茨城県守谷市 A様邸 外壁・屋根・付帯塗装
- 築年数
- 18年
- 坪数
- 36坪
- 外壁
- ファインシリコンフレッシュ 10年 色=1F外壁/ND-218 2F外壁=ND-102
- 屋根
- サーモアイ4F 10年 色=クールポローニャグリーン
- 付帯
- ファインシリコンフレッシュ 色=幕板・化粧板 45-30D その他=ND-155
外観












長年の埃やコケなどを水圧で除去していきます。
流し残しのないよう、丁寧にゆっくりと時間をかけて除去します。
流し残しのないよう、丁寧にゆっくりと時間をかけて除去します。

外壁に指で触れると、このように手についてしまっています。
この状態はチョーキングといい、塗り替えのサインの一つでもあります。
この状態はチョーキングといい、塗り替えのサインの一つでもあります。

今回、チョーキングは発生していましたが、クラックや壁自体に大きな欠損は見られませんでした。
ですが、配管の留め具が固定してあった箇所と思われる部分に、補修としてシリコンのコーキング材が打たれていました。
シリコンのコーキング材は塗料が乗らない性質がありますので、出来るだけ除去しモルタル補修を行っていきます。
ですが、配管の留め具が固定してあった箇所と思われる部分に、補修としてシリコンのコーキング材が打たれていました。
シリコンのコーキング材は塗料が乗らない性質がありますので、出来るだけ除去しモルタル補修を行っていきます。

補修してあったシリコンのコーキング材を丁寧に撤去してから、カチオンセメントを乗せ、均します。
カチオンセメントは、接着性・耐磨耗性・曲げ強度に優れた改修工事用下地調整モルタルです。
カチオンセメントは、接着性・耐磨耗性・曲げ強度に優れた改修工事用下地調整モルタルです。

カチオンセメントでキレイに均した後そのままにしてしまうと、その部分だけ平らになってしまいます。
既存の模様を損なわない様、刷毛を使用して部分的にパターン付けをしていきます。
既存の模様を損なわない様、刷毛を使用して部分的にパターン付けをしていきます。

パターン付けが完了しました。
この上に塗装を行っていきます。
この上に塗装を行っていきます。

下塗り(パーフェクトフィラー)
下塗りにはパーフェクトフィラーを採用させていただきました。
パーフェクトフィラーは、ひび割れなどの追従能力にとても優れた塗料で、中性化防止に役立ちます。
下塗りにはパーフェクトフィラーを採用させていただきました。
パーフェクトフィラーは、ひび割れなどの追従能力にとても優れた塗料で、中性化防止に役立ちます。

上塗り1回目(ファインシリコンフレッシュ)
日本ペイントのファインシリコンフレッシュを使用して上塗りを行っていきます。
ファインシリコンフレッシュは、防汚染性に優れた塗料で、光沢低下や変色が極めて少なく、高耐候性を存分に発揮してくれます。
日本ペイントのファインシリコンフレッシュを使用して上塗りを行っていきます。
ファインシリコンフレッシュは、防汚染性に優れた塗料で、光沢低下や変色が極めて少なく、高耐候性を存分に発揮してくれます。

上塗り2回目(ファインシリコンフレッシュ)
また、このファインシリコンフレッシュは、
F☆☆☆☆ですので、環境にとても優しい塗料です。
2回目も1回目同様丁寧に塗布していきます。
また、このファインシリコンフレッシュは、
F☆☆☆☆ですので、環境にとても優しい塗料です。
2回目も1回目同様丁寧に塗布していきます。

建物1階の一部分に使用されているサイディングボードは、全体的にコーキングが経年劣化によって、シール材の表層が破断してしまっていました。
劣化の進んでいる箇所は早年でシーリング機能が失われていると考えられます。
このままにしてしまうと、隙間から雨水が侵入してしまい、サイディング自体の劣化に繋がりますので、既存のシーリング材を撤去し、新しい物に打ち替えていきます。
劣化の進んでいる箇所は早年でシーリング機能が失われていると考えられます。
このままにしてしまうと、隙間から雨水が侵入してしまい、サイディング自体の劣化に繋がりますので、既存のシーリング材を撤去し、新しい物に打ち替えていきます。

