ジョリパットとは?こだわり外壁のメンテナンスについて
みなさんこんにちは!
柏・松戸市の外装屋根塗装と金属屋根専門店のシャインです!
11月もそろそろ終わりに近づき12月に入りますね!
グッと寒くなりましたが、日中はまだ暖かいです。
最近シャインのお問い合わせにジョリパット外壁についてご連絡頂くことがあります!
そこで、本日のテーマは【ジョリパットの特徴・メンテナンス方法】についてです!
ジョリパットとは、アイカ工業株式会社が製造、販売する
「壁面仕上げ用の塗材」です。
ジョリパットという名称は
アイカ工業の
商品名になり1975年に販売開始され、約50年の歴史があり、
「塗り壁といえばジョリパット」と言われるまでにシェアを広げ、意匠性の高いデザインを加える仕上げ塗材として多くの壁面に使用されています。
一般住宅の場合は外装に使われることが多いのですが、門扉周りなど外構の仕上げ材として使用されることも多いです。
外壁の仕上げ材としてだけでなく、内装用のジョリパットなどもあり様々な建物で使われています。
ジョリパットは、どんな外壁にも使用できるというわけではありません。
モルタルの下地材の上に塗って外壁を仕上げていきます。
ジョリパットは、砂壁状意匠性仕上げ材と言われる、砂などに塗料を混ぜた外壁材の一種です。塗料に砂などを混ぜてあるため、塗装後に外壁を触るとザラザラした感触があります。 また、ツヤがなく水を弾かないという特徴があります。
サイディングボードやガルバリウム鋼板など既製品の外壁材と違い、現場ごとにさまざまなデザインを実現できる自由度も特徴です。
ジョリパットなどの塗材を、モルタルなどの下地に塗って仕上げる外壁を、一般的に
「塗り壁仕上げ」と呼び、このような仕上げ方を
「湿式工法」と呼びます。
一方、サイディングボードなどの既製品のパネルを、外壁に貼りつける仕上げ方は
「乾式工法」と呼ばれています。
●デザインやカラーが豊富
ジョリパット外壁は、デザインパターンやカラーのバリエーションが多いので、デザインの自由度が高く理想的な住宅を作り上げることができます。180種類のカラーと100以上の種類があるほか、吹き付け塗装からコテ塗りまで対応しています。
●耐久性が高い
ジョリパットの耐用年数は15~20年と言われており、仕上げ用外壁材の中では耐久性が高いです。 外壁に塗装すると色褪せしにくく、ひび割れに追随する機能を発揮し、また不燃性に優れている種類もあるため、住宅の耐久性を高めることができる塗材になっています。
●人体に優しい
ジョリパットは、ホルムアルデヒドの発散量が少なく、人体への安全性が高い塗材です。
JIS工業規格が定める、ホルムアルデヒドの発散量が少ない製品の等級のうち、最上位のF☆☆☆☆(エフフォースター)を取得しています。
ジョリパットは、シックハウス症候群から身を守れる、安心の塗材といえます。
●汚れが付きやすい
ジョリパットは、凸凹のついたデザインのものが多いため、ホコリなどの汚れが溝の部分に溜まりやすく、黒ずみやすくなってしまいます。
綺麗な外壁を保つためには、定期的な洗浄が必要です。
●施工に熟練が必要
ジョリパットは、汎用塗料に比べて施工に技術を要する製品です。
ジョリパットで施工する際は、施工経験が多く実績のある業者か確認した上で依頼しましょう。
●高圧洗浄に向かない
外壁掃除に高圧洗浄機を使う人も多いですが、ジョリパットは水を多く吸収する性質がありますので高い水圧をかけると、内部まで水が入ってしまい浸透し、水分を溜め込みやすい塗材です。表面は乾いたように見えますが、中まで浸透した水はなかなか乾かないため洗浄には注意が必要です。
また、高圧洗浄をするとジョリパットのパターンである凹凸が剥がれてしまう可能性があるため適切な水圧を見極めることが重要です。
塗り壁材=ジョリパットと思われている方が多いですが、
ジョリパットは塗り壁材の一種です。
土塗りは、土+藻+砂などを混ぜ合わせて作る自然素材の塗り壁材です。
日本の伝統的な塗り壁の一つであり、その美しさと機能性から多くの家屋や施設で使用されており、見た目や質感を自在に操れるため、幅広いデザインの外壁を作れます。
また、素材が土のため耐火性、湿度調整、断熱性に優れており、自然素材のため環境にも優しい素材と言えます。
