千葉県流山市 ノンアスベストスレート屋根をカバー工法(高耐久スーパーガルテクト)Y様
Y様邸は築15~20年。ハウスメーカーの点検で、ノンアスベストスレート屋根の剝がれや欠けが見つかり、お問い合わせを頂きました。現地調査・ご提案の後、シャインへ屋根カバーと外壁塗装工事をご依頼頂きました。誠にありがとうございました。
築年数 | 15~20年 |
施工範囲 | 屋根カバー・外壁塗装・付帯塗装 |
屋根カバー | スーパーガルテクト | sシェイドワインレッド |
外壁塗装 | パーフェクトトップ 5分艶 | ND-112 |
付帯塗装 | ファインパーフェクトトップ・ケンエースGⅡ | 黒/19-60B・N-90 |
Y様の屋根はスレート屋根です。
スレート屋根の特徴
セメントを薄い板に加工した屋根材で、瓦に比べると大変軽いという特徴があり、日本の住宅の屋根材としてはもっとも普及しています。 スレート板の形状や質感も数多くの種類があり、色も黒・茶・グレーなどの定番色から、ブルーやグリーン
など様々なカラーリングの製品が販売されており、デザインの選択肢が豊富な屋根材といえます。
スレート屋根のメリット・比較的安価
・施工がしやすく、対応可能な業者が多い
・断熱性や防音性に優れている
・燃えにくい素材であるため耐火性も高い
ただし、割れやすく経年劣化も早いため、定期的なメンテナンスが必要となります。スレート屋根は、劣化状況に応じてメンテナンスをすることで、長持ちさせることができる屋根材です。アスベスト入りのスレートは規制により現在は製造されておらず、規制が掛かった初期の非アスベスト建材(ノンアスベスト)は耐久性が低く、10年以内にボロボロしたり、割れが多数発生したりと問題が多い建材が出回りました。
2008年方ノンアスベストスレート材でも改良が加えられ、健康被害を及ぼすアスベストの代替成分として、パルプやガラス繊維などを混入させる事で、
耐久性が戻って来た為、ノンアスベストスレート屋根でも、カバー工法や葺き替えなどの高額なリフォームではなく塗装メンテナンスでの対応が可能になります。
とはいえ、施工状況や立地に応じて、割れ(クラック)などの不具合が出ないわけではないですし、スレート自体が当時ほどの強度を持っているかはメーカーの言い分を鵜呑みにせず、時間が経ってみないとわかりませんから、塗装の際に下塗りに浸透補強効果がある物を使用して、建材の強度にも着目した塗装工程が必要になります。
今回は、アスベスト規制が掛かった後に出始めた
「ノンアスベスト」スレート材でして、割れや欠けも数か所で発生していたため、
カバー工法にてご対応させて頂く事になりました。
全体の屋根汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします!
最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。
古くなった役物を撤去します。
ルーフィング貼り
スーパーガルテクト工法
屋根完成!
スーパーガルテクトは、さびにくい金属の「超高耐久ガルバ」を使うことで、高い耐久性を実現しました。
めっき層に含まれる、アルミ、亜鉛、マグネシウムの成分がベースの鋼板を強力にガードします。
めっき量も多く、一般的なガルバリウム鋼板の約1.25倍の厚み!
一般的に言われるガルバリウム鋼板は「GL鋼板」と言われますが、ガルバリウム鋼板は「SGL鋼板」を使用している為、
表面の塗装に頼らずとも、
「赤さび20年」
「穴あき25年」
のメーカー保証が付与されます。
一般的な屋根は、10年ごとで、塗装メンテナンスが推奨されますが、スーパーガルテクトなら、表面の色褪せなどを気にしなければ20~25年錆びにくい鋼材と言われています。
初期費用は、塗装リフォームよりお高めですが、長期的にみると、断然お得!
スーパーガルテクトは、丈夫で長持ち、ずっと安心できる屋根です。
ただし、材料が良ければ「安心」?
ではありません。
やはり建築工事は、商品と施工技術の2つが噛み合って初めて高品質になります。
『スーパーガルテクトでカバー施工して、2019年の台風で屋根から雨漏りがしてきた』
という方のご相談も頂きますから、
施工の正確さや技術面を特に重要視して業者選定を行って頂きたいです。
切れていた蛇腹を交換致しました。
施工後
屋根同様、家全体の汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします!
