三寒四温というヤツでしょうか、暖かさに慣れ出した身体に染みる強い北風の朝でしたね。
確実に待ち遠しい春に近づいてるので、少しの辛抱です。
さて本日は、弊社の最大のこだわりの一つでもある『飾り帯』『幕板』とよばれる、
サイディングボード製品の下地処理について、です。
サイディングボードとは、簡単に言えばモルタルや木片・石膏などを
板状に固めてから高熱で焼き入れたモノで、外壁や飾り帯・破風などに用いられ、
比較的安価で加工し易く施工コストも従来より抑えられる為、 現在最もポピュラーな住宅用建材です。
新築時に現場で直接塗装されたモノや工場で塗装されたモノがあり、
外壁材に比べ、紫外線や内側からの湿気等々により、飾り帯や破風板の劣化は
早いのです。
外壁のヒビを気にされる方は良くいらっしゃいますが、飾りを気にされる方は
意外と少なく、 ご自宅や近隣の、特に陽当たりの良い南面バルコニー化粧帯、
幕板などを注目して頂くと、色が褪せていたり表面がボロボロに崩れかけたり
している事も多いので、 お休みの昼間に改めて観察して頂く事をお勧めします。