塗装の必要が有る屋根や外壁の状態ならば、トータルコストとしては同時のほうが確実にお得です。外壁塗装が終わって足場を撤去してから、屋根の劣化が気になり屋根塗装や屋根リフォームをしようとしても、場所によっては足場を組み直す必要があります。追加の塗装工事のためだけに足場を組み直すと、足場代が再度必要になりますので非常にもったいないです。
屋根塗装を行う場合でも、近隣様の隣接状況によって足場を立てシートをかけないと高圧洗浄時の汚水や塗装時の塗料の飛散による クレームに繋がってしまいます。
ローラー施工だから飛散しないわけではないので、ご近所トラブルにならないためにも近隣様の配慮は重要になります。
塗装の必要がない屋根(基本的には日本瓦など陶器系の瓦)の場合は、外壁と同時に塗装ではなく、瓦のズレや漆喰の欠落などを同時に見る程度で十分だと思います。
コロニアル系の屋根の場合は、外壁に比べてそこまで劣化していなくても、その時に塗装しておかないと、さらに10年、15年メンテナンスなしで健全な状態は保てないので、少し早いと思っても、外壁と同時に塗装しておくと、次回のメンテナンスサイクルも合わせやすくなるはずです。
もちろん、しっかりとした会社で塗装して、しっかり長く持つような塗り方をしてもらう必要があります。
屋根については塗装で対応できない屋根もありますので、まずはご相談ください。