工事(天井張り替え)|柏市
二松学舎大学柏キャンパス1号館 大講義室の耐震対策工事
柏市にある二松学舎大学柏キャンパス1号館、大講義室の耐震対策工事(天井張り替え)を施工させて頂きました。
二松学舎大学の歴史を遡りますと、
1877(明治10年)に設立された大変な歴史がある学校です。
●卒業生の中には有名な歴史の人物もいらっしゃいます。
・夏目漱石
「近現代文学史にそびえる明治時代の文豪の一人であり、英文学者でもある。」
・嘉納 治五郎
「明治が生んだ偉大な教育家であると同時に、日本におけるスポーツの発展に功績を遺したことでも知られる。」
●舎長に就任された方の中にも歴史の偉人がいらっしゃいました。
・第3代舎長 渋沢 栄一
・第5代舎長 吉田 茂
そんなすばらしい歴所を持つ二松学舎大学の学び舎の修繕に貢献できる事は、
弊社としても光栄極まりなく、携わるスタッフも身を引き締めながら作業に従事させて頂きました。
まずは、大講義室のデスクと椅子を一時的に移動させて頂き、
床と壁面に汚れや傷がつかないよう、全面に養生シートを設置しました。
室内といえど、天井高があり、天井全面の張替え工事だったため、仮設足場で全面にステージを作ります。
照明撤去前
照明撤去後
既存の天井材、ジプトーンを解体していきます。
ジプトーンとは、縞模様の不規則な穴が開いたデザインが特徴的な天井材の事です。
オフィスや商業施設・公共施設などによく採用されているので、見た記憶があるという方も多いのではないでしょうか?
画像はジプトーン撤去後となります。
ジプトーン撤去後、LGSという軽量鉄骨材を組んでいきます。LGSとはLight Gauge Steelの略で、ライト(軽い)、ゲージ(規格)、スチール(鉄骨)を意味しています。この骨組みの上からボードを張り、天井が仕上げられているのです。
現場では「軽天工事」と呼ばれる事も多いです。
耐震クリップ
耐震クリップ施工
耐震ハンガー
耐震ハンガー施工
耐震ブレース施工
こちらの軽天部分に耐震金物を設置し、耐震補強工事を行います。
耐震ブレースとは、建物の内側もしくは外側から柱に骨組みを追加する耐震工事のことをいいます。
スクエアトーン設置完了
スクエアトーンは人の話し声(低・中音域での周波数)の吸音性能にとても優れた内装天井材で、人が集合するような学校や会議室などで最適な音響設計が可能となります。
また、ホルムアルデヒド吸収分解性能を付加していますので、シックスクール・シックハウスなどの対策も万全な建材です。
照明器具ワイヤー取り付け
照明器具ワイヤーボルト吊り
照明器具取り付け
スピーカー開口
スピーカー取り付け
足場撤去後
清掃作業
二松学舎大学柏キャンパス1号館 大講義室の耐震対策工事の完工です。
二松学舎大学柏キャンパス 大講堂室の耐震対策工事が無事に完工致しました。
柏市のシャインでは、オフィスビルや工場や社屋ビル、マンションなどの大規模修繕工事も行っております。
現地調査から図面作成、建物診断、お見積り、入居者様様への説明会なども一貫してご対応可能になりますので、
工場長様や管理組合様とのお打ち合わせも直接やりとりをする事により、ズレなくスムーズにご対応が可能な上、余計な中間費用を削減しつつ、施工も一貫管理ですので、高品質な工事をお約束致します。
今回は、校舎内装の改修工事をご依頼頂きましたが、他にも屋上防水工事(塩ビシート防水機械固定工法やアスファルト防水)の施工もお任せ頂き、雨漏りの解消など微力ながらお役立ちさせて頂いたりもしております。
【参考記事 】
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