外壁塗装を検討しているが、いくらかかるかわからないから何もやっていない、今後の外壁塗装のために貯蓄をしておきたいがどのくらい資金を準備しておけばいいのかがわからない、と困っていませんか?外壁塗装に掛かる費用は家の大きさや使う塗料によって変わってきますが、ある程度の費用がわかれば安心して外壁塗装をすることができますよね。
今回は、外壁塗装を行う際のシミュレーションと無料外壁診断についてご説明します。外壁塗装に必要な金額がわかるだけでなく、現在の外壁の状態も知ることができます。
このコラムがこれからの外壁塗装の準備に役立てば幸いです。
コラムのポイント
・外壁塗装に掛かる費用を知るためには、当サイト内にあるシミュレーションや外壁診断を利用しましょう。
・外壁塗装における、各工程の技術がわかります。
・見積り詳細について、細部まで説明を聞いてみましょう。そのヒアリングの中で、技術の高さを感じられるかどうかに視点を置いてみましょう。
外壁リフォームを迷ったら…
まずはシミュレーションと外壁診断を
これから外壁のリフォームを行う、という時にまず知っておきたいのが必要な費用です。インターネットや書籍で、大体いくらくらいかかるのかはある程度把握することができますが、正確な金額を知りたい場合、当サイト内にあるシミュレーションや外壁診断を利用するのがオススメです。
外壁診断の利用
家の状態は、気候や環境、築年数、建てるために関わった職人スキルなどによって異なってきます。そのため、築10年を目安にリフォームを、とは言われていても、外壁の状況は家ごとに異なっています。ひび割れている、剥がれている、といったような目で見て劣化を判断できる場合もありますが、そうでない場合も多いのが現状です。そろそろうちもリフォームを……と考え始める時期であれば、外壁診断を受けてみましょう。
当サイト内のシミュレーションを利用することで、ある程度の費用を把握することはできます。ただ、外壁診断の方が実際の外壁の状態をもとにして、詳しい費用を知ることができます。
見積もりの流れ
お問い合わせフォームから問い合わせを行うと、メールまたは電話でのやり取りを通じて、おおまかな外壁状況のヒアリングが行われます。その際、都合がつけば訪問日時の相談もしておきましょう。
・外壁の種類
・現在状況
・築年数(今までの外壁リフォーム経験の有無)
などの情報を予め準備しておくと、スムーズに話を進めることができます。
問い合わせ時に決めた日程で、視診や触診だけでなく、専門の器具を使った本格的な訪問診断が行われます。
・打診棒調査
打診用のハンマーで外壁を叩きながら行う調査のことで、塗膜やタイルの浮きをチェックします。
・含水率測定
塗膜の劣化やひび割れなどによって、外壁は雨水を含みます。水分を含んだ外壁の上から塗装してしまうと、含まれている水分が蒸発しようとして新しい塗膜が膨れてしまうこともあります。目で見ただけではどのくらい水分を含んでいるかがわからないので、含水率を見て塗装が可能な状態かチェックします。
・ひび割れ調査
ひび割れの状況を調査します。その上で、どのような補修方法が適正かをチェックします。
・30倍スコープ調査
目には見えない劣化も、スコープを使うことで詳細にチェックすることができます。
・赤外線調査
外壁を傷つけることなく、漏水を視覚的に確認することができます。壁の内部の状態をチェックします。
・シーリング調査
シーリングとは、建物の隙間を埋めるゴム状の材料のことを言います。このシーリングの劣化状態をチェックします。
・温度設定
遮熱塗装の効果は持続しているのかなどの温度差をチェックします。
・実際の塗装面測定
正確な施工面積を算出し、実際に塗装をする場合どれだけの面積に塗装をすることになるのか、という数値を出します。
・単眼鏡検査
小型の望遠鏡を使い、屋根に上がれない場所でも確認をします。
これだけのチェックが行われます。
診断を元に、見積もりが出来上がります。
もしも外壁リフォームを今おこなう場合、現場の状況や立地、日当たりの状況、周辺環境に合わせて、塗料などの材料をチョイスして計画を進めることもできます。
このような流れに沿って外壁診断を行い、見積もりを出すことができます。シミュレーションだけでは価格しかわからないですが、外壁の状態を詳しく知ることができます。
正確な外壁リフォーム費用を知るためにも、ぜひ見積もりを取るようにしましょう。
見積書の確認はここがポイント
見積書が出来上がったら、最終的にかかる費用のみを確認するのではなく、次のような点も合わせて確認しましょう。
① 塗装面積表記の確認
外壁塗装は、塗料の既定の通りに塗らなければたとえ15年持つ塗料だったとしても本来の力を発揮することができず、早期劣化につながります。わずかな年数でダメになってしまうのです。塗料にはメーカーが指定する「塗膜厚」や「塗布量」があり、2液型塗料の場合は「混合比」もしっかりと定められています。
シミュレーションと外壁診断とでは価格が変わってくる部分でもあるので、塗料がどのくらい使われるのかを確認しましょう。
② 塗料の種類の確認
どのような塗料を使って外壁塗装を行うのかを確認しましょう。また、窓やベランダ、柱など全てを丁寧に計算して算出されているかの確認も必要です。
耐用年数が長い塗料を使うのか、短くても現段階での出費を抑えるのか、塗料の性質重視でいくのか、ご家庭によって様々だと思います。見積もりを確認し、希望はしっかりと伝えていきましょう。
③ 塗料缶数とシーリングm数の確認
例えば、一般的な35坪くらいの家の場合、塗料の本来の力を発揮させるには確実に下塗りで2~5缶の塗料が必要で、上塗りで3~5缶の塗料が必要です。また、サイディング壁の場合、年数によってはシーリングを打ち換える必要があります。そうなった場合、シーリングのメーター数も把握する必要があります。何にどんな材料を、どれだけ使うのかは見積もりの段階で聞いてみると良いでしょう。
これらの点を確認することが大切です。また、破風板や幕板などの木部は劣化が激しい部分、傷みが激しい部分の補修が伴うかどうかによっても、価格が変わってきます。大切な家の塗装で、何にどれだけ費用がかかっているのかを知っておくことで納得することもできます。
現状では塗装だけでいいのか、劣化部分も直しておいた方がいいのか、打ち合わせを通して判断していきましょう。
外壁塗装は信頼できる業者に!
シミュレーションや外壁診断を利用することで、外壁塗装に掛かる費用は把握することができます。また、費用だけでなく外壁の状況を知ることもできます。外壁の状況を知っていれば、今すぐに外壁塗装が必要ない状態だったとしても、いつ頃を目安に外壁塗装を行う方がいいのかの目安にもなります。
予め費用を知りたい、今貯めている費用で足りるのかどうかを知りたい、という場合は是非シミュレーションや外壁診断を活用してみましょう。
すぐに外壁塗装をしたいが資金の準備ができていない、急遽ほかの出費が重なってしまった、という場合、リフォームローンを利用していただくこともできます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。