まずは既存のシーリング材を専用工具を使い丁寧に撤去します。
シーリング材とシーリング材の密着力を高めるために、専用のプライマーを刷毛を使って丁寧に塗り込んでいきます。
シーリング材とシーリング材の密着力を高めるために、専用のプライマーを刷毛を使って丁寧に塗り込んでいきます。

その後、空気・油分などに細心の注意をはらいながら、コーキング材を丁寧に奥までたっぷりと打ち込んでいきます。

乾燥時間に注意をし、完全に乾く前にマスキングテープを剥がしたら、コーキングの打替えの完了です。



屋根塗装にとって一番最重要なのは、この高圧洗浄です。
下処理をしっかりしないと、どんなに良い塗料を使用し丁寧に塗っても、長持ちはしません。
シャインではこの屋根の高圧洗浄だけで3時間程度要します。
最大15Mpaの水圧で長年のコケや藻などを取り除きます。
下処理をしっかりしないと、どんなに良い塗料を使用し丁寧に塗っても、長持ちはしません。
シャインではこの屋根の高圧洗浄だけで3時間程度要します。
最大15Mpaの水圧で長年のコケや藻などを取り除きます。

縁切り材の挿入(タスペーサー)
塗り替え後の毛細管現象による雨漏りを防ぐために、タスペーサーという縁切り材を設置します。
これによって雨水が屋根に溜まる事を防ぎます。
塗り替え後の毛細管現象による雨漏りを防ぐために、タスペーサーという縁切り材を設置します。
これによって雨水が屋根に溜まる事を防ぎます。

棟包みの下処理を行います。
まずは長年こびりついた錆や汚れを、削り落とします。
この作業を怠ってしまうと、この上に塗装をしても長持ちはしません。
丁寧に擦り落としていきます。
まずは長年こびりついた錆や汚れを、削り落とします。
この作業を怠ってしまうと、この上に塗装をしても長持ちはしません。
丁寧に擦り落としていきます。

棟包みは金属ですので、防錆プライマーを塗布していきます。
塗り残しの無いよう、しっかりと塗布していきます。
塗り残しの無いよう、しっかりと塗布していきます。

棟包みのつなぎ目の部分のシーリング材も新たに打ち替えをしました。
ここをしっかりと打ち替えないと、雨漏りしてしまいます。
ここをしっかりと打ち替えないと、雨漏りしてしまいます。

釘頭のコーキング
板金部の釘頭はしっかりとコーキング材を乗せます。
新築時にはこの作業は行われていない為、長年経過するうちに緩んでしまい、強い風などで飛ばされてしまうケースも少なくありません。
しっかり打ち込み、コーキング材で固定しました。
板金部の釘頭はしっかりとコーキング材を乗せます。
新築時にはこの作業は行われていない為、長年経過するうちに緩んでしまい、強い風などで飛ばされてしまうケースも少なくありません。
しっかり打ち込み、コーキング材で固定しました。

雪止めの下処理
まず長年の錆や汚れをこすり落としました。
まず長年の錆や汚れをこすり落としました。

雪止め部も金属になりますので、板金部と同じように防錆プライマーを塗布していきます。
屋根が綺麗になっても、この部分が錆びてしまってはせっかくの塗装が台無しになってしまいますね。
塗り残しの無いよう、丁寧に塗布していきます。
屋根が綺麗になっても、この部分が錆びてしまってはせっかくの塗装が台無しになってしまいますね。
塗り残しの無いよう、丁寧に塗布していきます。

スレート瓦のクラック補修
クラック(ひび割れ)がありましたので、補修していきます。
この程度の軽微なクラックでしたら、補修で充分補えます。
ですが、疎かにしてしまっては雨漏りの原因になりますので、丁寧に補修していきます。
コーキング材をクラックの発生している部分に奥まで打ち込み、デコボコにならないよう丁寧に均していきます。
クラック(ひび割れ)がありましたので、補修していきます。
この程度の軽微なクラックでしたら、補修で充分補えます。
ですが、疎かにしてしまっては雨漏りの原因になりますので、丁寧に補修していきます。
コーキング材をクラックの発生している部分に奥まで打ち込み、デコボコにならないよう丁寧に均していきます。

