ガスケットはゴム状のもので、車のワイパーのゴムをイメージしていただくとわかりやすいとおもいます。
パネルのデザイン・模様・色に合わせた形状・材料の押し出し成形品なので、現場で外壁と外壁の間に押し込むようにして施工します。押し込むだけなので施工者の技量による差が出にくく、施工の均一化が期待出来ます。外壁パネル間の隙間のばらつきを吸収し、外観の向上と水や埃の侵入を防ぎます。
このガスケットは押し込んだことによるゴムの反発力により、サイディングとガスケットを密着させることで防水の効果を発揮します。
ガスケットの寿命は30年程度とされ、交換の際はガスケットを引っ張って取り外すだけなので、コーキング剤のように古いコーキングを除去する必要がなく、施工性に優れています。
ヒダ状のリップを対象物に押し付ける必要があるので、外壁が複雑な形状や表面が凸凹だと防水が期待出来ません。