柏市周辺の外壁塗装 シーリングの先打ち・後打ちを徹底比較
住宅の外壁は主にサイディングが使用されていることは、皆様はすでにご存知なのではないでしょうか?我が家もサイディング!というお客様は多いかと思います。 サイディングの他にもALCやコンクリート造りの外壁もあります。このようなサイディングやALC・コンクリート造りの外壁塗装時には、同時にシーリングの打ち替え改修工事を実施することが推奨されています。外壁塗装時には同時に行いたいシーリング工事ですが、その施工方法には、塗装前にシーリング工事を行う【先打ち】と塗装後にシーリング工事を行う【後打ち】の※2種類の方法があることをご存知でしょうか?結論から申しますと、先打ち・後打ちのどちらかが正解である、ということはありません。しかし先打ち・後打ち共に、仕上がりの美観性やシーリングの耐候性などメリット・デメリットがあります。
一般的なカラー塗装では先打ちが採用されることが多く、クリヤー塗装では後打ちが基本です。
また近年では、オートンイクシードなどの高耐久シーリング材の性能を活かすため、カラー塗装でも後打ちを採用するケースが増えています。
この記事では、柏市・松戸市周辺の気候を踏まえながら、
シーリングの先打ち・後打ちそれぞれの違いやメリット・デメリットを、現場写真とともに詳しく解説します。
※【先打ち】と【後打ち】の他にも【増し打ち】【打ち替え】の違いもありますがこの記事では先打ちと後打ちについて解説をいたします。
増し打ちと打ち替えに関しては下記の記事をご覧ください。
【関連記事 】
➡ シーリングとコーキングの違いは?一成分型と二成分型のシーリングはどちらが良い?打ち替えと増し打ち 種類や用途を徹底解説!
1. サイディング壁やALCパネルの隙間(目地)を埋めて雨漏りを防ぐ!防水の役割
目地シーリング
幕板上部へ三角シーリング
シーリング(コーキング)材は、目地というサイディング壁やALCパネルの隙間を埋めるために使われます。
※その他入り隅、軒天井の取り合いや幕板の天端等にもシーリングは使用されています。目地の隙間をそのままにしておくと、そこから水が入り込んで雨漏りや内部の構造体の腐食に繋がってしまいます。サイディング壁自体は、防水性はなく実は水を吸収しやすい建材です。
サイディング壁の表面は塗装する事によって保護され防水性は保たれますが、サイディング壁の断面は非常に無防備な状態です。
その為、サイディング壁同士のつなぎ目にシーリング(コーキング)を充填する事により雨水の侵入を防いでいるのです。
シーリング材の下には、ハットジョイナーと呼ばれるバックアップ材が設置されており、
更にサイディング壁の内側には防水紙があるので、シーリングが劣化してもすぐに雨漏りに繋がることは稀です。
しかし、シーリングの不具合を長期間放置してしまうと、不具合を起こしたシーリング材(コーキング材)から少しずつ雨水が浸入していきサイディング壁や防水シートの腐食に繋がってしまいます。
その為、十数年に一度の外壁のメンテナンス時には塗装と共にシーリングの工事を行うことを推奨しています。
【参考記事 】
➡ 雨漏りを防ぐ外壁の重要部材!ハットジョイナーとは?
2. 外壁の動きに追従して衝撃をやわらげてひび割れ防止!緩衝材や保護の役割
外壁は、日常の軽微な揺れや地震などの大きな揺れ、また温度変化などで日々膨張と収縮を繰り返しています。
サイディング壁は堅く薄いため、揺れや気温変化で衝突したり引っ張り合って負荷がかかると、ひび割れや破損を起こす可能性があります。
シーリング(コーキング)は樹脂製で弾力があるので、外壁材の間に充填することでボードの代わりに膨張や収縮の動きに追従し、クッション代わりになってくれます。
この効果によって衝突によるひび割れを防止し、外壁材を長持ちさせることができます。
シーリング材は、一般的におよそ10年ほどで劣化します。環境によっては、早くて5年で劣化してしまう可能性も...。劣化状況は上記の画像の通り、ひび割れや、外壁からの剥離・破断が起こります。更に劣化が進むと、バックアップ材であるハットジョイナーの露出やシーリングの欠落が発生します。メンテナンスフリーと呼ばれている外壁材でも目地であるシーリング材は劣化する為、先述いたしました通り劣化や不具合を長期間放置してしまうと、不具合を起こしたシーリング材(コーキング材)から少しずつ雨水が浸入していきサイディング壁や防水シートの腐食に繋がってしまいます。
その為、十数年に一度の外壁のメンテナンス時には塗装と共にシーリングの工事を行うことを推奨しています。
【参考記事 】➡ ハウスメーカーが謳う【メンテナンスフリー】というワードの落とし穴…本当の意味を知っていますか?
