千葉県柏市の介護施設(老人ホーム)のベランダにてウレタン防水工事を行っています。本日は、最終工程のトップコートの塗装になります。トップコートは外壁塗装でいうと上塗りみたいなもので、太陽光の紫外線から防水膜を保護する役目があります。
今回は、ベランダ内という事もあり、2液型アクリルウレタントップコートを採用しています。ダイフレックスDSトップゼロという、TXフリー型の有害物質を最小限に抑えた塗料です。
ご高齢の入居者様がほとんどですので、臭気や成分で具合を悪くされてしまう事もあるようなので、細心の注意を払った仕様の組み方大切ですね。
ちなみにTXフリーとは、トルエン、キシレンを含まない塗料という意味です。
夕方から雨の予報も出ていたので、私も参加し朝から一時間ほどで仕上げました。
約3時間の乾燥養生が出来れば、雨の影響もないのでお昼までに雨が降らなければ無事完工となります。
排水ドレン周りも美しく保護されています。
今回は、防滑型の微粒子パウダーを塗料に混合して塗装する仕様で、さらに艶を抑えた艶消しタイプで仕上げました。
標準型のトップコートは、雨に濡れると靴によっては滑ってしまう事もあるので防滑型が向いていると判断しました。
最近は、外壁塗装も意匠性の高い艶消しが人気ですので、ベランダ防水もギラギラ反射する艶有りではなく艶消しを採用してみている所です。
前日に仕上げた部分はエアコンの排水がしっかり弾いているのが分かりますね。防水している!って感じが良いですよね。