本日も千葉県習志野市にてダイヤモンドコートでの外壁塗装工事を行っております。
本日は今年1番の寒波の影響で、朝8時の段階で建物北側の気温が5℃を下回っていましたので、塗りの作業を温かくなるまで見合わせ、外してあった
エアコンホースのカバー(スリムダクト)
の取り付けや、錆止めを塗ってあったシャッターボックスや板金などのケレン作業を行いました。南側のベランダ面には、陽射しがあり10時を過ぎた頃には、気温も塗装可能な7℃まで上昇しましたので、塗装を開始しました。
どの塗料メーカーのカタログにも必ず記載されていることですが、塗装可能な条件として、気温5℃以上、湿度85%以下であること。と、されています。
そのため冬場の施工に関しては施主様に、あらかじめ工期を長く見てもらい例え晴れていたとしても、気温5℃以下の場合は塗りの作業は中止して
途中で片付けて現場を後にする事もあります。
塗料本来の性能をキチンと発揮させるためには、まさに教科書通りにしなくてはなりません。
やもすれば冬場の朝、梅雨時期の雨上がり、この条件を外れている時でも
工期が迫っているから、現場に来て何もせずに帰ることは出来ないからと、自分軸で塗装の作業を行ってしまう業者さんもいるかもしれません。
施主様からお金を戴いて、10年間の塗膜保証をお付けする以上、基本的なルールをしっかりと順守して作業を進めなくてはならない。
職人として、最前線で現場を経験してきた代表の意思がシャインには、どの職人にも行き届いています。
幸いにも、午後13時を回った所で
屋根付近の気温も10℃を超えましたので、屋根の仕上げ塗装、日本ペイント
サーモアイsi クールダークグレーにて
施工しました。
冬場の特に屋根の塗装は概ね午前11時から14時くらいまでに塗装を完了しなくてはなりません。11時より前だと夜露が乾いておらず、屋根の上に乗る事も出来ませんし、14時半を超えて塗り上がった塗装面は15時を過ぎて西日になると急激に気温が下がることにより
硬化、または乾燥が遅くなり、その後の夜露により艶が引け白濁してしまうからです。(ブラッシング現象)
手練れた2名にて1時間ほどで、上塗りをローラーにて塗りあげました。
あらかじめ塗ってあったシャッターボックスの、ハイポンファインプライマーⅡの表面を400番手のサンドペーパーにて滑らかに整えます。
その後ファインシリコンフレッシュ
ND-210にて、中塗りを塗布しました。
明日はあいにく午後より荒れた天候が予想されております。
強風や突風に備え、足場周囲の飛散防止メッシュシートを畳んだり対策をする必要がありそうです。