住友林業の外壁塗装・屋根メンテナンスで注意したいこと!|柏・松戸市の外壁塗装ならシャインにおまかせください。
住友林業の住宅は高級感ある吹付塗装が特徴的なモルタル外壁が多いですが、モルタル外壁には「塗料を吸い込む」という傾向があります。
この場合、仕上げ塗料の吸い込みを抑えるために下塗りを通常よりも多く塗装する必要があります。
基本的に塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りですが、この下塗りを2回以上行うというイメージです。
吸い込みが完全に収まるまで下塗りを行い、その後仕上げ塗装をします。
通常よりも塗装回数が増えるのでもちろんその分塗料も大量に消費するのですが、このような知識の無い業者に依頼すると、塗料が多めに必要なことを知らずに塗料が足りなくなってしまう可能性があります。
もし悪質な業者の場合、塗料が足りないことに気付いた時点から規定の希釈率(塗料を薄めるための水やシンナーの分量)よりも薄めて塗られてしまったり、
追加発注のため追加料金を請求されるなど、施工不良やトラブルに繋がりかねません。
こういった事態を防ぐために、塗料の吸い込みに関する知識がきちんとあり、多めに塗料が必要になることをあらかじめ想定して見積もりを作成してくれる業者に依頼するようにしましょう。
また、追加塗料が必要な場合、追加料金がかかるかは業者によって異なるので、契約前に必ず確認しておくのが肝心です。
モルタル吹付塗装同様に住友林業のサイディングも耐用年数が30年とされていますが、サイディングも塗装がされているためいずれ色褪せなどの劣化が発生してしまいますし、目地のシーリングはシリコンなどでできており、紫外線や風雨、結露などで劣化してきてしまうので注意が必要です。
シーリングが劣化するとその劣化部分から雨水が侵入して外壁内部を腐食させてしまう可能性がありますので、一見塗装メンテナンスはまだ不要に見えてもシーリングと塗装メンテナンスは同時期に行うことを推奨します。
光触媒コーティングは、セルフクリーニング機能によって外壁に汚れを付きにくくすることが最大の特徴です。
しかし汚れが付きにくい分、塗り替え時の塗料の密着が悪く、数年経つと塗膜を浮かせてしまう事もあるため注意が必要です。
よって、施工に入る前に必ず密着テストやチョーキングの有無を確認して、専用の下塗り塗料が必要かどうかを見極めてもらう必要があります。
知識の無い業者の場合、一般的な塗替えを勧めてくるかと思われますので、注意が必要です。
タイル外壁は始めから塗装がされておらず、無塗装です。
元々無塗装であるため再塗装の必要がなく、色あせしにくく硬度や耐熱性も非常に高いのでメンテナンス回数が大幅に減ってメンテナンス費用を抑えられるため、
初期費用が多少高くても長期的に考えるとお得!というのがタイル外壁の最大の特徴です。
しかし、どんなにメンテナンスフリーを謳っていても、チョーキングが起きる可能性は0ではありませんし、素地の経年劣化などによるタイルの剥がれが起こる可能性もあります。
また、台風等の災害によってタイルに物が当たってひび割れや欠けができてしまうこともあります。
目地シーリング部分は汚れやカビが発生しやすいため、定期的なクリーニングや補修が必須となります。
どんなに耐候性に優れていても、完全にメンテナンスフリーでOK!と言い切れるものなどありませんので、長期的に美しい我が家を保ちたいのであれば、定期的にメンテナンスすることが何よりも大切です。
タイル外壁では外壁材自体の耐久性が高いため、目地部分のシーリングが最初に劣化していきます。
新築から10年を過ぎたあたりから目地部分などをチェックし、メンテナンスすることを視野に入れておくと良いでしょう。
住友林業の屋根の種類は、大きく分けて
《瓦屋根》
《コロニアルグラッサ(スレート屋根)》
《ガルバリウム鋼板》
の3種類がありますが、標準仕様はスレート屋根のコロニアルグラッサのみで、瓦屋根(粘土瓦)やガルバリウム鋼板(金属屋根)はオプション仕様となっています。
住友林業の標準スレートには、ケイミューの『コロニアルグラッサ』が使用されています。
セメントなどを材料としてつくる板状の屋根材です。
厚さ5mm程度の薄い素材のため、瓦に比べて軽量で建物への負担が少ないのが特徴です。
仕上げ材として無機系塗料(グラッサコート)を塗布しているので、無機物であるガラス等と同じように紫外線に強く色褪せしにくいという高耐候スレート屋根です。
無機三層構造により、紫外線による色あせに強く、約30年の耐用年数があるといわれています。
軽量で耐震性に優れており、地震や台風などの自然災害にも安心です。
木目調・レンガ調・メタル調など、多彩なデザインとカラーバリエーションがあります。
経年により表面のコーティングが劣化し、美観や性能が劣化するため、定期的な再塗装が必要になります。
耐用年数は20~30年とされています。
メンテナンスの目安は
10~15年程度経過時:再塗装
25〜30年程度:再施工(塗装・重ね葺き・葺き替え)
瓦屋根(粘土瓦)は古くからある粘土を原材料としている屋根材で、超高温の窯で焼き上げて作るため非常に硬く強い耐久性があります。
釉薬(うわぐすり)を塗って焼いたものは陶器瓦、塗らずに焼き上げたものはいぶし瓦と呼ばれます。
また、塗装されていないため再塗装の必要がなく、高耐久長寿命でメンテナンス性に優れています。
耐用年数50年以上でメンテナンスフリーとも言われていますが、棟瓦の繋ぎ目のシーリングや漆喰は早い段階で劣化してしまうため、定期的な補修・点検を考えておいたほうが良いでしょう。
耐用年数は50年以上とされています。
メンテナンスの目安は
25〜30年程度:点検・補修
50〜100年程度:再施工(葺き替え)
ガルバリウム鋼板は金属屋根の中で最も軽量で耐震性に優れています。
薄い鋼板の表面に塗装を施した屋根材です。
昔はトタン、現在ではより耐食性が高いガルバリウム鋼板が主流です。
瓦やスレートに比べてさらに軽く、建物への負担が少ないのが特徴です。
経年により表面のコーティングが劣化し、美観や性能が劣化するため、定期的な再塗装が必要になります。
デメリットとして雨音がうるさいという点がよく挙げられますが、近年のガルバリウム屋根材製品は静音効果に優れた建材もラインナップされているため、雨音が気になることはほぼ無いと言えます。
金属でありながら錆に強く、錆が発生しても拡大しないという性質がありますが、全く錆びないというわけではありませんので、
10年~15年を目安に定期的に塗装メンテナンスを行うことをおすすめしています。
塩分や埃・塵などの付着によって錆びていくため、高圧洗浄で汚れを落とすだけでも長持ちします。
耐用年数は20~30年とされています。
メンテナンスの目安は
10年程度:再塗装
25〜30年程度:再施工(重ね葺き・葺き替え)




