最近の点検で思う事は、ある日本の最大手塗料メーカーの屋根塗料がある時期から質が落ちている気がします。
遮熱型、高耐久型問わず、従来のカタログ値よりも色褪せが早い。
耐久性的には塗膜自体はしっかりしているので樹脂云々ではなく、色を形成する為に添加する顔料に問題があるように思います。
当時から最上級の塗料がこのシリコン塗料と言うわけではないので、「耐久10~12年目安のプランを選択頂いた」という意味ではお客様にご迷惑をお掛けしている訳ではないのですが、もう少し色味も維持してほしいなと感じます。
コスパ的にも丁度よく、スタンダードプランとして一番選ばれるプランでもあるので、余計にそう感じます。
期待値を上回る品質維持力を目指しているので尚の事です。
それだけ世の中の外壁塗装工事というのは塗料メーカーの言いなりで塗料プランを大げさに営業させられてしまっている傾向にありますので、過去のお客様宅を定期的に回って行く事が、知識と経験を高める上でこれ以上に無い機会になっています。
※現在当時の塗料について塗料メーカーに調査依頼中です。