スレート瓦に部分的に塗膜の剥がれが見られました。
このまま上から塗装してしまうと素地を痛めてしまいますし、せっかくの塗料もすぐ剥がれてしまいます。
屋根は見えない部分でもありますが、其れゆえ劣化してしまってもなかなか気がつく事が出来ません。
こういった箇所は特に気を使って補修していきます。
塗装前の下処理が重要になってきます。
このまま上から塗装してしまうと素地を痛めてしまいますし、せっかくの塗料もすぐ剥がれてしまいます。
屋根は見えない部分でもありますが、其れゆえ劣化してしまってもなかなか気がつく事が出来ません。
こういった箇所は特に気を使って補修していきます。
塗装前の下処理が重要になってきます。

剥がれた塗膜は高圧洗浄で取り除ける場合もあるのですが、
取りきれない部分や、デコボコになってしまっている部分を、ペーパーヤスリを使って丁寧に擦っていきます。
取りきれない部分や、デコボコになってしまっている部分を、ペーパーヤスリを使って丁寧に擦っていきます。

剥がれた塗膜の上にファイン浸透シーラーをローラーを使用して素地を強化していきます。
ファイン浸透シーラは、素材に浸透して素地を強化してくれる役目の液体です。
通常は1〜2回ですが、素地がシーラーをどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。
ファイン浸透シーラは、素材に浸透して素地を強化してくれる役目の液体です。
通常は1〜2回ですが、素地がシーラーをどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。

写真の濡れたようになっている部分はファイン浸透シーラーを塗布した部分です。
とても手間のかかる作業ですが、これを疎かにしてしまうと塗装が長持ちしませんし、素地の劣化にも繋がってしまいますので、手間を惜しまず丁寧にたっぷり塗り込んでいきました。
とても手間のかかる作業ですが、これを疎かにしてしまうと塗装が長持ちしませんし、素地の劣化にも繋がってしまいますので、手間を惜しまず丁寧にたっぷり塗り込んでいきました。

下塗り(サーモアイシーラー)
下塗りには日本ペイントのサーモアイシーラーを使用しました。
サーモアイシリーズは下塗りにも熱の反射性が有ります。
また、下地を強固にする役目もあります。
下塗りには日本ペイントのサーモアイシーラーを使用しました。
サーモアイシリーズは下塗りにも熱の反射性が有ります。
また、下地を強固にする役目もあります。

上塗り1回目(サーモアイ4F)
サーモアイ4Fは、弱溶剤タイプの2液形4フッ化フッ素樹脂塗料です。
4フッ化フッ素樹脂を使用しているため、サーモアイシリーズ中では最も耐候性、光沢保持性に優れています。
サーモアイ4Fは、弱溶剤タイプの2液形4フッ化フッ素樹脂塗料です。
4フッ化フッ素樹脂を使用しているため、サーモアイシリーズ中では最も耐候性、光沢保持性に優れています。

上塗り2回目(サーモアイ4F)
2回目も1回目同様に丁寧に塗布していきます。
サーモアイ4Fは、遮熱機能により屋根への蓄熱を抑制します。
熱が屋根にこもる事によって塗装が剥がれたりしてしまう事も防いでくれます。
丁寧に塗布したら、屋根塗装の完成です。
2回目も1回目同様に丁寧に塗布していきます。
サーモアイ4Fは、遮熱機能により屋根への蓄熱を抑制します。
熱が屋根にこもる事によって塗装が剥がれたりしてしまう事も防いでくれます。
丁寧に塗布したら、屋根塗装の完成です。








ケレン
まずは埃や汚れをペーパーヤスリや専用工具で落としていきます。
この作業で表面をなめらかにしていきます。
デコボコ状態の上に塗装をしてしまうと、剥がれの原因になってしまいますので、丁寧に行っていきます。
まずは埃や汚れをペーパーヤスリや専用工具で落としていきます。
この作業で表面をなめらかにしていきます。
デコボコ状態の上に塗装をしてしまうと、剥がれの原因になってしまいますので、丁寧に行っていきます。

下塗り(ファイン浸透シーラー)
ファイン浸透シーラーという、素材に浸透して素地を強化してくれる役目の液体を塗布していきます。
通常は1〜2回ですが、素地がシーラーをどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。
ファイン浸透シーラーという、素材に浸透して素地を強化してくれる役目の液体を塗布していきます。
通常は1〜2回ですが、素地がシーラーをどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。