シーリング工事の【先打ち工法】とは、
外壁塗装を行う前に、既存の古いシーリング材を撤去した後シーリングを充填する工法です。
先にシーリング工事を行うことで、シーリングの上にも塗装が施されます。
その為、外壁と同様シーリングも紫外線や風雨から塗膜で保護することができます。
上記の画像は、サイディングの外壁に先打ち工法でシーリングを施工している画像です。
シーリングが乾燥した後、シーリング施工箇所も含めた外壁全体を塗装します。
シーリング工事の【後打ち工法】とは、外壁塗装後にシーリングを撤去後・充填を行う工法です。
よって、シーリング箇所は塗装されません。
この場合、外壁塗装前にシーリング工事を行う先打ち工法と違い、シーリングに塗装が施されずシーリング自体が露出します。
その為、シーリングが紫外線や風雨の影響をダイレクトに受けてしまいます。
意匠性の高いレンガのサイディングをクリヤー塗装
上記の画像は、サイディングの外壁に後打ち工法でシーリングを施工している画像です。
クリヤー塗装後、既存シーリングを撤去し新たにシーリングの充填を行います。
クリヤー塗装のシーリング施工は、後打ち工法が基本!
スウェーデンハウスのパノミュール外壁
クリヤー塗装後にシーリングの後打ち施工
意匠性の高いサイディングのデザインをそのまま活かすことが可能なクリヤー塗装。
クリヤー塗装では、色のある塗料を使用する外壁塗装とは異なり、【後打ち工法】が基本です。
なぜ、クリヤー塗装ではシーリングを後打ちにしなければならないのでしょうか?
簡単に、かつ分かりやすく言いますと...
【クリヤー塗装とシーリングの相性が悪い!】
ということなのです。
この相性の悪さを簡単に説明していきます。
なぜクリヤー塗装とシーリングは相性が悪いのか?後打ちしなければならないワケとは?
シーリング材には、※可塑剤入りの通常型と可塑剤の入っていないノンブリード型があります。
※可塑剤とはシーリング材に含まれる柔軟性を保つ成分
可塑剤入りのシーリング材を使用すると、※ブリード現象が発生してしまいます。
※ブリード現象とは...シーリング材に含まれる可塑剤が経年や熱で表面に染み出し空気中の汚れを吸着して黒ずみやベタつきを引き起こす現象それなら、可塑剤の含まれていないノンブリード型のシーリング材を使用すればいいのでは!しかし...ノンブリード型のシーリング材の上からクリヤー塗装を施すと、クリヤー塗料がシーリング材と密着できず早期のひび割れや剥がれを引き起こしてしまう可能性が高くなるのです。・可塑剤入りのシーリングの上にクリヤー塗装 → ブリード現象が発生・ノンブリード型のシーリングの上にクリヤー塗装 → 密着せず早期のひび割れや剥がれの可能性結果クリヤー塗装の際に先打ちを行い塗装を施すと、どちらのシーリング材を使用しても不具合が発生してしまうのです!何故クリヤー塗装の際は後打ち施工なのか...
『ひび割れや剥がれを防ぐため』
『シーリングに含まれる可塑剤によるブリード現象を防ぐため』の2点が主な理由です。この主な2点の不具合を避ける為、クリヤー塗装時のシーリングは後打ち施工をしなければならないのです。シャインでは全ての現場で、ノンブリード型のシーリング材を使用しています!
クリヤー塗装は塗装メンテナンスのタイミングも重要です!
クリヤー塗装は、その名の通り【無色透明】であり元の外壁の意匠性を残したまま塗装が可能です。
しかし無色透明である為に、外壁の状態そのままの仕上がりとなります。
チョーキング現象や、色褪せ・クラック等が発生している外壁にクリヤー塗装を施工するとそれらを隠すことはできません。
クラックなどを事前に補修しても補修の跡は透明な塗膜では目立ってしまい、意匠性を保つどころか逆に見た目を損なってしまうことも...
