元々、北側に位置する階段や廊下でしたので、コケなどで汚れていました。
タキシートとタキステップを施工することで、外観イメージがガラッと変わり高級感も増した仕上がりになりました。
外壁塗装の際には、床面などのリフォームも一緒に行う事でワンランクもツーランクも見栄えが良くなります。
塗装前はグレーを基調にした建物でしたが、一般的に流行りの暖色系にすることでイメージも良くなり入居率UPにもつながると思います。
やわらかいブラウン系とベージュ系のツートーンでオシャレになりました。
屋根は経年劣化で、屋根材(薄型スレート材)の塗膜が劣化し、コケの繁殖も見られました。
コケは塗料密着の天敵ですので、入念に高圧洗浄を行い、約半日を要しました。
洗浄後、旧塗膜も全体的に剥がれたので、下塗りは浸透造膜シーラーで2回塗りを行いました。屋根の下塗りは吸い込みが止まるまでが原則なので、造膜シーラーでも吸い込んでしまい、2回塗りで止まりました。
上塗りももちろん2回塗りですので、計4回塗りの仕上げになっています。
使用した塗料はファインパーフェクトトップで、従来のシリコン塗料よりも耐候性が高く、シリコンとフッ素の間の耐候性能の位置づけになります。
目地シーリング(コーキング)を打ち替えます。撤去を行い、シーリングの密着を高めるプライマーを塗布し、高耐候型変性シリコンシーリングを充填します。サッシ周りシーリングは、破断している部分は打ち替えとし、劣化が軽微な部分は厚みを付けた増し打ちが標準となります。
その他の付帯部分も他社さんでは塗れないと言われたらしい部分も含め、あらゆるところを塗装させて頂きました。
専門知識が豊富にあれば、塗れないわけではない素材はたくさんあります。