パナソニックホームズの外壁と屋根のメンテナンスについて

みなさんこんにちは！
柏・松戸市の外装屋根塗装と金属屋根専門店のシャインです！

最近千葉県では震度1以上の揺れが何回も起きています。
ニュースでも「今後、震度5弱程度の強い揺れを伴う地震が起きる可能性がある」として注意を呼び掛けていました💦

柏市から下記の防災メールも届きました。
【注意喚起】地震から身を守りましょう
ここ数日、千葉県東方沖で地震活動が続いています。
地震に対しては、その時の行動と日頃の備えが大切です。
今一度、地震への備えを確認し、いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように対策しておきましょう。
◎日頃からの備え
1.非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品(ペット分含む)を準備しておく
2.家具の固定し、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておく
3.ガラスには飛散防止フィルムを貼る
4.地震発生時の連絡手段や避難所について、あらかじめ家庭で話し合っておく

◎地震で心がける行動
1.屋内にいる場合は、扉を開けて丈夫な机の下など安全な場所へ避難
2.屋外にいる場合は、ブロック塀や看板から離れ、頭を守る
3.エレベーターの中にいる場合は、全てのフロアのボタンを押し、最寄りの階で停止させてすぐに降りる

不安な気持ちになってしまいますが、上記のことを心がけて日々生活していこうと思っております！

さて、今回は地震に強いと話題のパナソニックホームズの外壁、屋根メンテナンスについてお伝えしていきます(^^)/

パナソニックホームズとは

パナソニックホームズ（旧社名：ナショナル住宅建材株式会社 → ナショナル住宅産業株式会社 → パナホーム株式会社）は、大阪府豊中市に本社を置く住宅総合メーカーです。

「パナホ～ム♪」のCMで私には馴染みがあったのですが、2018年からパナソニックホームズに社名変更されたそうです。

以下に、パナソニックホームズの特徴をいくつかご紹介します

言動一致のハウスメーカー: パナソニックホームズは、経営の神様とも言われる松下幸之助さんの理念に基づいています。
その理念は、「良い家」をつくることを目標にしています。
具体的には、地震に強く、生涯の負担が少ない家を提供することを重視しています。

繰り返しの地震に強い: パナソニックホームズは、限界加振にも耐えられる住まいづくりをしています。
日本の耐震実験施設で実験され、繰り返しの地震に対して強いことが確認されています。

座屈拘束技術（制振技術）が使われている: パナソニックホームズの家は、座屈拘束技術を活用しています。これにより、地震時の揺れを効果的に制御し、家の安定性を高めています。

独自の地震あんしん保証が存在する: パナソニックホームズは、地震に対する安心を提供するために独自の保証制度を設けています。

エアコン一台で家の温熱環境を整えられる（通称：全館空調エアロハス）: パナソニックホームズの家は、エアコン一台で家全体の温熱環境を調整できるシステムを採用しています。これにより、快適な居住空間を提供しています。

メンテナンスが一切かからない外壁がある（通称：キラテック）: パナソニックホームズの外壁は、メンテナンスがほとんど必要ない特殊な素材でできています。

鉄骨系のハウスメーカーの中では断熱性能がいい: パナソニックホームズは、鉄骨系のハウスメーカーの中でも優れた断熱性能を持っています。

オール樹脂サッシが使用禁止になっている: パナソニックホームズでは、オール樹脂サッシの使用を禁止しています。

パナソニックホームズの外壁の特徴

パナソニックホームズの外壁は主に２種類あります。

光触媒タイル（キラテックタイル）:
特徴: キラテックタイルは、磁器タイルに光触媒技術を組み込んだ外壁材料です。その最大の特徴は、セルフクリーニング効果です。
晴れの日には外壁の汚れを分解し、雨の日には汚れを流れ落とすことができます。また、耐久性も高く、60年間持続することが証明されています。
メリット: メンテナンスがほとんど必要ないため、長期的なコスト削減につながります。
デメリット: 価格がサイディングに比べて高いです。

