外壁塗装は、3回塗が基本中の基本。
ですが、下地の状態、素材、仕様によっては4回塗、5回塗も必要になります。
下塗りは美観や保護というよりは、素材と塗料の密着を良くするために行う大切な作業です。
キレイに塗るのは、職人であればそんなに難しい事ではありません。
しかし、塗布量、希釈率をしっかり計算して塗る為には、お見積りに坪ではなく塗布面積が記載してあり、それを元に使用缶数を計算してしっかり塗装していく必要があります。
下塗りは既存の下地に合わせて選定し、劣化が酷い場合や素地が露出してしまっている場合には素材強化の為に2回、3回と塗装する事もあります。
これを怠ると、せっかく塗った塗料が数年で剥がれたりしてしまうので、状況判断と適正な塗装が必要です。
いくら上塗りに良いものを使用しても、下塗り材は共通な場合が多いので、職人のこだわりと知識が重要になります。