積水ハウスの外壁塗装を施工する場合、下記の様な流れになります。
【下塗り処理】
下塗り塗料と呼ばれるシーラーかフィラーを、上塗り塗料と塗装面の密着性を高めるために使います。
シーラーは、モルタルやコンクリートなどの吸い込みの多い素地に対して使用されます。
吸い込みがあると、上塗り塗料の塗膜が接着しにくくなります。
そのため、シーラーは下地との密着性を高める接着剤のような役割があります。
シーラーは水性タイプと油性タイプがあり、劣化の状況や前回の塗料に合わせて選びます。
フィラーは、主にモルタル外壁のクラック補修や下地を平滑にするために使われます。
凸凹した下地を調整せずに上塗り塗料を使用すると、塗膜も同じように凸凹した感じになってしまいます。
フィラーには顔料や骨材、セメントなどの無機成分が多く使われており、粘度の高い下地調整材です。
フィラーはサイディング外壁には使用されません。
下塗り塗料は、どんなに良い上塗り塗料を使っても、しっかりと行わないと見た目や耐久性に影響が出る可能性があります。
下塗り塗料の種類や特徴を理解して、適切なものを選ぶことが大切です。
【中塗り、上塗り】
2~3回塗装を行う
ダインコンクリ―トの外壁塗装の場合は特に水性系塗料がおススメ!
なぜなら、ダインコンクリートは外壁材内部に断熱性を高める為の気泡があるため、透湿性の高い塗料を選んであげると良いでしょう

透湿性能が低い塗料を選んでしまうと、外壁にぷくぷくと熱ぶくれが起きてしまうことがあります。