大手ハウスメーカーの積水ハウスの外壁はメンテナンスフリーなの⁈調べた結果は
大手ハウスメーカーの積水ハウスの外壁ってメンテナンスフリーなの⁈
こんにちは、柏市のシャインです!!今回は私が気になっていたことを書いてみたいと思います。先日、積水ハウスの住宅に住んでいる知人から「積水ハウスの外壁ってメンテナンスフリーだから何もしたことがないのよ~」とえっっ?メンテナンスフリーの外壁なんてこの世の中にあったのか❓と衝撃を受けたのと同時に、積水ハウスの外壁ってどんなの使っているの?ととても気になってしまいました。調べてみて分かったことがあるのでこれからお伝えします!👇
ハウスメーカーの中でも積水ハウスの外壁は自社開発の特殊な外壁が使われており、
「塗装するのに注意をしなくてはいけない外壁」(難付着サイディング)と
「塗装がいらない外壁」があることがわかりました。
外壁の種類も何種類もありました。
ベルバーン(陶版でできた外壁)
ダインコンクリート
SHウォール(サイデイング)
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
ベルバーン「陶版外壁ベルバーン」は、⾃然素材から⽣まれる「焼き物」でありながら、工業製品として⾼い精度を両立。強度や耐久性など安定した品質管理がなされています。
釉薬は⾼温で焼き締めることでガラス質の安定した組成となり、表面硬度も釘より硬く、強度も強くなります。塗装とは異なり、夏の暑い⽇ざしや多雨多湿など厳しい天候にも変⾊や褪⾊が少なく、優れたメンテナンス性を発揮。
ダインコンクリート強度に優れる一般のコンクリートの利点はそのままに、一般のコンクリートでは難しかったハンドメイドによる緻密な表情と、味わい深いデザイン性が魅力のオリジナル外壁材「ダインコンクリート」。邸別に生産するカスタムメイドの独自の製法で、緻密なテクスチャーの美しいデザイン性、外壁としての高強度・高耐久の性能を実現しています。
SHウォールセラミックの外壁基材を、強く柔軟な鉄板と鋼製フレームで補強したハイブリッド構造。高い性能と耐震に有利な軽量化を両立し、暴風や飛来物などの衝撃に耐える強靭さと、優れた防火、防汚性能で住まいと暮らしを守ります。
積水ハウスのホームページを確認したところ、ベルバーンという陶版でできた外壁材を使用した外壁は塗り替えのメンテナンスは60年以上と書いてあるではありませんか!!
びっくりです❕❕
ダインコンクリートやSHウォールもタフクリア-30ハイブリッド光触媒仕様という塗装を施している場合は、塗り替えのメンテナンスが30年とのこと。
さすが大手ハウスメーカーの積水ハウスさんですね!!日々進化していますね👏👏👏
が、しかし、高耐久のタフクリア-30ハイブリッド光触媒仕様がでたのは2014年5月から
それよりも前に家を建てていたり、タフクリア-30で塗装をしていない場合はやはり15年毎に塗り替えやシーリング打ち替えのメンテナンスを検討した方が良さそうですね(゜-゜)
ベルバーンの外壁もシーリングの打ち替えは30年毎にメンテナンスが必要みたいですね。
☚ こちらは積水ハウスのメンテナンスサイクルの図になります。
従来のサイディングはやはり15年毎に1回くらいのペースで外壁の塗り替えとシーリングの打ち替えを考えた方が良さそうですね!
よ~く見てみると従来のサイディングだと、30年目には塗り替え、または貼り替えと書かれていますーーー(゚д゚)!
貼り替えをしたら予想以上の費用がかかってしまいますねー💦
費用の事を考えると劣化がひどくなる前にメンテナンスはしておいた方がいいですね!
インターネットで外壁塗装のタイミングと検索してみると、壁を手で触ってみて白いチョークの様な粉が手に付着すると塗り替え時期という記事をよく目にします。
これをチョーキング現象と言います。
しかし、積水ハウスのような自社開発をしている光触媒仕様の外壁材はチョーキング現象が起こりにくいです。
危険なのはシーリングにひびや隙間ができていることです。
(乾式目地ガスケットの場合もあり)
サイディングやタイルなどはパネルとパネルの間に継ぎ目ができるので、そこをシーリングで埋める為、外壁の表面にシーリングの目地が見えます。
外壁の目地部位分をよ~く見てみるとひび割れや隙間ができていることがあります。サイディングボードにひび割れが見つかる事もあります。
シーリングのひび割れ、隙間、サイディングの割れは放っておいてしまうと外壁の隙間から雨水が入り込み、大切なお家の寿命を縮めてしまうことになります。
早期にメンテナンスを検討した場合、健康なサイディングであればクリア塗装を2回塗りするだけでサイディングがよみがえります!
