
「外壁の塗り替えは、春か秋がいいと聞いた」「梅雨や冬は避けたほうがいいのでは」。工事の時期を考えるとき、季節が気になる方は多いですよね。
- 雨漏りや屋根材の割れなど、急いだほうがいい傷みがあるときは、季節を待たずに直してください。
- 塗装は一年を通してできます。ただし、雨の日や、気温5℃以下・湿度85%以上の日は塗装を止めます。どの季節を選んでも、天気で工期が延びることはあります。
- 依頼が集中するのは9月・10月です。ただ、最近はこの時期も台風や長雨が増え、梅雨と同じように工期がずれやすくなっています。季節だけで決めるより、品質を優先して進めてくれる業者かどうかを見てください。
季節より先に、急いだほうがいい傷みを確かめる

次のような傷みがあるときは、季節を選ぶより、まず点検と補修を急ぎます。
| 傷み | 急ぐ理由と、すること |
|---|---|
| 雨漏り | 天井や軒天のシミ。雨水の入口を先に止める |
| 棟板金の浮き・釘の抜け | 強い風で飛ばされることがある |
| 屋根材の割れ・落下 | 割れた破片がご近所に飛ぶおそれがある |
| ベランダの笠木のすき間 | 下の部屋の天井や軒天に雨水が回る |
表は左右に動かしてお読みいただけます。
台風の直後や地震の直後にご依頼頂ければ、無料で点検に伺います。訪問してきた業者に屋根の傷みを指摘されたときも、その業者を家に上げず、屋根にも登らせずに、まずはご相談ください。
塗装ができる日、できない日

塗料メーカーの施工要領では、気温が5℃以下のとき、湿度が85%以上のとき(メーカーによっては80%以上)、雨・雪・強風のときや、そうなりそうなときは、塗装を避けるよう定められています。気温が低いと塗料の水分や溶剤が抜けにくく、乾く前に夜露や雨に当たると、ツヤが引けたり、塗膜の性能が落ちたりするからです。
塗り重ねるときも、下の層が乾くまで待ちます。気温23℃で3時間以上が基本で、気温が低い日はもっと長く待ちます。雨の日は無理に進めず、晴れた日に工程を進めます。

柏の春・夏・秋・冬、それぞれの注意点

春(3月〜5月)
気温と湿度が塗装に向いていて、工事を進めやすい季節です。春先は朝晩の冷え込みが残る日もあるため、冬と同じように乾き具合を見ながら進めます。
梅雨(6月〜7月)
「梅雨の時期は避けたい」というお客様は、今も一定数いらっしゃいます。ただ、梅雨も毎日雨が降るわけではなく、曇り空が続く日も多く、空梅雨の年もあります。雨の日は作業を止め、晴れ間や曇りの日に工程を進めます。
梅雨は職人の手が空きやすいため、梅雨の時期だけの割引キャンペーンを行う年もあります。そのぶん、ご契約の前には「雨の日は無理に進めないので、品質を優先すると工期が延びることがあります」と必ずお伝えしています。
夏(7月〜9月)
気温が高く、塗料が乾きやすい季節です。夕立やゲリラ豪雨で作業を止める日もあります。
塗装中は、季節に関係なく窓に養生(ビニールのカバー)をかけるため、窓を閉め切る日が続きます。エアコンの室外機や給湯器にも養生をかけますが、正しいかけ方をしていれば、エアコンも給湯器も普段どおり使えます。かけ方を間違えると故障の原因になるため、現場では職長が養生のかけ方まで確かめています。
秋(9月〜11月)
依頼が一番集中するのが9月・10月です。気温と湿度は塗装に向いていますが、最近はこの時期にも台風や線状降水帯による長雨があり、梅雨と同じように工期がずれやすくなっています。秋に工事をしたい方は、早めにご相談頂くと日程を組みやすくなります。
冬(12月〜2月)
空気が乾いていて、晴れの日が多い季節です。気温が低い日は、塗る面の順番を工夫します。朝日が当たる面は午前中から塗り進め、北側など日の当たりにくい面は、日中に気温が上がってから塗ります。
屋根は、冬は夜露が残りやすく、乾くまでに時間がかかります。屋根の面に夜露が残っているうちは、補修や養生などの準備を進め、屋根の塗装は10時以降から始めるようにしています。
工期と、暮らしへの影響

30坪前後の家で外壁と屋根を塗る場合、工期は約2週間です。雨の日は作業を止めるため、季節によってはそれより延びることがあります。延びるときは、その都度ご連絡します。
工事中は、高圧洗浄の日や塗装の日に、洗濯物を外に干せない日や窓を開けられない日が出てきます。工程表で日程をご説明しますので、気になることはいつでも担当者にお声かけください。
柏市の施工事例
4件の事例は左右に送ってご覧いただけます。
よくあるご質問
柏の家に多い屋根材の見分け方と、柏市の施工事例は
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この記事の監修・執筆
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古住 直輝(株式会社シャイン 代表 / リウォール診断士 監修)
「春と秋がいい」と言われる塗装の季節ですが、最近は秋にも台風や長雨が増え、四季の天気は昔とは変わってきています。どの季節でも、雨の日は無理に進めず、冬は面ごとの日当たりや屋根の夜露を見ながら塗る時間を決めています。季節よりも、天気と乾き具合に合わせて品質を優先することを大切にしています。
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