シーリング打替え工事 施工前
密着を高める為のプライマーの塗布
シーリング充填後、丁寧に均す。
シーリング打替え工事 施工後
密着を高める為のプライマーの塗布
シーリング充填後、丁寧に均す。
施工後
専用下塗り剤の塗布
専用下塗り剤の塗布
専用下塗り剤の塗布 施工後
ガスケットとは、外壁塗装において、目地の一種であり、パッキン状の目地です。
コーキングと比較して、耐久性が高く、見た目もスッキリしています。ガスケット目地は、
外壁塗装と同じタイミングで塗装を行います。
ただし、劣化してしまっている場合は、現在の目地を撤去して、新しいガスケット目地に交換します。
お家の構造的にガスケットへの交換が難しい場合は、既存の目地を撤去してコーキングを打ち込んでいきます。
ガスケット目地のメンテナンス方法は、上から塗装が基本的な方法です。
ガスケットの目地は外壁の隙間を埋めるために使われます。
塗装することで、目地が劣化するのを防ぎ、外壁の防水効果を高めることができます。
パーフェクトトップにて外壁塗装 完成!
パーフェクトトップにてベランダ塗装完成!
幕板破風板(施工中)
破風板(施工中)
破風板(施工後)
屋根はスーパーガルテクトにより、高い耐久性を持つ屋根に生まれ変わりました!
お色もシェイドワインレッドで明るく素敵なお屋根になりました。
外壁はパーフェクトトップND-112により、ベージュ系で優しく明るい落ち着いた印象に生まれ変わりました。
最後に、タッチアップ・点検をして完工となります。
流山市のY様、この度の外壁塗装工事の際は大変お世話になりました。
今後とも柏市のシャインを宜しくお願い致します。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
流山市で屋根カバー工事を行う際には、地域特有の要因や法規制がある場合あるので注意を払う必要があります。
以下に、流山市での屋根カバー工事に関する注意点をいくつか挙げてみましょう。
1.建築規制の確認: 流山市の建築規制や条例を確認しましょう。屋根カバー工事に関する制限や許可などの情報を把握しておくことが重要です。
自治体によっては助成金が申請可能なばあいもありますし、景観法によっては色に注意を払う必要もあります。
2.近隣への配慮: 流山市に限ったお話ではないですが、屋根カバー工事は騒音や工事車両の出入りが発生するため、近隣住民への影響を考慮して工事スケジュールを調整しましょう。
また、近隣様へのご挨拶廻りも工事業者でしっかり対応する必要があります。
3.地域の気候特性: 流山市特有の気候特性は平均的な環境になりますが、立地に応じた材料選定や施工方法を考えることも大切です。耐久性や防水性など適した対策を講じましょう。
4.保温・断熱対策: 近年では流山市も寒冷な冬や暑い夏に見舞われる為、保温・断熱、遮熱対策を考慮した屋根カバー工事を行うことが快適な住環境を作るために重要と考えます。
風・台風対策: 流山市は風の強い日があるため、風対策や台風による被害から屋根を守るための工夫を行うことが必要です。
5.地元業者の選定: 地元の屋根工事業者を選ぶことで、地域の特性や条件に精通した施工が期待できます。信頼性や実績を考慮して業者を選定しましょう。
また、緊急時の応急対応なども地元で実績が多い弊社にご依頼いただければ、長期的なご安心を頂けると思います。
6.保証とアフターサポート: 施工業者から提供される保証やアフターサポートの内容を確認し、工事後のトラブルにも対応できるようにしておきましょう。
屋根材によっては、メーカー保証が30年発行される優秀な屋根材もございます。また、弊社独自で雨漏り保証10年などの自社保証も好評頂いております。
流山市特有の要因や、建物の一つ一つの立地や劣化状況を考慮した工法や建材の選定と、屋根カバー工事の実績が豊富な地元の専門家や業者に相談し、複数社に相見積をしたうえで、最も信頼できそうな適切な業者選定をしましょう。