コンゴ民主共和国大使館のペイントアート【下地工事】東京都浅草橋
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塗装用下地クロスまでの概要報告
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世界第4位の塗料メーカー日本ペイントさんの紹介で、
東京都浅草橋にある中央アフリカのコンゴ民主共和国大使館内エントランスの壁面にアートペイントを施すという事でお手伝いさせて頂いております。
アートペイントを施工する前の下地として、既存の壁紙を剥がし、塗装用の下地専用壁紙を施工したのち、塗装で仕上げていきます。
今回はアフリカンアートぺインターであるSHOGENさんがペイントされるので、楽しみです。
千葉の柏からコンゴの大使館まで朝の事故渋滞で到着まで3時間かかりました・・・。
3月12日
オカピの写真の額をそのまま他で使いたいとの要請があったので、後輩の大工さんと協力して、写真を傷つけないように外します。
既存の木目調の壁紙をクロス屋さんと剥がしていきます。
壁紙の剥がしというのは、一気に剥がせるものと細切れになってしまうものと、劣化状態などによって、剥がしてみないとわからない事があります。
今回は少し細切れになってしまう状況だったために、お手伝いしました。
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下地の不陸調整(パテ補修とプライマー)
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剥がし終えた全体の状態です。
構造がRC(鉄筋コンクリート)造の建物の壁面に壁紙で仕上げてあったので、密着と不陸調整の為にプライマー処理やパテ補修を行います。
クロス屋さんがパテ練り
基本的に壁紙下地用のパテは2回に分けて塗布しました。
はい、こんな感じです。
本日はここまで。
明日には、塗装専用の下地クロスを張り替えていきます。
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塗装専用下地クロス貼り
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3月13日
朝から別件で東京で打ち合わせがあったので、
午後に大使館に到着しましたが、半分以上終わってました・・・。
さすが早い!
およそ40㎡の壁を約3時間で貼り終えています。
今回の塗装専用下地クロスは、模様が一切なく、まさに塗装専用なので薄く模様もありません。なので下地が透けて仕上がるので、必ず全体を塗装しないといけない壁紙になります。一般的に一度でも壁紙を貼ってしまうと、その上から塗装してもいい場合とそうでない場合があります。
例えば、
元々のクロスが捲れ上がってきている。
絵を描きたいのに元々のクロスに模様がついていて上手く描けない。
こういった場合は、この塗装専用クロスが役立ちます。
クロスは剥がすと、裏紙が残るので、そのままできれいな塗装は出来ません。
そのため、新たに下地を作るためにボードやベニヤを貼る方法もありますが、コストが嵩んでしまいます。
そういったときにこの塗装専用下地クロスの出番となるわけです。
2年前にも弊社で、日本ペイントさんの社内会議室をアートペイントした時にも使いました。
日本ペイント会議室塗装工事の様子はこちら
上から塗装するから透けていても大丈夫なのですが、とはいえクロス屋さんも速さだけでなく丁寧さや経験も重要なので、扱った事があるベテラン職人さんにお願いしました。
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塗装下地クロス完成
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塗装用の下地クロスの張り替えが完成し、
14日は私、古住が最終工程で伺い、周囲のシーリング工事を行って、
アフリカンアートペインターであるSHOGENさんに引き継いでバトンタッチです。
恐らく4月頭のペイントになると思うので、どうなったのか、追ってブログにアップしたいと思います。
日本ペイントのパーフェクトインテリアEMOシリーズを使った仕上がりが楽しみです。