モジュラス性というワードを初めて耳にした方も多いかと思います。
もし知ってらしたら、かなり勉強されている方だと思います。
営業マンはもちろん塗装職人やシール職人でも知らない方がまだまだいらっしゃるようですから。
モジュラス性とは「応力抵抗性」の事を指します。 高モジュラス性(HMタイプ)ほど、動きに対する抵抗性が高いという事になりますので単純に「動きに合わせて伸びようとしない」という事になります。
戸建て住宅は、免振構造にでもなっていない限り地震で揺れます。
突風でも揺れる事も有るでしょう。
大型トラックが通るだけでも揺れます。
道路工事でも揺れて下手すると地盤が歪みます。
そんな過酷な状況の中、外壁のパネルは動き続け目地のシーリングは伸縮し続ける為、柔軟に伸び縮みしてくれないと裂けて口が開いてしまいます。
ですので、戸建て住宅の特にサイディングに使用するシーリングは低モジュラスが必須なわけです。
一般的にウレタンシーリングは元々低モジュラスですが、変性シリコンシーリングは物によってさまざまです。
ですので「外壁のシーリングは変性シリコンが良い」という見解は的を得ていないという事になります。
気になる方は、シーリングのメーカーで代表的な「サンライズ」「オートン化学」「サンスター技研」「セメダイン」「コニシ」などのWEBサイトで確認してみて下さい。
弊社にはあらゆるシーリングについてのデータが御座いますので詳しくお知りになりたい方は、お問合わせくださいませ。
遠方の方でも、塗装工事業者が決まっている方でも、塗装工事中の方でも、何か疑問が生じたらご遠慮なくお問い合わせください。
【外壁補修に使用するシーリングは何が適しているか】
その①耐久性比較
その③シーリングの汚れ付着性
その④シーリングとサイディングとの密着性
その⑤上から塗る塗料の相性