外壁リフォームをする場合、とても気になるのがその相場と施工する会社です。今回は、外壁リフォームにかかる平均的な相場、と塗料の種類、外壁リフォームをお願いする会社を選ぶポイントをご紹介します。
外壁リフォームの相場はどのくらい?
外壁リフォームをする前にチェックしておきたいのが相場です。車や家電を購入する時なども、価格を調べたり口コミを確認したりしますよね。
外壁リフォームの相場は、一般的には
約200,000円~約2,000,000円
と言われています。
作業内容によっても、使う塗料によっても違いますが、塗り替え→重ね塗り→張り替え(既存の外壁材を解体)の順番で費用が高くなる傾向にあります。足場を組むかどうかによっても価格は変わってきます。
【価格別】リフォームの内容
では、価格ごとにできるリフォーム内容はどのようなものなのでしょうか。
ひび割れやコーキングの補修(200,000円~400,000円前後)
外壁リフォームで比較的安い費用でできるのは、ひび割れやコーキングの補修です。地震や地盤の歪みによって、外壁にはひび割れが起きます。築年数が古いものに限らず、築年数が2~3年目の新しい物件であってもヒビが入ることはあります。
【ひび割れやコーキングの補修の内訳】項目 | 材料費(コーキング剤) | 足場の組み立て・養生・メンテナンス費用 |
工事費 | 足場の組み立て費などに含む | 300,000円 |
外壁の塗装工事(800,000円~2,000,000円前後)
外壁リフォームの中でも定番の
塗装工事。外壁の面積によって金額が異なりますが、800,000円~2,000,000円前後
が相場です。しかし、使用する塗料によって1㎡あたりの単価が異なってきます。
【塗料別の価格差】
塗料の名称 | アクリル | ウレタン | シリコン | フッ素 | 無機 | 光触媒 |
1㎡あたりの価格 | 1,000円~2,000円 | 2,000円~2,500円 | 2,500円~3,000円 | 3,000円~5,000円 | 4,000円~5,000円 | 4,000円~5,000円 |
安めの塗料の場合初期費用は抑えることができますが、耐用年数が5~8年と短く、長持ちしないために結果としてランニングコストがかかります。価格が高い塗料の場合、耐用年数が15~20年と長く、耐久性に優れています。
外壁の張り替えや重ね張り(1,500,000円~2,000,000円前後)
外壁リフォームで比較的価格が上がるのが
「張り替え」と「重ね張り」
です。外壁に板材(サイディング)を付ける「重ね張り」は、廃材が少ないので、工事費を抑えることができます。
張り替えは、既存の外壁を取り除くため廃棄費用がかかります。
【重ね張りの場合(※外壁がモルタルの場合)】
項目 | 板材や下地の費用 | 足場の組み立て・養生・メンテナンス、付帯工事 |
工事費 | 約500,000円 | 約1,300,000円 |
価格を左右する塗料の種類
工事内容によって、外壁リフォームの価格は変わってきます。また、使用する塗料の差でも、価格は大きく変わってきます。
高い耐久性を持つ塗料
・ダイヤモンドコート
塗装の耐久年数は、期待耐用年数をもとに考えられています。そのため途中段階としてチョーキングや色あせがどうしても発生してしまいます。
ダイヤモンドコートは、UVカットクリヤーコーティングの優れた美観保持性が、耐用年数に至るまでの美観の低下を防止します。そのため、キレイな色ツヤが10年以上長持ちします。また、ダイヤモンドコートの塗膜表面は優れた親水性で、表面に付着した汚れも雨で流されてしまいます。また、防藻防カビ性によってカビ菌や藻の発生を抑えることができます。
一般的なモルタル壁からレンガ調のサイディング壁まで幅広い外壁の塗り替え、目地のある2色塗装など、様々な塗装バリエーションに対応しています。
・パーフェクトトップ
ポリマーが塗膜間の隙間を埋めることで緻密な塗膜形成が可能となりすぐれた高光沢が実現する塗料です。紫外線による外壁塗装の劣化を防ぎ、高い耐久性をもっているにも関わらずリーズナブルなのが魅力です。
ホルムアルデヒドの放散量が少なく、住む人にも環境にも優しい塗料です。
・タテイルアルファ