上塗り1回目(ファインシリコンフレッシュ)
環境に優しいファインシリコンフレッシュを塗布していきます。
ファインシリコンフレッシュは、光沢低下や変色が極めて少なく、高耐候性を発揮してくれる塗料です。
環境に優しいファインシリコンフレッシュを塗布していきます。
ファインシリコンフレッシュは、光沢低下や変色が極めて少なく、高耐候性を発揮してくれる塗料です。

上塗り2回目(ファインシリコンフレッシュ)
1回目同様丁寧に塗布していきます。
ファインシリコンフレッシュはF☆☆☆☆ですので、
環境にとても優しい塗料です。
今回、グリーンをアクセントにしたシックな配色にしたいとのご依頼でしたので、お色はクールポローニャグリーンを採用させていただきました。
これで幕板の塗装は完成です。
1回目同様丁寧に塗布していきます。
ファインシリコンフレッシュはF☆☆☆☆ですので、
環境にとても優しい塗料です。
今回、グリーンをアクセントにしたシックな配色にしたいとのご依頼でしたので、お色はクールポローニャグリーンを採用させていただきました。
これで幕板の塗装は完成です。







高圧洗浄
まずは高圧洗浄で洗浄していきます。
この部分は汚れが溜まり易い場所ですので、徹底的に洗浄していきます。
まずは高圧洗浄で洗浄していきます。
この部分は汚れが溜まり易い場所ですので、徹底的に洗浄していきます。

ケレン
軒天の塗装が剥がれている箇所がありましたので補修を行っていきます。
洗浄だけ行ってそのまま塗装してしまうと、そこからまたすぐに剥がれてしまったりする原因になりますので、がんこたわしを使用して均していきます。
軒天の塗装が剥がれている箇所がありましたので補修を行っていきます。
洗浄だけ行ってそのまま塗装してしまうと、そこからまたすぐに剥がれてしまったりする原因になりますので、がんこたわしを使用して均していきます。

下塗り(ファイン浸透シーラー)
素地に浸透して素地を強化してくれる下塗り剤をたっぷり塗布します。
素地にどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。
素地に浸透して素地を強化してくれる下塗り剤をたっぷり塗布します。
素地にどんどん吸い込んでいきますので、吸い込みが収まるまで何度も塗布していきます。

上塗り1回目(ケンエースGⅡ)
軒天は日本ペイントのケンエースGⅡを使用して塗装を行っていきます。
ケンエースは下地への影響が非常に少なく、素材への浸透力が抜群の塗料です。
軒天は日本ペイントのケンエースGⅡを使用して塗装を行っていきます。
ケンエースは下地への影響が非常に少なく、素材への浸透力が抜群の塗料です。

上塗り2回目(ケンエースGⅡ)
また、ケンエースは、
防カビ、ヤニ止め性、シミ止め効果が強力な塗料ですので、
この様な箇所に塗布するにはピッタリの塗料です。
2回目も1回目同様、丁寧に塗布していきます。
また、ケンエースは、
防カビ、ヤニ止め性、シミ止め効果が強力な塗料ですので、
この様な箇所に塗布するにはピッタリの塗料です。
2回目も1回目同様、丁寧に塗布していきます。













弊社HPよりお問い合わせを頂きました。
幕板や破風板に塗膜の剥がれが出てきて2回目の塗替え工事を検討されたようです。施工中留守がちになられるという事で安心して施工を任せられる施工店をお探していました。
また今回は屋根には夏の暑さを軽減出来る遮熱型塗料での塗替えを、そして外壁は複数の塗料からそれぞれの特徴や耐久性を比べたうえで選びたいとのご要望がございました。

現地調査の際に実際に屋根あがらせていただき調査致しましたが、前回耐久性の高い塗料を選ばれて塗り替えたとのことでしたが各所に塗膜の剥がれがみられました。お話しをお伺いしたところ前回屋根塗装前後に雨が降り少し心配だったとのことでしたが、施工を急いだのかしっかりと乾燥時間を待たずに塗ってしまったのが窺えます。
消費税増税の影響でお問い合わせが増えご契約から施工まで期間が空いてしまいましたが、「シャインさんに任せるよ」と仰ってくださいました。心より感謝申し上げます。
茨城県守谷市A様、
シックな風合いに生まれ変わり大成功です!
奥様のセンスに脱帽です。
定期点検にてお会いできることを楽しみにしております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。