NTC外壁:
特徴: NTC外壁はサイディングの一種で、耐久性があり、外観のバリエーションも豊富です。さまざまな色やデザインが選べます。
メリット: 軽量で施工が比較的容易です。また、外壁のデザインを自由にカスタマイズできます。
デメリット: サイディングは定期的なメンテナンスが必要です。

	キラテックタイル	NCT外壁
特徴	磁器タイルに光触媒技術を組み込んだ外壁材。セルフクリーニング効果がある。	標準仕様の外壁材。サイディングの一種で耐久性あり。外観のバリエーションが豊富。
耐久性	６０年と言われている	１５年毎の再塗装が必要
メリット	メンテナンスがほとんど必要ないため長期的なコスト削減につながる	軽量で施工が比較的容易にできる。外壁のデザインを自由にカスタマイズできる。
デメリット	価格が高い	定期的なメンテナンスが必要

キラテックタイルについて

キラテックは、パナソニックホームズが提供する外壁材料の一つで、光触媒技術を活用しています。以下に、キラテックの特徴とデメリットをご紹介します。

セルフクリーニング効果: キラテックの外壁には光触媒層が組み込まれており、晴れの日は外壁の汚れを分解し、雨の日は汚れを流れ落とす効果があります。
このセルフクリーニング効果は60年間持続することが証明されています。

デザインバリエーション: キラテックは外壁の見栄えを重視しており、様々なデザインが用意されています。
たとえば、EXスクエアやLSスクエア、LBボーダーなどがあります。


《デメリット》

価格が高い: キラテックは標準仕様ではなく、オプションで取り扱われており、建築費用が高くなる傾向があります。
坪あたり2～3万円程度の追加費用がかかることを考慮してください。

デザインの種類がサイディングに比べると少ない: タイルごとの色のバリエーションが少ないため、外壁のデザインを選ぶ際に苦労することがあります。
希望のデザインと色の組み合わせがうまくいかないこともあります。

こびりついた大きな汚れはなかなか落ちない: 小さな汚れやホコリはセルフクリーニング効果で洗い流せますが、鳥のフンなどの大きな汚れには洗い流されず、壁にこびりついたままになってしまい限界があります。

キラテックタイルのメンテナンスについて

キラテックタイルはメンテナンスフリーの外壁材と言われています！

何がメンテナンスフリーなの？？というと、
外壁に組み込まれている光触媒の層が
晴天時⇒外壁の汚れを分解
雨の日⇒汚れを洗い流してくれる
「セルフクリーニング効果」があるためです！

光触媒効果は６０年持続することが証明されています。

本当に６０年もメンテナンスしなくて大丈夫なの？と心配になってしまい調べてみました。

タイル外壁と聞いて想像するのは、タイル１枚１枚を左官職人さんが目地に貼り付けていく作業なのではないでしょうか？

しかし、パナソニックホームズのキラテックタイルは、あらかじめタイルを何枚も貼り合わせたタイルシートを作成しておき、それをゴム系の接着剤を使用して外壁ボードに貼り付けていくという作業をおこないます。

私的にはゴム系の接着剤が６０年も耐久性があるのか心配になってしまいますが。。。

また、先ほどシート状になったタイルを貼りつけていくとお伝えしましたが、そのシートとシートの隙間を埋めるシーリングは劣化しないのかと心配になりましたが、調べたところ、タイルを貼る前の下地の外壁ボードのシーリング部分にキラッテックタイルを覆いかぶせて貼っていくので、タイルシートとシートの隙間には雨水の侵入経路がないのでタイルシートの継ぎ目にシーリングは不要となっています。

尚、下地材の外壁ボードの隙間を埋めたシーリングの上にはキラテックタイルが覆われている状態なので、シーリングは紫外線や雨風にさらされることがないので劣化しないという設計のようです。


