我孫子市　K様邸　外壁屋根塗装工事の概要

外壁塗装ビフォーアフター

この度、我孫子市 K様邸の外壁屋根塗装工事をご依頼いただきまして無事に完工いたしました。
K様邸は築15~20年。

ホームページをご覧になり、お問合わせをいただきました。
見積りに際して、屋根の塗装は本来必要のないものなのかどうか？カバー工法を選択するべきなのか？ご説明をお願いしたい。とのお問合せでした。

現地調査・ご提案の後シャインで工事をご依頼いただきました！
誠にありがとうございます。

工事概要

築年数	15～20年
施工範囲	外壁塗装｜屋根塗装｜付帯部の塗装

外壁塗装	パーフェクトトップ　全艶	ND-105
屋根塗装	ファインパーフェクトベスト	ディープグレー
付帯塗装	ファインパーフェクトトップ/ケンエースGⅡ	ND-155・19-60B/N-90

外壁塗装工事の概要

高圧洗浄

外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
外壁・屋根・付帯部…その他コンクリートの箇所等。
家全体の汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします！
最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。（必要に応じて薬剤を使用して汚れを落とします。）
洗浄工程は約1日の時間を掛けて行われます。
美観性を保ち、耐久性を確保する塗装を施すにはこの洗浄作業を徹底的に行わなければなりません。

【参考記事】
➡ 大切な下処理！高圧洗浄をする理由

外壁補修

クラックが発生しておりましたので、専用のパテにて補修致しました。

外壁シーリング(コーキング)工事

目地部の打ち替え、サッシ廻りの増し打ち工事を行いました。

【参考記事】
➡ シーリングとコーキングの違いは？一成分型と二成分型のシーリングはどちらが良い？打ち替えと増し打ち種類や用途を徹底解説！

柏氏外壁屋根塗装のシャイン　凍害　直貼り　シーリング

【目地部の打ち替え】

プライマーの塗布

【目地部の打ち替え】

シーリングを充填し均して完成

【サッシ廻りの増し打ち】

プライマーの塗布

【サッシ廻りの増し打ち】

シーリングを充填し均して完成

外壁塗装

外壁塗装には、日本ペイントのパーフェクトトップとUVプロテクトクリヤーの2種類の塗料を使用致しました。

外壁塗装【パーフェクトトップ】

パーフェクトトップは日本ペイントが『ラジカル塗料』として開発した塗料で、耐候性と仕上がりにすぐれた塗料です。

※耐候性とは塗料が紫外線、雨風などに耐えられるかどうかを指します。　
耐候性が高いものほど長い間塗り替えずに済みます。

【参考記事】
➡ リーズナブルなのにシリコンを超える！パーフェクトトップ

下塗り

中塗り

上塗り

パーフェクトトップのお色はホワイト系のND-105を使用致しました。

外壁塗装【UVプロテクトクリヤー】

UVプロテクトクリヤーは、サイディング壁を新築時に近い風合いのまま長期間維持することができます。
更に汚れやカビに強い外壁に生まれ変わらせることが可能です。

そしてUVプロテクトクリヤーは、レンガ調や木目調などのデザイン性の高いサイディング壁の塗装に適しています。
既存のサイディング壁のデザインを活かして塗装ができ、更に美しく長持ちさせることができます。
既存のサイディング壁を気に入っている場合、そのデザインを残したいと考えている方にはお勧めの塗料となっております。

【参考記事】
➡ 紫外線に強い透明な塗料で外壁を保護 UVプロテクトクリヤー

クリヤー塗装

一回目

クリヤー塗装

2回目

付帯部の塗装

シャッターボックス

鼻隠し

軒天

雨樋

屋根塗装工事の概要

塗装前のK様邸の屋根

K様邸の屋根は、ケイミュー(旧クボタ)製のコロニアルクアッドでした。
コロニアルクァッドは、アスベスト規制直後の脆弱な建材によりもあとに発売された耐久性に優れた屋根材です。
主に北面に苔や汚れは見られるものの大きな割れや抜けなどもなく屋根材自体は非常に良好な状態でした。
お問合せ時に、屋根の塗装は本来必要のないものなのかどうか？カバー工法を選択するべきなのか？ご説明をお願いしたい、との事でした。
今回は、屋根リフォーム(カバー工法)ではなく塗装の提案をさせていただきました。

スレート屋根材コロニアルについては下記の記事に詳しく説明しております。
ぜひご覧ください！
【参考記事】
➡ スレート屋根材『コロニアル』の耐久性とメンテナンス

屋根板金補修

下塗り材(錆止め)の塗装

棟板金にサビ止め塗装

雪止めにサビ止め塗装

棟板金と雪止めに下塗り材(錆止め)を塗装します。
スレート屋根であっても、板金部分には下塗りにはさび止めを使用します。
棟板金や雪止めにはさび止め、屋根材の部分はその屋根材にあった下塗り材を塗装していきます。
錆止めは赤いので目立ちますが、上塗りの塗料は板金部分も屋根材と同じものを使用します。

シーリング補修

屋根板金のジョイント部をシーリング補修致しました。

釘の抜けや、雨水の侵入を防ぐため釘頭のシーリング処理を行いました。
細かい施工箇所になりますが、シャインでは釘頭にシーリング処理を標準施工として行っております。

タスペーサー設置

タスペーサーとは、屋根材の一枚一枚の重なり部分が塗料で埋まらないように2ミリ程度の隙間を確保する部材になります。
屋根の塗装を行うとスレート屋根材の隙間が埋まりますが、全て埋まるのではなくほんの少しの隙間が出来ます。
その、ほんの少しの隙間に雨水などが入り込み屋根の内側まで水が入り込んでしまうと『毛細管現象』が発生してしまいます。
それを防ぐために『タスペーサー』という部材を挿入し、しっかりと隙間を確保していきます。
こうする事で雨水は下へと流れ落ち、内部まで侵入してくる事はありません。

【関連記事】
➡ 屋根塗装後の雨漏りを防ぐ｜縁切り材『タスペーサー』

板金部補修の完了

板金部の補修が完了しました。

屋根塗装

屋根塗装には、ファインパーフェクトベストを使用致しました。
ファインパーフェクトベストは、日本ペイントより発売されている「パーフェクトシリーズ」の一つです。
「ラジカル制御技術」を取り入れた高耐候性の屋根専用の塗料です。

更にファインパーフェクトベストは豊富な26色ものカラーからお選びいただけます。
デザインや色へのこだわりが強い方に是非おすすめです！

【参考記事】
➡ ラジカル制御技術を生かした高耐候性が強み！ファインパーフェクトベスト