千葉県野田市にある農家のお客様のトタン屋根と木部(破風板)の塗装工事を開始しました。外壁は老朽した木製鎧張りの外壁から窯業系縦貼りサイディングに張り替えです。本日はトタン屋根の塗装前清掃や下処理(ケレン)をしています。
農家のお家なので周囲に大きな木もあり、落ち葉などで屋根や雨樋が大変なことになっています。(^-^;
日本瓦の屋根とトタン(瓦棒)屋根との隙間が手が入る程度しか隙間がなく、高圧洗浄を使用してしまうと雨漏りしてしまう構造なので、手で清掃して、落ち葉など埃やこびりついた汚れを研磨パットを使用して下処理もしていきます。
最後は、ホウキで履いて清掃終了です。
このまま下塗りの工程に入りますが、この日は雨が夕方から降る予報でしたので、明日に変更してほかの木部破風板のケレンなどを進めました。
あらかたヘラや皮スキで劣化し浮いた塗膜を除去します。
最後にガンコという研磨パットで細かい塗膜を削り取りケレンを終えます。
もっと厄介な劣化塗膜の状態の場合は、電動工具(ベビーサンダーなど)を使用して3種ケレンを行う事も少なくないです。
更に木部が腐食し始めている場合には、ガルバ鋼板で被せ板金もお勧めです。
ちなみに今回は4種ケレンの部類に入りますね。
木部だけでなく、鉄部、アルミ部、はたまた表面塗膜が劣化していれば外壁のサイディングもケレンを必要としますし、スレート屋根でも悪い塗膜が残っているなら、高圧洗浄だけでなく3種ケレンを行う事もあります。
弊社の施工事例にも掲載していますが、屋根の3種ケレンは3人で2日がかりで全体の塗膜を剥がしましたからかなり時間と手間が必要な作業なんです。
一度でも粗悪な塗り替えを行われてしまうと、今後は剥がれないまともな屋根外壁塗装にするためには、悪い塗膜を徹底して剥がす工程が必要になりますので、金額も高額になります。
出来れば屋根はもちろん外壁などの塗り替えは安さや実績数、ブランド力にとらわれないで、確実に施工してくれると確信の持てる専門店にお願いしてほしいものです。
あっ!ちなみにシャインも専門店ですよー(^_^)/