弱溶剤、二液型の塗料でして主剤と硬化剤を規定の分量(重量比)で
混ぜ合わせる事によって、優れた耐候性、低汚染性を発揮するシリコン樹脂の塗料です。
この塗料の混合比は主剤を5に対して硬化剤を1、
つまり5:1です。
画像の通り主剤を1kg入れた時、硬化剤は、200mgとなります。
計りを使い、キチンと計り入れます。
何を隠そう、多くの塗装店は長年の経験から、勘で硬化剤を混入して塗装
してしまうのです。
実は適当に入れたとしても、多くの二液塗料は一見なんの変哲もなく乾いてしまうため、だからなのです。
かく言う私も下請時代は、勘に頼っていました。
計る時間が惜しかったから、と言うのも、正直な所です。
しかし、これはいけません。
何故か?
ザックリ言いますと主剤、硬化剤それぞれの分子が容器の中でちょうど、
夫婦の様に自分のペアを探し、一つの分子に一つ
(厳密には、その限りではありませんが)とお互い手を取り合う事によって、効果を発揮するのです。
どちらかが多くても少なくても、ペアを組む相手がいない余りが出てしまっては、
本来の意味を果たせない塗料になってしまうのです。
ですから、キチンと計測しなければいけないのモノなのです。
続きは、次回へ。
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