【松戸市M様からの相談内容】
半年前に塗った屋根塗装の件で、塗装が剥がれてきている様に見えるんだが見てほしい。
とのご依頼がありました。
なぜ数ある業者の中から、まして施工した会社で対処せずに全く関係のないシャインにお声かけ頂いた理由をお伺いすると、
ホームページのQ&Aを見つけて、嫌がらずに電話相談にのってくれそうだったからとの事でした。
他社様施工の手抜き調査はインターネットからのご相談でよくご依頼頂くお問合せです。
皆さま、担当の外壁塗装店や訪問販売業者など工事を依頼した業者ではなく、弊社に相談頂く最大の理由は・・・。
工事中はとてもいい人だった担当がクレームを伝えると人が変わったように相手にしてくれなくなって、怖くて連絡するのをやめてしまうそうです。
なるほど、昔の訪問販売系の業者では当たり前だったけど、
今は塗装工事専門店を語る業者でもそうくるのか。。。
それこそもう、どこに頼んでいいかわからなくなって当然だな、と感じざるをえません。
手口としては、10年保証15年保証発行と言っといて、確かに保証書は発行されるにはされるみたいですが、
約款にバッチリ逃げられる内容が書いてあるんです。下地が悪かったら保証しない、構造上しょうがないなどなど。
確かにお客さまが、そこを証明できなければ訴訟しても勝つことは難しくなります。
だから逆手にとってそういった事をするんですね。
良心的な業者であれば、調査診断力が優れているはずなので、
ご契約前に、事前にそういったリスクがありそうな部分については説明があるものです。
下地が悪い可能性があるなら塗装しても長く持たない可能性がある旨を伝える事が当たりまえですし、
構造上そういった現象を引き起こす可能性があるなら、その旨を事前に告知してあげる事も必要です。
つまり、ほとんどの担当者はそこまでの知識もなく、とにかく塗装工事を数多く売って、
不具合が出なければOK、
出てしまったらもう知りません、
程度に考えているわけです。
仕上がりの事ばかり魅力的にプレゼンしてくる女性カラーコーディネーターなどが在籍している業者さんなどがいたとしたら、もしかしたら、
本当に自社の責任ではないと思い込んでいるかもしれません。
塗料メーカーの情報は塗料の事ばかりで、現場の塗装技術の事についてはほとんど触れませんのでそれを鵜呑みにしている業者はプロとしてちょっと心もとないです。
皆さまも、今回の事例を明日はわが身ととらえて、業者選びこそ一番大切な要素として認識頂ければと思います。