茨城県牛久市にて新築中の外壁をグラデーション塗装で仕上げます。
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外壁にグラデーション塗装
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今日の投稿は、現在進行形の茨城県牛久市にて新築中の外壁をグラデーション塗装で仕上げるというミッションです。
今まで20年以上建築に携わってきましたが、中々ないですよ。というか建物全体を上から下に向かってグラデーションさせるのは初めての試みです。
今回は始まりから途中経過までは記事にしてみたいと思います。
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塗装の様々な工程
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塗装前はモルタルの状態です。
ここからただ着色しただけでは、モルタルのわずかな波状の仕上がりを塗ることで目立たせてしまいますので、
全体に一度模様をつけます。
模様は昔からスタンダードで現在も新築で使われ続けているオーソドックスなリシン吹きです。
こちらがリシンを吹付塗装した状態です。
細かい石の粒(骨材)入っていますので、ざらっとした仕上がりなのですが、これがモルタルの波打ちをごまかしてくれる役目もしてくれます。
そこに、グラデーションの為のライン出し(墨打ち)を行いました。
約20㎝に1ラインを基礎から軒先までですから、なかなかの仕事量でしたよ。
30列ぐらいでしょうか。
このラインに合わせて一色づつ塗っていくわけです。
最初に塗料の調色もしないと、どんな色をどれくらいブレンドすればいいのかわかりませんから、ちょっとづつ変化を加えた調色を施主様希望のグリーン系で作りました。
これだけで丸一日かかりました。汗
今日はここまでです。
今も弊社の職人が一生懸命グラデーションを作っているはずです。
完成したら、またこの牛久市の新築物件グラデーション塗装として記事にしたいと思います。
ちなみに仕上がりまでの工程は、養生→シーラー塗り→リシン吹き(2回)→墨出し→
グラデーション着色→もう一度グラデーション着色
で仕上がりとなります。
お施主様希望で、色の調整が必要になったのでまだ少し時間がかかりそうです。
最近天気も悪いですからね。