見てください!!
こちらのパネル写真は下側にクリア塗装を2回施したものになります。
写真なのでよく伝わらないかもしれませんが、実際は艶やかでキラキラ✨していて透明の塗料なので地のサイディングの色と柄も生かされ、新築のお家のようによみがえります!
さらに費用も通常の外壁塗装よりもお安く済みます💰
積水ハウスの外壁塗装は難付着サイディングだから塗装が大変だときいたことがあるけれど...
積水ハウスの外壁塗装を施工する場合、下記の様な流れになります。
【下塗り処理】
下塗り塗料と呼ばれるシーラーかフィラーを、上塗り塗料と塗装面の密着性を高めるために使います。
シーラーは、モルタルやコンクリートなどの吸い込みの多い素地に対して使用されます。
吸い込みがあると、上塗り塗料の塗膜が接着しにくくなります。
そのため、シーラーは下地との密着性を高める接着剤のような役割があります。
シーラーは水性タイプと油性タイプがあり、劣化の状況や前回の塗料に合わせて選びます。
フィラーは、主にモルタル外壁のクラック補修や下地を平滑にするために使われます。
凸凹した下地を調整せずに上塗り塗料を使用すると、塗膜も同じように凸凹した感じになってしまいます。
フィラーには顔料や骨材、セメントなどの無機成分が多く使われており、粘度の高い下地調整材です。
フィラーはサイディング外壁には使用されません。
下塗り塗料は、どんなに良い上塗り塗料を使っても、しっかりと行わないと見た目や耐久性に影響が出る可能性があります。
下塗り塗料の種類や特徴を理解して、適切なものを選ぶことが大切です。
【中塗り、上塗り】
2~3回塗装を行う
ダインコンクリ―トの外壁塗装の場合は特に水性系塗料がおススメ!
なぜなら、ダインコンクリートは外壁材内部に断熱性を高める為の気泡があるため、透湿性の高い塗料を選んであげると良いでしょう✨
透湿性能が低い塗料を選んでしまうと、外壁にぷくぷくと熱ぶくれが起きてしまうことがあります。
先ほども書かせていただきましたが、
積水ハウスの外壁材は自社開発された光触媒仕様の外壁の為、
知識のない職人が塗装を行うと、塗装後に塗膜が剥がれてきてしまいます。
シャインでは難付着サイディングの塗膜剥がれを起こさない為に下地の事を日々研究し、実際に実験を行っています🔍
JISで規定されている試験で【碁盤目試験】というものがあります。
碁盤目試験法、クロスカット試験法は塗装の重要な品質性能である密着性・付着性を調べる試験です。
テスト方法が簡単で、結果がすぐに得られるのでもっとも広く採用されている塗装の密着性試験です。
【碁盤目試験】
①塗膜に格子状のカットを入れる
②セロハンテープを貼って剥がす
⇧
通常はセロハンテープで良いのですが、うちの塗装マニアな社長は粘着力の強いガムテープを使用します(笑)
③剥がれた格子の碁盤目の状態を確認し、密着性を調べます。
こちらは当店で行った碁盤目試験です。見てください!!
写真左は下地に水性パーフェクトシーラーを塗装、写真右は下地に強化シーラーを塗装して比較してみました。写真左:水性パーフェクトシーラーで下塗りした塗装は碁盤目試験の結果、塗膜剥がれは起きませんでした!難付着のサイディングボードにはパーフェクトシーラーなどの難付着対応型が良いことがわかります🔍
中には、難付着対応型シーラーとして販売されていても、サイディングとの相性などの影響もあり、付着力が弱いメーカーのシーラーも存在しますので、現場を熟知した職人による密着テストの実施なども重要だったりします。
柏市のシャインでは日々、この様な実験を繰り返し長持ちする外壁塗装が出来るように勉強しております。
シャインの社長は積水ハウスの下請けをしていたので、積水ハウスの外壁事情も分かっていますし、もちろん実績もあります!
積水ハウスのメーカーで外壁の見積りをしたら予想以上に高額で「どうしようか」迷っている方などいらっしゃいましたら、
ぜひ柏市のシャインにご相談くださいませ(^▽^)/
柏市のシャインは外壁屋根塗装工事・金属屋根の専門店です。
シャインでは、お客様の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけております。そしてシャインでは常に、【無料相談】【無料見積り】【無料診断】を行っております。お気軽にお問い合わせください!