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千葉県流山市のI様邸はモニエル瓦、スタッコ仕上げ外壁共に2回目の塗り替えを検討されていました。思い出がたくさんつまったお家、もう一度丁寧に塗替えメンテナンスを行い長持ちさせたいとのご要望がございました。
外壁はファインシリコンフレッシュ 色はND-281で塗替え。屋根は水性シリコンで塗替え。
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保証期間
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- 外壁
- ファインシリコンフレッシュ 10年 色=ND-281
- 屋根
- 水系シリコン 8年 色=艶消しグリーン
- 付帯
- 防錆型ファインSi 5年 色=こげ茶(255)
- 木部付帯
- 防錆型ファインSi 3年 色=こげ茶(255)
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下処理
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高圧洗浄
現地調査の段階で、北側にコケの繁殖や汚れはみられましたが、大きな破損や欠損もなく大掛かりな補修を必要とする箇所はありませんでした。
どんな施工もまずは高圧洗浄から始めます。
こびりついてしまった長年のホコリやコケを水圧で徹底的に洗浄していきます。
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クラック補修
北面2Fの一部にクラックといわれるひび割れがみられましたので、補修を行っていきます。
きちんとした補修をしないでこの上から塗装を行ってしまうと、塗膜が水分を吸ってしまい、外壁内部に雨などの水分が侵入してしまいます。
せっかく塗装を行ったのに、今度はもっと大掛かりな補修が必要になってしまう事になりますので、しっかりと行いたい作業です。
補修剤を充填する深さと幅を確保するために、カッターなどを使用し、あえて大きく広げます。
この作業を行うことで、外壁との接着面が多くなりしっかりと密着してくれます。
長年にわたって良い状態で外壁保持し、早期再発を防ぐ為には、この一手間がとても大切な作業なんです。(Vカット工法)
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コーキングの打ち込み
既存の模様を損なわないよう充分に注意し、コーキング材を打ち込んでいきます。
先ほど充分な深さと幅を確保しましたので、規定量を奥までしっかりと充填していきます。
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コーキング補修(均し)
打ち込んだコーキング材を丁寧に均していきます。
弊社では適切な補修は当たり前ですが、美観性も重視しております。
I様邸はスタッコ仕上げ(表面に凸凹がある状態に仕上げるやり方)の外壁でしたので、模様を損なわぬ様、注意をしながら均していきます。
続いて塗装を行っていきます。
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塗装工程
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下塗り(アンダーフィラー弾性エクセル)
アンダーフィラー弾性エクセルは、シーラ+下地調整の機能があります。
キメが細かく上塗りの吸い込みが少ないので、上塗りの特性を生かす事が出来る塗料です。
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上塗り1回目(ファインシリコンフレッシュ)ファインシリコンフレッシュは、自浄機能に優れており、外壁に付着した排気ガスやホコリなどの汚れを、雨水によって洗い流してくれます。
カビや藻といった微生物による外壁の劣化を防止してくれます。
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上塗り2回目(ファインシリコンフレッシュ)
また、結露の発生を抑制し建物の耐久性を向上させる事が可能です。
F☆☆☆☆ですので、人体に有害なホルムアルデヒドや重金属などが含まれておらず、環境にも人にも優しい塗料です。
2回目も丁寧に塗布したら、外壁の塗装は完成です。
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下処理
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高圧洗浄
モニエル瓦(乾式洋瓦)のスラリー層が劣化してしまうと、瓦の表面が粉っぽくなってしまいます。
また、湿気を含みやすくなりますので、他の瓦より苔が発生しやすくなります。
密着の悪い塗膜層であるスラリー層をできる限り除去しなければ、いくら適した材料で施工しても性能を生かせませんので、より時間をかけて丁寧に洗浄していきます。
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板金部下塗り(防錆型プライマー)
屋根の棟包みは板金になりますので、防錆型のプライマーを塗布していきます。
少しでも塗り残しがあると、そこから錆が発生してしまう原因になりますので、ローラーを使用し、丁寧に塗布していきます。
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雪止め下塗り(防錆型プライマー)
雪止め部も金属になりますので、防錆型のプライマーを塗布していきます。
ここは細かい作業になりますので、ローラーではなく、刷毛を使用して丁寧に塗布していきます。
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棟包みの釘の打ち込み
板金部を固定している釘が少し飛び出している箇所がありましたので、打ち込んでいきます。
飛び出したままにしてしまうと、強い雨や台風などで板金部が飛ばされてしまう恐れがありますので、しっかりと奥まで打ち込んでいきます。
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棟包みのコーキング打ち替え
既存の劣化したコーキングを撤去したのち、コーキングとの密着力を高めるために専用のプライマーを塗布しました。
その後、新しいコーキング剤を奥までしっかりと打ち込み、丁寧に均していきます。
空気やホコリなどが入り込んでしまうといくら綺麗に均しても早期破断の原因になってしまいます。
乾燥時間も考慮しなくてはいけません。
簡単そうに見えて実はとても気の抜けない作業なんです。
完全に乾く前にマスキングテープを外したら、コーキングの打ち替えは完了です。
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板金部の釘頭のコーキング
先ほど打ち込んだ釘頭にもコーキングを乗せていきます。
