柏市 二松学舎大学附属中学校・高等学校 校舎屋上の塩ビシート防水工事
柏市にある二松学舎大学附属中学校・高等学校の校舎屋上の防水工事を施工しました。
校舎が雨漏りしており、何度補修しても直らなず長年お悩みだったそうです。
今回たまたまご縁があり屋上防水工事をご依頼いただきました。
現地調査をしたところ、雨漏りの原因になりうる箇所が多数見つかりました。
既存はアスファルト防水でしたが、一部アスファルト防水の上からシート防水で補修した跡がありました。(密着しないため膨れてしまっていました。)
校舎屋上のアスファルト防水層の上に、さらにアスファルト防水層をつくる補修がしてある箇所があったのですが、密着が悪く水が入り、補修跡の上を歩くとつなぎ目から水がしみ出てきていました。
何らかの原因で校舎屋上のアスファルト防水層に小さな穴が開き、そこに土や雨水が入りコケが生えてしまっていました。
特にビルやマンション・校舎などの大規模建築物では、雨漏りは部分補修では直りません。
部分補修に費用をかけても雨漏りは止まらないので、一ヵ所雨漏りしたら屋上全ての防水を修繕したほうが、長期的にみても建物の長持ちに繋がり、コスト削減になります。
弊社は雨漏りの原因となりうる箇所を徹底的に特定し、工事内容をご提案しております。
工事内容やかかる費用の根拠がわかるご提案で、お客様にご納得できる工事を心がけております。
今回は塩ビシート防水(機械的固定工法)をご採用いただきました。
機械式固定工法は既存の防水層を撤去することなく施工でき、下地の影響を受けにくくなっています。
短期間の工期で済むため、コストダウンにもつながります。
雨水が天井まで達し、雨染みが発生していました。
このまま雨漏りが進むと脆くなった天井が落ちることもありますし、そうでなくても見た目もよくありませんので、部分貼り替えをご提案させていただきました。
最初に雨水をすって脆くなり、美観性も悪くなってしまった天井を除去します。
ゴミが出るのでしっかり養生しました。
脆くなった天井はスクレーパーで削るだけでどんどんはがれます。
天井に合うようにカットした天井材にボンドを塗り、タッカーで止めて完成です。