本日は、野田市の外壁塗装の塗り替えのお見積りと江戸川区小岩の密着テスト診断に行ってきました。
野田市のお客様は、農家の平屋のお家で立派な日本瓦が乗った屋根でした。
息子さんと2世帯で同居するために、内装も一度スケルトンにし、フル改装をご希望されておりました。
外壁は木製の鎧張りで塗り替えにするか、サイディングに張り替えてしまうか迷われていましたが、今後の長期的な事を考えると、木製外壁の腐食もありましたので、サイディングへの張り替えがいいのではとお話しさせて頂きました。
午後はその足で東京都江戸川区小岩のご契約前に密着テストを行いました。
なぜ密着テストを行うのかといいますと、弊社には日本ペイントさんからの難付着サイディング情報が入ります。
10年経過しているのに色褪せがあまりないようなサイディングや変な変色が始まっているサイディングは要注意です。
難付着サイディングというのは、一般的な塗り替えを行うと数か月~数年で塗膜が剥がれてくるサイディングを言います。現在最も多く使用されている下塗り剤のエポキシシーラー、カチオンシーラー、サーフ、フィラーを使用した塗り替えを行うと必ず密着不良となり剥離してきます。
特に危険なのが光触媒コーティングされたサイディングを新築時に採用していた場合、難付着専用下塗りを使用しないといけないですし、サイディングの柄を生かしたいからとクリアー塗装を行ってしまうと、元のコーティング層が紫外線に反応し光触媒効果で、塗膜を浮かせてしまいます。
光触媒コーティングがされている場合は、難付着用下塗りも使用できませんので、そもそもクリアー塗装が出来ないという事になります。
あと数年もすれば、対応したクリアー塗装が出てくれるかもしれませんが、ある話では塗れるクリアーがあると言われて外壁塗装をクリアー仕様にしたら数か月で剥がれたという事例も聞いております。
今現在の新築事情では、特殊防汚コーティングが施されたサイディングの採用が6割に上ると言われていますので、これから数年で外壁塗装のタイミングを迎える方は業者選定を間違えると大変な事になります。
今でこそ、そこまで多くの住宅に難付着サイディングが採用されていないので、消費者センターや塗料メーカーに上がる不具合事例も少ないですが水面下では、すでに剥離のトラブルが発生しているのが現実です。
塗装工事業界は年々奥が深くなっているにも関わらず、あらゆる業態からの新規参入が多いのも恐ろしいですね。
一度悪い塗膜を作ってしまうと、すべてを剥がす事は現実的にかなり厳しいと思いますし、悪い塗膜の上から補修しても意味がありませんからね。
ですのでシャインでは、クリアー塗装をご希望のお客様で、サイディングが怪しい部類に適合する場合は、必ず密着テストを実施してからご契約を進めるようにしています。
本日は、野田市の塗り替えのお見積りと江戸川区小岩の密着テスト診断に|柏・松戸市の外壁塗装ならシャインにおまかせください。