松戸市六実で2年前に外壁塗装を行ったK様邸の点検に訪問。当時、直貼りサイディングだったK様邸はサイディングを張り替えるか、リスクを承知の上で外壁塗装を行うかの2択でした。
まさか建築当初、直貼りサイディングというサイディングの貼り方に問題があるとは想像もしえなかったこの時代の戸建建築。
それもそのはず、建築品確法で「直貼りはNG」「通気工法が原則」となったのは、2000年です。
2000年以前に建った建物は、直貼りがOKとされていた時代の物で、運河悪いとしか言いようがありません。
松戸市のK様も、それを他の業者からも指摘されており、張り替えるしかないと言われていたそうです。
確かに張り替える事が最善なのですが、どうしてもそこまでの予算がないご事情もあるかとは思います。
ですので弊社としては、もう一つの選択肢として、透湿性重視の塗料を使用した外壁塗装をお勧めさせて頂きました。
これ以上ないぐらいの透湿性能を持った塗料を使用して塗装をしてみるという方法ですが、リスクがセロになるわけではない。
それでも、直貼りによる塗装後の熱膨れや剥がれが発生しないお客様も多くいらっしゃいますので、チャレンジする価値はあると思っています。