壁紙の上に塗装をする際に気を付けなくてはいけないのは、既存クロスがしっかり密着しているかです。
なぜかというと、既存の壁紙が一見くっついているように見えても、湿気などで密着が弱まっていると壁紙の上から塗装して乾燥した後に壁紙ごとふわっと浮いてしまう事があるからです。
その原因は、塗膜というのは乾燥する過程で結合がキュッと締まるからです。
密着が弱いと壁紙が一緒に引っ張られてしまう事が稀に発生するという事です。
この「塗ったら浮いてきた」という現象は壁紙だけではなく、外壁塗装や屋根塗装の時にもよくある症状なのですが、一番起こりやすいのは一度塗り替えをしたことがある建物か、新築時に現場で塗装仕上げを行った付帯部(破風板や幕板)によく発生しています。
事前に診断である程度は判断できる事がほとんどなのですが、まれに旧塗膜に剥がれもなく膨れもなく色褪せしている程度で普通に上から塗り替えが出来そうな状態なのですが、塗装して数日後~遅いと数か月後、数年後に膨れてきたり、剥がれてきたりすることがあります。
シャインでは、塗装前にヘラで触っても問題ないような部分でも一応テープ剥離試験を行って密着力を調査してから次の工程に移りますが、
すでに症状が出てしまっている方々もいらっしゃることでしょう。
施工した会社に見てもらってもこう言われたことはありませんか?
「これは元が悪いからしょうがないですね」
「付帯部は保証対象外ですから、うちでは対応できかねます」
ほとんどの場合が担当営業の診断力不足か施工レベル不足から起こります。
発生を未然に防ぐ事も可能だったかもしれませんが、本当に下地状況でしょうがなかった場合でも、それなら契約する前に言ってくれないと納得いかないと思います。
その上で、手直しをするなりと誠実な対応が出来るかがリフォーム会社としてのモラルだとも思っています。
困ったらまず、シャインに声をかけてください。
「なぜそうなったか」
「本当にそうなのか」
本当の知識と最適ないくつかの対策方法で解決できる事がほとんどです。
外壁塗装や屋根リフォームの事なら
千葉県柏市の日本ペイント ダイヤモンドコート認定施工店
有限会社シャイン 代表の古住でした。