パーフェクトトップで外壁塗装(2色塗り)・スぺリアルNEOを屋根リフォーム(太陽光パネル脱着)|柏市
この度、柏市O様邸の外壁塗装・屋根リフォーム工事をご依頼頂きまして無事に完工致しました。
O様邸は築20年。スレート屋根材が割れて剥がれている様だ、との事でお問合せを頂きました。O様邸の屋根は、スぺリアルNEOというノンアスベスト屋根材を使用しており、割れがかなり進行している状態でした。その為塗装不可と判断し、屋根カバー工法をご提案させて頂きました。近隣では同形状の屋根を他業者で塗装しているお宅も数件ございました。しかし、塗装後数年で既に割れが多数再発している状態でしたので、仮に塗装を施したとしても長期的な保護にはならない、と説明をさせて頂きました。更にO様邸の屋根にはソーラーパネル(京セラ製のサムライ)が設置してありました。ソーラーパネルは、直接固定という屋根に穴を開ける工法で設置されていましたが、その工法では雨漏りを引き起こす可能性があります。その為、金属屋根を設置後はキャッチ工法という屋根に穴を開けない固定金具を用いた工法にてソーラーパネルを再設置というご提案をさせて頂きました。上記を踏まえまして、屋根リフォーム工事とソーラーパネルの脱着と合わせますと高額になってしまいましたが、弊社の提案にご納得頂き工事の依頼を頂きました。
築年数 | 築20年 |
施工範囲 | 外壁塗装・屋根リフォーム(屋根カバー)工事 |
外壁塗装 | パーフェクトトップ | ND-111/ND-050 |
付帯塗装 | ファインパーフェクトトップ | ND-155/19-60B |
屋根カバー | ディプロマットスター | エバーグリーン |
外壁塗装で最初の工程が高圧洗浄です。
外壁・屋根・付帯部…その他コンクリートの箇所等。家全体の汚れを高圧洗浄で徹底的に落とします!最大15Mpaの水圧でコケや藻を除去します。(必要に応じて薬剤を使用して汚れを落とします。)
洗浄工程は約1日の時間を掛けて行われます。
美観性を保ち、耐久性を確保する塗装を施すにはこの洗浄作業を徹底的に行わなければなりません。
【参考記事 】
➡ 大切な下処理!高圧洗浄をする理由
サッシ廻りの増し打ち工事を行いました。【サッシ廻りのシーリング工事について】サッシ廻りのシーリングはサッシ枠の形状によってはシーリングの撤去が困難で中途半端な打替え工事になるケースが多くあります。そういった場合、劣化の状態に応じて【増し打ち】での対応の方が無駄なく品質よく施工ができる場合が多いかと思います。
ただし増し打ち工事の際、プライマーの塗布不足や、既存シーリングとの相性・そして最も重要な事として、
新しく充填するシーリングは『5ミリ以上の厚みが取れるか』が増し打ちの際には重要となります。これはシーリングメーカーさんの施工マニュアルにも記載されておりますので、仕様をしっかり守って施工を行う事が重要になります。シーリング=打替えではないとダメ!!と仰る業者さんもいらっしゃいます。基本的にはその通りなのですが、そこは理想と現実がございます…。現実的に不可能な形状の場合もありますので、しっかり既存の状態を判別し、何をもって打替えが適切か増し打ちが適切かの適正判断が重要かと思います。シャインではサイディング壁の目地は完全な打替え、サッシ廻りにはケースバイケースで増し打ちでも7年の破断保証を発行しておりますので、施工品質に適した方法で品質施工を心掛けております。場合によっては、打ち替えた方がかえって早期破断を招いてしまったという方もいらっしゃいますので、「打替え」というワードに囚われず、施工レベルで信用できる会社選び、が重要ではないかと思います。
【参考記事 】
➡ シーリングとコーキングの違いは?一成分型と二成分型のシーリングはどちらが良い?打ち替えと増し打ち 種類や用途を徹底解説!
外壁【ND-111】
下塗り
外壁【ND-111】
中塗り
外壁【ND-111】
上塗り
外壁【ND-050】
下塗り
外壁【ND-050】
中塗り
外壁【ND-050】
上塗り
外壁には、日本ペイントの『パーフェクトトップ』を使用致しました。
パーフェクトトップは日本ペイントが『ラジカル塗料』として開発した塗料で、耐候性と仕上がりにすぐれた塗料です。
※耐候性とは塗料が紫外線、雨風などに耐えられるかどうかを指します。 耐候性が高いものほど長い間塗り替えずに済みます。今回O様邸では、ホワイト系のND-111とグリーン系のND-050を使用致しました。【参考記事 】
➡ リーズナブルなのにシリコンを超える!パーフェクトトップ
屋根リフォーム(屋根カバー)工事・ソーラーパネル(京セラサムライ)の脱着とキャッチ工法にて取り付けの概要
先述致しました通りO様邸の屋根は、スぺリアルNEOというノンアスベスト屋根材が使用されており、割れがかなり進行している状態でした。
その為塗装不可と判断し、屋根カバー工事を施工致しました。
塗れない屋根に塗装をしても、数年後には塗膜が剥がれたりして、高いお金をかけた塗装も無意味になってしまいます。
家にとって良いことはひとつもありません!