しかし、定期的に接着剤の剥がれや、タイルに欠けや割れなどがないかチェックしていただくことをおすすめします(^^)/

キラテックタイル外壁のシーリングについて

キラテックタイル外壁の場合、

外壁ボードにゴム系の接着剤を使用してキラテックタイルのタイルシートを貼り付けていきます。

外壁ボードのシーリングの上にもタイルが貼られるので、シーリングはタイルで覆われ、紫外線や雨水にさらされることなく劣化しないといわれています。

NTC外壁について

NTC外壁とは
ニューテクノロジーセラミックの略だそうです。

建材トップメーカーのケイミューの商品になります。

通常のサイディングにセラミックコートの塗装をしていて一般的なサイディングよりも耐久性が高いといわれています。

パナソニックホームズの標準仕様の外壁材になります(^^)/

以下に特徴をお伝えします！

耐火性・防水性:NTC外装材は、セメントなどに特殊繊維を複合させた外装材です。
高温・高圧の窯でオートクレーブ養生された製品は、乾燥や熱による寸法変化を抑制できる特長を持っています。
温度や湿度変化、経年変化による寸法の伸縮を低減し、強度はもちろん、防火性・防水性に優れています。

防錆処理:パナソニックホームズの防錆は、高いレベルの耐久性を確保した2つの仕様の処理を適材適所に用いています。
柱と梁には水や酸素を確実に遮断する粉体塗装を施し、外壁（外装パネル）を構成する枠材には腐食しにくい合金めっき処理を施しています。
これらの防錆仕様は「長期優良住宅の普及と促進に関する法律」にも適合した耐久性能です。

耐震性:パナソニックホームズは、耐震性にも力を入れています。外壁の耐久性は、地震などの自然災害に対しても安心して住まいを守るために重要です。

NTC外壁のメンテナンスについて

NTC外壁は耐久性が高いとはいわれていますが、サイディングボードにセラミックコートの塗装をした外壁材のため、１５年に１回くらいのペースでの再塗装をおすすめします。

サイディングボードの隙間を埋めているシーリング材も紫外線と雨風の経年劣化により傷んでくるため、塗装の際に合わせてメンテナンスしていただくことをお勧めします。

築10年ごとを基本に汚れが目立ち始めたら点検を！

どんなお住まいの外壁も年月とともに経年劣化してきます。

長く安心してお住まいいただくためには、
定期的な点検とメンテナンスが大切!(^^)!

特に風雨にさらされている外壁は、早めに現状を確認しておきましょう。

こんな症状はありませんか？

また、外壁の塗り替えをする場合、既存の塗装に適した塗料を使用しないと、効果を十分に発揮できません。

既存の塗装に適さない塗料（弾性塗料）を使用してしまうと上記☝の写真のように外壁材の中に蓄えられていた水分が温度上昇により気化して塗膜を押し上げ、ぷくぷくと塗膜の気泡が出てきてしまいます。

これを熱膨れといいます。

柏市のシャインでは長年の経験と知識により、既存の塗装状態に合わせて、塗料やシーリング材を使った塗り替えをご提案することができます。

パナソニックホームズの屋根の特徴

パナソニックホームズの主力ブランド「カサート」の場合、標準仕様には「コロニアルグラッサ」が採用されています。

コロニアルグラッサは、クボタとパナソニックが親会社の大手外装建材メーカー・ケイミューのスレート屋根になります。

セメントを原料にしたスレート屋根で、低価格で軽量、そして豊富なデザインバリエーションが特徴です。


パナソニックホームズの「カサートS」で使用されている屋根材は釉Cフラット瓦です。

この瓦は粘土瓦にうわぐすり（釉薬）を塗って焼いた陶器瓦で、耐久性が高く、色褪せしない特徴があります。

コロニアルグラッサについて

以下に特徴をお伝えします

耐久性と対候性:コロニアルグラッサは、通常のスレート屋根材よりも、気象条件に対する耐性と耐久性に優れています。
そのため、通常のスレート屋根材よりも長寿命であると言えます。