奥まで打ち込み、完全に固定されたように思えるのですが、このままですと強い風や雨、地震などによってだんだんと緩んできてしまいます。
新築の家ではほとんど行われない作業になりますので、塗替えやリフォームの際には是非行いたい作業です。
しっかり板金部に密着するように乗せ、乾燥したら完成です。
釘頭のコーキングも厚みを設けて盛り付けしていきます。
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乾式洋瓦の割れ補修
瓦の一部に割れがありましたので、補修していきます。
割れたままにしてしまうと、雨などの水が瓦の下に入り込んでしまい、雨漏りの原因になってしまいます。
割れて完全に離れてしまった箇所にコーキングを乗せ、割れた瓦をくっつけます。
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はめ込んだら隙間を埋めるようにまた上からコーキングを乗せ、丁寧に均していきます。
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塗装工程(スラリー強化プライマー工法)
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スラリー層のある乾式洋瓦の見分け方
瓦の小口が凸凹になっている瓦が乾式洋瓦です。
今までスラリー塗膜のある屋根瓦の塗り替えは、塗装後早い段階でスラリーの脆弱層から剥離してしまい、塗装は困難とされてきました。
今回採用のスラリー強化工法は、スラリー強化プライマーの開発により、この脆弱なスラリー層をタイトに補強し、強い付着性を付与する事が出来る工法です。
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下塗り1回目(水系シリコン)
今回は、水谷ペイントの乾式洋瓦塗替えシステムの「スラリー強化プライマー工法」を採用し、下塗りには水谷ペイントの「水系シリコン」を使用いたしました。
モニエル瓦の塗装は、下処理やプライマー塗布量がとても重要なポイントになります。
流れるくらいたっぷりと塗布していきます。
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下塗り2回目(水系シリコン)
プライマーの塗布量が不十分な場合、基材への浸透及び強化が不十分という事になります。
メーカーの規定では「瓦の表面に濡れ感が出るまで」ですので、今回は下塗りを2回行いました。
水系シリコンは環境に優しい水系タイプです。
低臭、無公害で人にも環境にも優しい塗料です。
下塗りを2回塗布することでより表層に塗り感が出ています。
下塗り適正量塗布は完了です!
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上塗り1回目(水系シリコン)
水系シリコンは超耐候性を備えており、アクリルシリコン樹脂の連続塗膜が酸性雨などから屋根を守り、耐久性を格段に向上してくれます。
耐変色性も優れており、塗装したての鮮やかな色彩を長期にわたって維持し続けてくれます。
また、防カビ・防藻性もすぐれており、劣化を促進させてしまうカビや藻を長期にわたって防いでくれます。
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上塗り2回目(水系シリコン)
水を溶媒に使用しておりますので、臭いや有害物質を揮発しません。
また、火災時の危険も減少してくれます。
2回目も1回目と同様に丁寧に隅々まで塗布して、屋根の塗装は完成です。
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破風板塗装
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下処理
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高圧洗浄
破風板は雨風の影響で、ホコリ・油分・塩分などが溜まりやすい箇所です。
最大15Mpaの水圧で経年で付着した汚れを取り除きます。
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劣化塗膜除去(ケレン)
高圧洗浄で取り除けなかった汚れや、劣化してしまった塗膜を、専用のタワシを使用し剥がしていきます。
この工程を行わないでそのまま塗装してしまうと、表面がデコボコな上に塗装をする事になりますので、当然剥がれの原因になったりします。
丁寧にしっかりとケレン作業を行っていきます。
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破風板の繋ぎ目コーキング補修
破風板の繋ぎ目コーキング補修を行います。
補修剤を入れる十分な深さと幅を確保するために、割れている箇所をあえて広げていきます。(Vカット工法)
こうすることで接着面が多くなりますので、しっかりと補修を行うことが出来ます。
ですが、ただ広げればいいと言う訳ではありません。
角度や深さ、使用するコーキング剤など…
どの位広げればいいのか?
どの位深さを取ればいいのか?
季節によっても様々ですので、色々考慮した上で行っていきます。
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コーキング打ち込み
先ほど広げた箇所に、コーキング剤を奥まで十分に打ち込んでいきます。
空気や水分、汚れなどが入ってしまうと、早期破断に繋がりますので、丁寧にゆっくりと行っていきます。
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コーキング均し
奥までしっかりと入り込むように、押し込みながら丁寧に均していきます。
そのあと、完全に乾いてしまう前にマスキングテープを剥がしたら、破風板の割れ補修は完成です。
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塗装工程
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下塗り(ハイポンファインプライマーⅡ)
ハイポンファインプライマーⅡは、優れた防錆性を発揮してくれます。
また、重金属顔料を含まない塗料ですので、人にも環境にも優しい塗料です。
塗布量を守り、ムラの無いように丁寧に塗り込みます。
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上塗り(防錆型ファインSi)
鉄素材の破風板になりますので、防錆型のファインSiを塗布していきます。
防錆型ファインSiは微弾性タイプのため、ひび割れにも追従してくれます。
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上塗り2回目(防錆型ファインSi)
2回目も1回目同様、ムラのないように丁寧に塗布していきます。
これで破風板の塗装は完成です。
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