千葉市 パーフェクトトップで外壁塗装：屋根はサーモアイ4Fで塗装～外国の様なカラフルなお宅に！
この度、千葉市F様邸の外壁・屋根・付帯塗装工事をご依頼頂きまして無事完工致しました。
F様は、弊社のホームページをご覧になりシャインの在り方に共感して下ったとの事です。
誠に嬉しく思います。
奥様がお仕事の関係で外国に行く機会が多く、ドイツや北欧のカラフルな街並みを表現したい！とのご希望でした。
そのイメージを元に、色やツヤ等のアドバイスをさせて頂きながら付帯部のお色などを微調整して決定しました。
外壁の一階部分と付帯部のお色は、調色となっております。
奥様のこだわりが感じられます。
| 築年数 | 15年～20年 |
| 施工範囲 | 外壁・屋根・付帯部塗装工事 |
| 外壁塗装 | パーフェクトトップ | ND-280 (2階) 17-70P(1階) |
| 屋根塗装 | サーモアイ4F | クールグリーン |
| 付帯部塗装 | ファインパーフェクトトップ | 45-60H |
外壁・屋根塗装を行う前に、高圧洗浄で経年の汚れを落としていきます。最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。（必要に応じて薬剤を使用して汚れを落とします。）
高圧洗浄の後、塗装に入ります。
F様邸は元々、ツートンカラーでした。
今回のメンテナンスの際も、一階部分と二階部分とで色を塗り分けて仕上げていきました。
塗料は日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使用致しました。
お色は一階が17-70P、二階がND-280を使用しております。
一階部分は目が覚めるような、鮮やかなイエローです。
屋根も外壁と同様に高圧洗浄で経年の汚れを落とします。塗装に入る前に、屋根材の一部にクラックが発生しておりましたので専用パテで補修を行いました。
棟板金の釘が少し浮いている箇所がありましたので、再度打ち込んで補修を行いました。
釘が更に浮き緩んでくると、棟板金自体が浮いてきます。F様邸は、棟板金の浮きは見られませんでしたので、釘が少し浮いてきた箇所の釘を再度打ち込み、補修のみを行いました。棟板金は屋根のてっぺんに取り付けられている部材ですが、実は屋根材よりも早いスピードで劣化が進んでいってしまう箇所です。浮いた釘の小さな釘穴から水が浸入することにより、棟板金の下地である木材が腐食していきます。腐食が進むと更に釘が緩んでいき、釘を止めている力が失われ最終的に棟板金が飛ばされてしまいます。
棟板金について詳しい内容についてはコチラのページを是非ご覧ください。
＞＞＞知らない事が多い！屋根のお話『棟板金』をクローズアップ
板金部は必ず錆止め効果のある下塗り
板金部にはシーラーではなく防錆プライマーを塗布します。
釘頭は、コーキング処理を怠るとそこから水が入り劣化が始まってしまいますので、しっかりと釘頭にもコーキング処理を行いました。
日本ペイントのサーモアイシリーズの場合、下塗りにも熱の反射性が有ります。下地を強固にする役目も有ります。吸い込みが激しい場合には、もう一度塗り重ねます。（メーカー指定）
4寸勾配以下の場合は、ダブル工法を推奨。 塗替え後の毛細管現象による雨漏りを防ぐための作業です。
高圧洗浄、補修、下塗りの後は中塗りと上塗りの塗装に入ります。屋根の塗装は、遮熱塗料「サーモアイ4F」を使用致しました。サーモアイ4Fは過酷な環境下でも耐久性を保持することが可能な屋根用遮熱塗料です。
お色は、クールグリーンを使用致しました。
破風板とは、屋根の内部や屋根瓦の下に雨風などが入ることを防止するために住宅の屋根の先端部分に取り付けられている部材です。屋根や外壁よりも早く劣化していってしまう箇所でもありますので注意が必要です。
F様邸の破風板は木材を使用しておりました。木材を使用した破風板は、以前の住宅で最も使用率の高かった材質です。他の材質と比較すると耐火性が低い為、現在は窯業系や金属系の材質が主流になっていますが、築２０年ほどの住宅ではまだまだ目にすることがあります。
F様邸の破風板は、経年で既存の塗膜が劣化してしまい、ポロポロと剥がれ落ちてしまっている状態でした。
このまま下処理を行い、その上から塗装する事は可能ですが、やはり数年で同じように剥がれてしまうと思われますので、今回は木部にガルバリウム鋼板を巻くという、ガルバリウム鋼板包みという作業を行いました。
ガルバリウム鋼板包みの施工後は、付帯部と同様に塗装致しました。
付帯部は、外壁とは違うお色で塗装致しました。お色は45-60Hを使用しております。明るいグリーンが目を引く、可愛らしいツートンカラーの外壁になりました。
ベランダも紫外線による劣化がおこりますので、定期的なメンテナンスが必要です。次回のメンテナンスの時期を考慮し、プライマーを塗布後に防水剤を二度塗り致しました。実は雨漏りはベランダ直下に起こることがあります。トップコートを定期的に塗装することでお住まいの長持ちに繋がりますので、外壁塗装の際は一緒にメンテナンスすることをおススメしております。
最後に点検をして完成です。鮮やかなイエローとグリーンが目を引く、カラフルなお宅に生まれ変わりました。まるで、ムーミンの世界に入り込んでしまったかのような感覚です。ご近所様や、取りすがりの方から褒められたりもされたそうです！ご満足を頂けた様でしたら、弊社としても大変ありがたく嬉しい限りです。千葉市のF様、この度の外壁・屋根付帯塗装工事では大変お世話になりました。今後とも、宜しくお願い致します。
