松戸市 ALCの外壁を最高クラスの透湿性を発揮するセラコートアクアにて塗装
この度、松戸市F様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。
松戸市F様邸は、築10~15年。
ご近所様の挨拶チラシをご覧になりお問合せを頂きました。
現地調査・ご提案の後、シャインへ工事をご依頼下さいました。
誠にありがとうございます。
外壁塗装 | セラコートアクア | 53/34 |
付帯塗装 | セミフロンマイルド | シェルライト |
屋根塗装 | ナノルーフ15 | アッシュブラック |
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄で、最大15Mpaの強い水圧によって約1日かけて洗浄が行われます。※必要に応じて薬剤も使用します。
こびりついた汚れをしっかりと除去していくことが、塗料の密着に繋がり、
美観性・耐久性に優れた美しい塗装を施すには、この洗浄作業を徹底することが大きなポイントになります‼
シーリングに劣化が見られたため、目地部分・サッシ廻り共に増し打ちにて補修を行いました。ALCは外壁材の厚みによって、打ち替えではなく増し打ちでメンテナンスを行うことが可能です。
F様邸の外壁は吹き付け仕上げのALCパネルでした。
中塗り・上塗りには、『ダイヤセラコートアクア』を使用しました。
お色は【メイン部分】に53番【玄関・ベランダ部分】に34番を使用しました。
セラコートアクアは弾性塗料でありながらも優れた透湿性を持ち、さらに追従性、耐候性も兼ね備えた最高クラスのシリコン塗料です。
ALCとは「軽量気泡コンクリート」と呼ばれるコンクリート外壁材で、名前の通りコンクリート内部に無数の細かい気泡を含んでいるのが特徴です。
コンクリート建材は基本的に重い傾向がありますが、ALCは気泡が入ることで通常の鉄筋コンクリートの約1/4まで軽量化されており、この軽さを活かしてマンションや商業施設などの大型建築物によく採用されています。
また様々な外壁材の中でも特に厚みがあり、その分模様の彫りが深くなるため立体感や重厚感が生まれ、意匠性が高く高級感あふれる外観を演出することが出来ます。
F様邸の屋根はKMEW(旧クボタ)のグリシェイドクアッドでした。
特長は、2008年以降に製造されたノンアスベストスレート材で、従来の粗悪なノンアスベスト材よりも強度が上がった為、塗装可能な屋根材になります。
外壁同様に強い水圧によって汚れを除去していきます。
タスペーサーとは、屋根材の一枚一枚の重なり部分が塗料で詰まらないように2ミリ程度の隙間を確保する部材になります。
屋根の塗装を行うとスレート屋根材の隙間が埋まりますが、全て埋まるのではなくほんの少しの隙間が出来ます。
その、ほんの少しの隙間に雨水などが入り込み屋根の内側まで水が入り込んでしまう
『毛細管現象』が発生してしまいます。
それを防ぐために
『タスペーサー』という部材を挿入し、しっかりと隙間を確保していきます。
こうする事で雨水は下へと流れ落ち、内部まで侵入してくる事はありません。
釘留め不足による棟板金の外れ、木下地の露出が見られました。
下地は再利用が出来ない為、「ガルベース」にて交換しました。
シャインでは、棟板金の下地交換の際には、従来の木材下地ではなく、耐食性に優れたガルバリウム鋼板の下地材「ガルベース」を採用しております。
ガルベースは木材のように水に触れて腐食することがなく、
さらに年数が経過しても樹脂のようにひび割れたりすることもない、優秀な棟板金下地材になります。
中塗り・上塗り塗料には耐久年数15年の『ナノルーフ15』を使用しました。
塗料に含まれる物質をナノサイズ(原子や分子のスケール)で調整・制御するナノテクノロジー技術により塗料のポテンシャルを最大限に発揮することを可能にし、他社製品と品質の面で大きな差を付けています。
プライマー塗布
シーリング充填し丁寧に均す
最後に点検をして完成です。
塗装をしないコンクリート床等は高圧洗浄にて経年の汚れをキレイに落としました。
松戸市のF様、この度の外壁屋根塗装工事の際は大変お世話になりました。
今後ともシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!