デメリットは、表面が崩れやすく、他の塗り壁に比べて耐久性がやや劣る場合があります。
一般的な漆喰は、消石灰+海藻糊+スサなどを混ぜ合わせて作る塗り壁材です。
お城や蔵など昔ながらの日本家屋の外壁の仕上げに使われていることが多く真っ白な見た目が特徴です。
漆喰のメリットは、お城に使われるほど見た目が美しく耐久性が優れており、また天然の素材なのでアレルギーのリスクが低くいのもメリットです。
デメリットは、白いため汚れが目立ちやすいこと、また費用が高く、工期がかかることがあげられます。
珪藻土は、藻類の一種にあたる珪藻の殻の化石が地層に堆積した土です。近年、住宅や店舗での採用が増えており、バスマットやコースターとしても人気の珪藻土は、珪藻土だけでは固まらないため、固めるためのつなぎを混ぜて壁材にします。
珪藻土のメリットとして、調湿機能に優れており、結露やカビの発生を抑える効果があります。また、脱臭・消臭機能など、さまざまな機能を持つことから、寝室やリビングなどの内装にも向いています。
デメリットは、汚れが落ちにくく衝撃に弱い素材ですので、施工に問題がなくても、強い力が加わると、傷や凹みができてしまいます。
これらのデメリットを解消するために、漆喰などの別の素材を混ぜることで、耐久性やカビを抑える独自の配合をしているメーカーもあります。
モルタルは、セメント+砂+水などを混ぜ合わせて作る外壁素材です。
メリットは価格が安い点があげられます。外壁リフォームではよく利用されています。
デメリットは、見た目は塗料による模様付けが中心のため、他の塗り壁に比べると独自性に欠けます。また、ひび割れが起こりやすく、メンテナンスは8〜10年毎のため、他の素材と比べると耐久性が低いでしょう。
●ひび割れが発生している雨水を吸い込んだ外壁のジョリパットはわずかに膨らみ、乾燥すると縮み戻ります。この伸び縮みを繰り返すことによってジョリパットに負荷が掛かり、やがてクラックが入ってしまいます。ジョリパットの壁面にクラックを見つけた場合は、放置せず早めに塗装によるメンテナンスを検討しましょう。
●藻や苔、カビなどが発生している風通しが悪く、湿った環境だと比較的新しくても藻や苔が発生し水を含み続けていると、カビの胞子が付着して根を張ってしまいます。
カビや苔の根が成長してしまうと、高圧洗浄をしても取りきれなくなる場合もありますので壁面にカビや藻の繁殖が広がってしまう前に、外壁塗装の検討をしましょう。
●パターン部分が剥がれている劣化症状を放置するとパターン(模様)が剥がれ落ちるということもあります。修復することは可能ですが、高い技術が要求される作業のため放置せず早めにメンテナンスを検討して下さい。
劣化症状が発生したら外壁塗装を行いましょう!
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄で、最大15Mpaの強い水圧によって汚れをしっかりと洗浄を行いますが、ジョリパット外壁は
適切な水圧で丁寧に洗浄していく必要があります。
高圧で洗浄するとパターンが剥がれてしまったり大きく吸水してしまいますので水圧に注意しながら行います。
ジョリパットの塗り替えは、塗料選びも重要なポイントです。ジョリパット外壁は水分を含みやすい外壁であるため、透湿性の低い塗料で塗装した場合、内部に残った水分が蒸発した際に塗膜を押し上げて膨れや浮きなどの現象が起きてしまいます。なので、
透湿性の低い弾性塗料での塗り替えは避けましょう!
シャインはジョリパットの塗り替えも多く施工しています。
外壁塗装では、既存の外壁の施工方法が費用や工程に深く影響しますので、自宅の外壁材がどちらになっているかだけでも最初に確認しておくとよいでしょう。
シャイン柏本店の内装もジョリパット仕上げのこだわり内装になっております。ぜひ、ご来店の際には一目ご覧になってください!
修繕計画や緊急の雨漏りにより、補修・メンテナンス・リフォームが必要となった場合は、、、
ぜひ一度シャインへご相談下さい!!メンテナンスや点検の際は、事前に知識の豊富な業者にしっかりと点検を行ってもらった上で、どのメンテナンス方法が最もオススメなのかをしっかりと見極めてもらうようにしましょう!
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