屋根の点検では、まず屋根材の名前と傷み方を見ます。
同じように色あせて見える屋根でも、塗装で進められる屋根と、カバー工法を考えた方がよい屋根があります。現地調査では、コケや色あせだけでなく、割れ、欠け、表面の剥がれ、棟板金の浮き、下地の傷みまで見てからお伝えしています。
屋根材名と劣化サインを先に見ます
屋根の傷み方は、屋根材によって変わります。スレート屋根なら、コケ、色あせ、ひび、欠け、反り、表面の剥がれを見ます。金属屋根なら、錆、ビスまわり、継ぎ目、板金の浮きを見ます。瓦屋根なら、割れ、ズレ、漆喰、下地側の雨漏り跡まで見ます。
現地調査で最初にお伝えしていること
「塗装で進めてよい屋根か」「塗っても長持ちしにくい屋根か」を先に見ます。屋根材のメーカーごとの特徴を確認しないまま、塗装と決めてしまうと、工事後の割れや剥がれにつながることがあります。
スレート屋根は、表面劣化より屋根材自体の脆さを診断
色あせやコケが中心で、屋根材の割れが少なく、下地もしっかりしている屋根は、洗浄、下地処理、屋根塗装で進めることがあります。反対に、表面はパット見はきれいでも、歩いただけで割れるほど脆くなっている屋根や、表面がポロポロ層のように剥がれている屋根は、注意が必要です。
ノンアスベスト屋根は製品名まで確認します
2000年前後のノンアスベスト屋根には、パミール、レサス、コロニアルNEOなど、塗装との相性を慎重に見たい屋根材があります。欠けが多い、細かな割れが広がっている、表面がめくれる。このような状態では、屋根材名と築年数を現地で調査します。
塗装で進める屋根は、板金と水の逃げ道まで見ます
屋根塗装で進める場合も、ただ塗るだけではありません。高圧洗浄、板金部の防錆、釘頭のシーリング、棟下地木材の交換、タスペーサー、下塗り、中塗り、上塗りまで工程があります。
我孫子市U様邸の屋根塗装では、棟板金の釘頭や継ぎ目を処理し、屋根材の重なりに水が残らないように見ながら塗装しています。見積書を見るときも、塗料名だけでなく、板金処理や縁切りまで入っているかを見てください。
我孫子市U様邸の屋根塗装板金処理、縁切り、屋根塗装の流れを現場写真で見られます。
担当者コメント
屋根は、下から見るときれいに見えても、上がると釘頭や板金の浮きが出ていることがあります。本来は屋根に上って触って釘の緩みなども調査することが基本ですが、近年では悪質な業者も増え、屋根に上らせたくないというお施主様も一定数いらっしゃいますので、その際は、高所カメラで20倍ズームで写真を撮りながら、調査します。流行りのドローン点検は弊社では行っておりません。全体的な簡易点検であればドローンでも撮影可能ですが、5mmの隙間など細部を撮影できないためです。
カバー工法を考える屋根は、割れ方と剥がれ方が違います
屋根材の欠けや割れが多い場合、塗装しても屋根材そのものの弱さは残ります。パミールのように層間剥離を起こす屋根材や、レサス、コロニアルNEOのように割れや欠けが目立つ屋根では、カバー工法を含めてご案内しています。
屋根カバー工法で見るところ
カバー工法では、既存屋根の状態は当然ですが、屋根裏から見る野地板の傷みもチェックしたいところです。2Fに天井点検口があればそこからある程度は見れますし、雨漏りが既に発生している場合には、憶測で屋根工事を勧めず、室内天井に点検口を設置して確認してから方針を決めることが必要な場合が多いです。そのた、棟板金の歪み、換気棟、雪止め、雨樋との取り合いも見ます。屋根材の割れだけを見て決めるのではなく、下地がカバー工法で耐えられる強度があるかも重要です。
屋根材そのものがきれいに見えても、棟板金が浮いていることがあります。強風の後、釘が抜ける、内部の貫板が傷む、ジョイントから雨水が入る。このような状態は、屋根表面とは別に確認します。
我孫子市H様邸では、スレート屋根の棟板金に浮きがあり、貫板を交換して棟板金を再設置し、屋根塗装まで行っています。塗装で進める屋根でも、板金と下地の確認を先に行います。
我孫子市の屋根工事で実際に見ていること
屋根が気になっている方は、気になる割れや剥がれ、築年数、前回のメンテナンス時期、がわかると判断しやすくなります。
| 見た目 |
現地で見ること |
ご案内する工事 |
| 色あせ、コケが中心 |
割れの少なさ、下地、棟板金 |
屋根塗装 |
| 割れ、欠け、剥がれが多い |
屋根材名、割れの範囲、野地板 |
屋根カバー工法 |
| 雨漏り、沈み、下地の傷み |
野地板、室内雨染み、屋根裏 |
葺き替えも含めてご案内 |
関連ページ: 塗ってはいけない屋根、パミール屋根のカバー工法、我孫子市で屋根カバー工法を選ぶべきケース
我孫子市周辺の屋根点検・屋根工事
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屋根塗装で進めるか、カバー工法を考えるか、いつ頃メンテナンスをすればいいかなど、今すぐ考えてない場合でも大丈夫です。
割れ、欠け、棟板金の浮きが気になる方は、お気軽にお声かけください。
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屋根の調査
- 屋根材はなに?
- 気になる場合は屋根裏もチェック
- 棟板金、下地の状態チェック