屋根塗装や外壁塗装を行う時は、塗料を塗りなおす前に下地処理をする必要があります。
下地処理は目に見えない部分ですが、丁寧に行う事で塗装後の仕上がりが変わってきます。
下地処理の一つとして、最初に高圧洗浄を行います。
高圧洗浄機を使って、専用の洗浄剤を使って汚れなどを洗い流す工程です。
高圧洗浄をする事で、ブラシなどで擦るだけでは簡単に取る事が出来ない、下地に付着している油やさびを除去する事が出来ます。
長年かかって付着した油やさびを除去する事で、塗料の密着につながるようになります。
塗料が密着しないと耐久性に問題が生じますから、下地処理は重要なのです。
下地処理を適切に行わなければ、塗装直後は不具合が見えなくても、半年ほどたつと塗膜が剥がれてしまい見栄えが悪くなってしまうので、再び塗装のやり直しをしなければならない事になってしまいます。
ただ、高圧洗浄の水の圧力で目地が破損する可能性もあるため下地の不具合は把握しておく必要があります。
下地処理は手抜きされやすい工程でもありますから、下地処理をしっかり行う業者を選ぶようにしましょうね。