定期的なメンテナンス:コロニアルグラッサは、おおよそ10年ごとの高圧洗浄と塗装が必要となってきます。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことができます。

棟板金の状態確認:コロニアルグラッサのメンテナンスにおいて、棟板金の状態確認が非常に重要です。
屋根塗装を行う際には、棟板金の交換も同時に行うことをおすすめします。

劣化の主な原因:コロニアルグラッサの劣化は、気象条件や時間の経過によって引き起こされます。
主な原因は、紫外線、雨、風、気温変化などの自然の影響によるものです。


コロニアルグラッサは通常、メンテナンスが少なく、耐久性が高い屋根材と言えますが、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、さらに建物の寿命を延ばすことにつながります👉

専門家の助言を受けながら、大切にお手入れしてください！

スレート屋根（コロニアルグラッサ）のメンテナンスについて

屋根は現状を確認しづらい場所ですが、１０年に１回くらいのペースで定期的に点検することをおすすめします。

紫外線や風雨などの影響を受けやすい屋根は、実際に見て確認することが難しく劣化に気付きにくい場所です。

経年により瓦表面の塗装が劣化してくると瓦のひび割れや反りが起こりやすくなり、そのまま放置しておくと雨漏りなどにより建物自体にも影響が及んでしまうことも…。

築10年ごろ ＞＞

塗り替えを検討

耐候性が高い仕様や遮熱性に優れた仕様などお客様のご要望に合わせて塗装。


築20年ごろ ＞＞

重ね葺きを検討

軽量瓦には既存の屋根材の上から重ねて施工する金属瓦重ね葺きがおすすめ。
廃材が少量で済み、施工もスピーディー。
重ねることで防水性がさらに高まります。


築30年ごろ ＞＞

葺き替えを検討

陶器瓦などの立体瓦も築30年目には防水上葺き替えが必要に。

釉Cフラット瓦屋根について

パナソニックホームズで使用されている
釉Cフラット瓦は粘土瓦にうわぐすり（釉薬）を塗って焼いた陶器瓦です。

特徴として

・表面にツヤがあり、水がしみこみにくく、耐久性が高い。

・色あせしない。

・遮音性と断熱性が高い。

・フラットなデザインで美しい外観を持ちます。

瓦屋根のメンテナンスについて

陶器瓦は塗り直しやメンテナンスのコストが不要といってもよいでしょう。

長期的な視点で考えると、瓦は良い選択肢と言えます。

パナソニックホームズの屋根は、制震鉄骨軸組構法（HS構法）を採用しているため、耐震性も強く、重たいといわれている陶器瓦でも安心してご利用いただけます 。

しかし、耐久性の高い陶器瓦といっても、以下の状況で注意が必要です！！

瓦が割れているか欠けている場合。

瓦の隙間から雨水が漏れている場合。

瓦の表面に劣化や変色が見られる場合。

点検の結果に基づいて、交換が必要かどうかを判断します。

劣化の兆候:
瓦は長期間の使用で劣化することがあります。劣化の兆候を注意深く観察してください。
釉Cフラットの表面が剥がれている、ひび割れている、または変色している場合は、交換を検討してください。

環境への適応:
屋根の瓦は、気候や環境にさらされるため、交換のタイミングは地域ごとに異なります。
風や雨、紫外線などの要因によって劣化が進むことがあります。

専門家にみてもらう：
屋根の専門家に相談して、補修が必要か否か判断してもらうことをおすすめします。

パナソニックホームズのメンテナンスは…

外壁と屋根のメンテナンスについてお伝えしてきましたが、

総括すると、外壁と屋根は気候や環境にさらされるため、風や雨、紫外線などの要因によって劣化が進むことがあり、定期的な点検が必要だということがわかりました！

大切なお家🏠を長く持たせるために定期的な点検をおすすめします(^^)/

柏市のシャインは外壁屋根塗装工事・金属屋根の専門店です。

シャインでは、お客様の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけております。
そしてシャインでは常に、
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