塗料の劣化原因となるラジカルを、制御コントロールするのがタテイルです。光沢保持率はウレタン樹脂塗料の3.6倍、シリコン樹脂塗料の2.5倍、フッ素塗料の1.7倍です。一般的な無機塗料は、硬く引っ張ると塗膜が割れてしまい、地震などでシーリング部などのやわらかい部分の塗膜が割れてしまう可能性があります。しかしタテイルアルファはフレキシブル性に富んでおり、そういった現象を引き起こしません。
外壁の遮熱断熱塗料
・GAINA(ガイナ)
周辺温度に適応する性質を持つ、特殊セラミック層によって構成されているため、熱の均衡化をもたらし熱の移動をおさえます。建物外部で熱の発生を抑え、室内の温度を下げるという働きをします。
ガイナは内部に施工することが可能です。そうすることで、エアコンをつけるとエアコンの冷気温度とガイナ表面温度が適応し、熱の移動を最小限に抑えます。
・アドグリーンコート
電気代が20%削減する、即効性ある省エネ節電対策の塗料です。室内への熱ごもりを抑制することで、空調への負荷を低減し、節電対策に効果があります。
世界21か国で展開されており、様々な企業の快適な環境に貢献しているだけでなく、遮熱塗料で唯一の、国内国際特許商品です。
今の外壁の色合いを残して塗装
・UVプロテクトクリヤー
元の風合いを残しておきたいレンガ調や石造り調の外壁にも塗装することができるので、外壁が比較的きれいな状態で塗装するのがいいでしょう。
UVプロテクトクリヤーの表面は超親水性塗膜となっており、表面に付着した汚れは雨が浮かして流してくれます。また、防カビ防藻性もあります。
・タテイルビカン
ガラスと同じ珪石を原料とする合成樹脂を採用して、超対候性を実現した無機塗料のタテイル。透明なタテイルは、今のサイディングの美しさはそのままで、優れた性能を外壁に付加することができます。
外壁のひび割れ
・エラストコート
水性アクリルを100%使用したトップコート材で、新築にもリフォームにも対応しています。エラストコートは酢酸・塩化ビニル系樹脂を添加しておらず、高耐久・高耐候の水性アクリル100%ポリマーです。
撥水性、耐紫外線能力が高く、耐候性や通気性も優れているので藻やカビの発生を防ぎます。また、二酸化チタンが下地の汚れや退色をカバーすることで、美しい発色を持続します。
高弾性でベタつかないので、塵や埃などの汚れやカビなどが付きにくく、メンテナンスもとても簡単です。
このように、多くの種類があります。
性質も仕上がった際の色味なども異なってきますので、詳しくはお問い合わせください。
外壁塗装で気を付けるポイント
では、外壁リフォームをする際はどのようなポイントに気をつけたらいいのでしょうか。
ポイント① 長持ちする素材を選ぶ
ランニングコストを意識する場合、耐用年数が長い塗料を選びましょう。予算や外壁によって、適切な塗料は変わってきますが、長期的な視点で見た時に長持ちする素材の方がのちの出費を抑えることができます。
ポイント② 定期的な「ひび割れ」や「汚れ」のチェック
定期的に、
ひび割れや汚れは確認するようにしましょう。小さいひび割れの段階で対応できれば、のちの被害や出費を抑えることができます。また、何か変化があった時にもすぐに気づくことができます。
外壁リフォームはともに家を守ることができる会社で
外壁リフォームを頼む際、職人の意識が高く、知識、経験ともに豊富な会社を選ぶようにしましょう。
費用をわかりやすく伝える「優良企業」
外壁リフォームの費用をわかりやすく説明してくれるに越したことはありません。業者だけが理解しているのではなく、こちらも工事内容を把握し、納得できる会社を選びましょう。
認められた業者だけが使える「ダイヤモンドコート(塗装)」
耐久性の高い
「ダイヤモンドコート(日本ペイント)」
を使用できる会社は、限られています。日本ペイントが認めた業者が使える塗料で、千葉県北西部や茨城県全域でダイヤモンドコートが使えるのはシャインだけです。
保証の充実
外壁リフォームの保証が充実しているかは重要です。充実している会社は、以下のようなトラブルが起きても、修理代金はかかりません。
【シャインで安心!トリプル保証とは?】「保証内容」
外壁の剥がれ
膨れ
ひび割れや亀裂(クラック)
コーキングの補修
外壁のリフォーム会社とは、リフォームしたその時だけではなく、工事が終わった後もずっとつながり続けるものです。いつまでも信頼できる業者と、大切な外壁を守っていきましょう。