しっかりと診断できる業者を選びましょう!
【参考記事 】
➡ 塗ってはいけない屋根
➡ スレート屋根材【コロニアル】の耐久性とメンテナンス
先述致しました通り、O様邸の屋根にはソーラーパネル(京セラ製サムライ)が設置してありました。
その為、ソーラーパネル(京セラ製サムライ)を脱着後に屋根リフォーム(屋根カバー)工事を施工致しました。
ソーラーパネル(京セラサムライ)
脱着中
ソーラーパネル(京セラサムライ)
脱着中
ソーラーパネル(京セラサムライ)
脱着中
現場が狭小の場合、施工中はソーラーパネルの一時預かりも可能です。
安心してご相談下さい。
棟板金の撤去
防水紙(ルーフィング)の設置
金属屋根を加工・設置
実は、屋根の防水は屋根材だけで完成しているわけではありません。
屋根材の下に設置する、防水紙(ルーフィング)が最も大事な役割を果たしています。
屋根に塗装や金属屋根を施工をしたから雨漏りが防げるという訳ではありません。
(もちろん!屋根塗装も金属屋根も家を守る為に重要な要素です。)
吹き込むような台風などの雨水から家を守っているのはルーフィングと言っても過言ではありません。
防水紙(ルーフィング)を設置する事によって守られているのです。
ルーフィングにも種類や耐用年数は様々です。
手でちぎると破れてしまうようなものもあれば、どんなに強く裂こうとしても破れないものもあります。
シャインではサンプルを取り寄せて耐久性実験を行い合格した防水紙(ルーフィング)を使用しています。
(もちろんご提案時には商品名をお知らせしております。)
ソーラーパネル(京セラ製サムライ)の取り付け(キャッチ工法)
ディプロマットスターの施工後、ソーラーパネルの再設置を行いました。
ソーラーパネルは、直接固定という屋根に穴を開ける工法で設置されていました。
しかし、その工法では雨漏りを引き起こす可能性があります。
その為、金属屋根を設置後はキャッチ工法という屋根に穴を開けない固定金具を用いた工法にてソーラーパネルを再設置致しました。
京セラ製のサムライシリーズのソーラーパネルは、パネルが細かい仕様になっており、通常のソーラーパネルよりも沢山の金具を必要と致します。
キャッチ金具の取り付け①
横レールの設置
キャッチ金具の取り付け②
キャッチ金具の取り付け②
施工後
キャッチ工法にてソーラーパネル(京セラサムライ)を設置後、適正な電圧が流れているか点検させて頂きました。
屋根リフォーム(屋根カバー)工事 ビフォーアフター
既存シーリングの撤去
既存シーリングの撤去後
シーリング補修
充填
シーリング補修
均し
シーリング補修
完成
既存シーリングの除去
プライマーの塗布
充填したシーリングを丁寧に均す
付帯部分は外壁よりも軽視されがちですが、付帯部こそ劣化が早い建物をよく見かけます。
ご近所で外壁塗装をされていて、外壁は綺麗なままなのに、破風板や幕板などは早くも色が褪せたり汚れたり、塗料が剥がれていたり、している建物を非常に多く見かけます。
破風板や幕板(化粧モール)、胴差ともいいますが、これらも外壁のサイディングと同様に目地(つなぎ目)が存在し、そこに対してはシーリングが施工されています。
外壁のつなぎ目はシーリング打ち替えをすることが大切とされていますが、付帯部のつなぎ目はあまり重要視されていない傾向にあります。
その為、劣化が早くに進行してしまう事になりますので、弊社としては外壁も屋根も塗装の前の下地補修や下地強化が重要だと考えております。
補修は塗装をするよりも実は手間がかかるので省略されがちですが、最も重要だと考えます。
柏市 O様邸 外壁塗装・屋根リフォーム(屋根カバー)工事の完成です。
最後にタッチアップ・点検をして完工です。アイボリー系とグリーン系の2色使いで、可愛らしい雰囲気に仕上がりました。更に屋根もディプロマットスターのエバーグリーンを使用し、外壁との統一感が生まれた様に思います。
アンケートでは全ての項目に【満足】・グーグル投稿では【☆5】の評価を頂きました。柏市のO様、この度の外壁塗装・屋根リフォーム(屋根カバー)工事の際は大変お世話になりました。今後とも柏市のシャインを宜しくお願い致します。気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。