このような理由から、外壁の意匠性を活かしたクリヤー塗装を希望する場合には、早めにメンテナンスの実施をおすすめします!
新築から7年から10年以内・又はチョーキング現象や色褪せが発生する前で劣化症状が進行する以前の【外壁がキレイな状態】である必要があります。
カラー塗装施工の場合でもシーリング工事を【後打ち】で採用することも!
こうして見てみると、
後打ち施工は先打ち施工と比較するとデメリットが多いな...と思われた方も多いのでは?
しかしクリヤー塗装以外のカラー塗装の施工でも、【後打ち施工】を採用するケースもあります。
詳しく解説していきましょう!
シーリングの【後打ち】は、一見クリヤー塗装時のみの施工方法だと思われがちです。
しかしここ数年では、カラー塗装の際でもシーリングの後打ち施工を採用する塗装業者は増えてきています。
その理由は、シーリング材の耐久性と性能を最大限に発揮するためです。
シーリング材の性能が向上しており、シーリング本来の耐久性を重視する考え方が広まってきています。
その際は、後打ちはシーリング材が塗膜によって保護されない為、
シーリング材の中でも最高クラスの耐候性をもつシーリング材を選ぶ必要があります。
シーリング材は、建物の揺れに追従しひび割れ等の防止や気温変化による外壁の伸縮を吸収する役割があります。
先打ち施工では、シーリングの上から塗装し塗膜に覆われます。
その為、シーリングが動くたびにシーリング上の塗膜へ負荷がかかり、
シーリング部分の塗膜に細かなひび割れが発生する可能性が高くなります。
その反面、後打ち施工ではシーリングが塗膜に覆われません。
シーリング本来の柔軟性を維持しやすく、シーリングの持つ性能を発揮しやすくなります。
高耐久のシーリング材
オートンイクシードとH100
後打ち施工を行う場合、シーリングが塗膜に覆われず露出してしまいます。
その為、高耐久のシーリング材を選ぶ必要があります。
高耐久性のシーリング材はオートンイクシードやSRシールH100等が広く知られています。
これらの高耐久性を持つシーリング材は、15年~30年相当の耐候性を持っています。
そのため、高耐久シーリング材の性能を十分に発揮する目的で後打ちを採用するケースがあります。
超高耐候シーリング材【オートンイクシード】などは先打ち・後打ち両方に対応していますが、その耐久性から後打ち工法が積極的に選ばれる代表的なシーリング材です。
シャインでは、後打ち施工を行う際はオートンイクシードを使用しています!
柏市・松戸市周辺では高耐久性シーリングを使用する選択肢もあり!
柏市・松戸市周辺は、
真夏の強い紫外線や35℃を超える猛暑・台風やゲリラ豪雨など、シーリングにとってはとても過酷で厳しい環境といえます。
そのため近年の傾向として、耐候性に優れたシーリング材を採用することが増えており、
更にはその性能を活かすために後打ち施工を選択するケースも増えていく傾向にあると思われます。
ただし繰り返しの話になりますが、
後打ち施工では塗装が施されずシーリングが露出してしまうため、耐候性の高いシーリング材を使用しなければなりません。
一般的なシーリング材では、紫外線や風雨の影響を受けやすくなり劣化速度は早まってしまう可能性が高くなってしまいます。
まとめ~先打ち・後打ちどちらの工法に【正解】はない...!
シーリング工事において、先打ちと後打ちはどちらか一方の方が優れている、というわけではありません。
- 先打ち:シーリング箇所が塗膜で保護することが可能で、外観に統一感が生まれることで美観に優れる。
- 後打ち:シーリング本来の柔軟性を維持しやすく、高耐久性のシーリングの性能を活かしやすい。
大切なのは、外壁の種類や劣化状況に合わせた塗料とシーリング材の選定、
そしてメーカーの施工仕様に合わせて最適な工法を選ぶことではないでしょうか?
柏市・松戸市のような気候条件では、『なぜその工法を採用するのか』をしっかり説明してくれる施工会社を選ぶことが、後悔のない外壁塗装につながるのでは、とシャインは考えております。
シャインでは、お客様の気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけております。そしてシャインでは常に、【無料相談】【無料見積り】【無料診断】を行っております。
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