雨樋の中に落ちた破片や釘をしっかり掃除します。
頼れるベテラン職長の石塚くんはK様のヘーベルの外壁塗装も担当していますが、今日は屋根の手伝いです。磁石の釘拾いで、建物周辺に落ちた釘を集めてもらっています。
今日仕上げは、ルーフィング張りです。
下地の野地板（合板）の状態も良好でしたので、補修の必要はなく、（現調時に屋根裏からも確認していますよ）ルーフィングを重ね張りし、確かな防水性を確保します。
このまま雨が数日降っても雨漏りは一切しない状態に仕上げます。
ルーフィングに使用している、田島のアンダーガムロンは、ブチル粘着層の厚さと、何層にも重ねられた不織布やらなんやらの強靭なシートで、一般のJIS940規格のルーフィングとは別格の強度です。
手でちぎろうとすればその差は歴然、一般のルーフィングは簡単に裂けてしまいますが、ガムロンKは手で切れません！
さらにこれからビス固定するガルバ鋼板（スーパーガルテクト）のビス穴をガムロンのブチル層がキュッと締まってビス穴周辺からの微細な漏水も発生させないという機能性も持ち合わせております。
シャインの屋根リフォームの考えは、屋根材のグレードだけでなく、その屋根材の耐久性に見合った下地材を選定しています。
仕上げの屋根材だけが良くても（30年耐久品など）、技術者の腕はもちろん下地材の品質が良くなければ30年間持たせるクオリティにはならないと考えます。
当然、屋根からの漏水はなくても、熱劣化や湿気による劣化も考えられるわけですから、それらをカバーするような下地材にも気を使うべきと考えています。
ですので、仕上げの屋根材は同じでも、施工工程や細かな下地造り、下地材の高耐久品などを踏まえると、弊社の見積もりが割高になっている事も少なくありません。
30年分のお買い物と考えた場合に、そこをどうお考えになるかは、お施主様次第という事になりますが、『やっぱりシャインに任せて良かった！』と言って頂けることで弊社の考え方は決して間違っていなかったんだと確信できるわけです。
すぐれた商品を安く取り付ける事は簡単です。
いくら30年耐久性の商品でメーカー保証が30年付いていても、歪みや剥がれ、雨漏りはメーカーは保証していません。
そこはやはり技術者次第となり、中には施工技術力を甘く見て安い会社に依頼し数年で雨漏りしたなんていう事も少なくないわけです。
ちゃんと雨漏り保証がついていて、万が一に迅速に対応してくれるのかのリフォーム会社選定もじっくりお考えいただきたいと思います。
